凪の日々



■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■

もくじ前の日次の日


2014年09月07日(日)

今年の夏休みはアユムとだらだら過ごした。
まず、アユムはアイと違って塾に行きたがらない。
アイは夏休みは塾の夏期講習だけに参加したり、科学館の児童科学教室に毎週通ったり、パソコンでお絵描きイベントに一人で地下鉄に乗って通ったり公民館の運動教室に通ったりとそれはアクティブに動いていた。
全部私が探して本人の意志を聞いて、同意を得てから申し込んだんだけど。

アユムはこれらをいっさい拒否。「いや。」の一言でバッサリ切り捨て。
「子供だけでキャンプってのは?」「いや。」
「図書館に本借りに行こうか」  「いや。」
「ショッピングモールに買い物に」「いや。」

そんな感じで夏休みはほぼ引きこもり状態。
何をしていたかというと、午前中は宿題をしたりゲームやネットしたりして過ごし、午後は友達に電話してうちで遊ぶという日々だった。

いや、いいけどね。遊ぶのも自分たちだけで遊ぶから楽だし。
リビングに来ないで子供部屋だけで遊ぶならって条件を飲んで遊んでいるわけだし。
でもその狭い部屋で小学校五年生女児7人でかくれんぼは無理だろう。
さすがにそれは子供たちも学んだようで、それ以降はMAX4人までになったけど。
五年生でもかくれんぼとかするんだ。
いいけどトイレは一人で入る所だよ。
二人も三人も入って鍵かけるんじゃない。
女児の歓声だか嬌声だか悲鳴だか。
あぁご近所迷惑だわこれ。ごめんなさいご近所さん。
かといって、外で遊んでおいで、と放り出しても、小学五年生女児。
どこで変質者がヨダレをたらして眺めているかわからないし。
よそのお子さんがうちに遊びに来てから行方不明とかになったら申し訳ないし。
そう考えると、室内で遊んでもらってた方が安心なわけで。

「たまにはアユムもお友達のおうちで遊ばせてもらえばいいのに」と提案しても、「皆、『うちは無理』っていうんだもん」との事。
どういう意味で無理なんだよー
やっぱり仕事で親がいないから?
まぁ別にいいけどね。
私もパート始めたらうちで子供だけで遊ぶの禁止にするかもしれないし。

それにしてもアイとアユム。こうも違うとどうすればいいのか悩む所。
今のところアユムが断然アイより学校の成績が悪くて先が思いやられるんだけど。
コミュニケーション能力や観察力とか気配りとか、人間としての頭の回転のよさはアユムが断然アイより良い。
みんな違ってみんないいんだろうけど、親としてはどうその違いを、どこを認めて伸ばして、どこを修正していけばいいのか。
難しいところ。

そんな感じの夏休みでした。


2014年08月20日(水) アニメの話

現在我が家には「●の●金術師」ブームが到来している。
きっかけはアニマックスで再放送が始まったから。
見てみたら、皆がどっぷりはまってしまった。
特にアイ。
いや、もともとのきっかけは姪っ子が当時リアルタイムで見ててはまっていたからなんだけど。
当時姪っ子の熱意をまったく理解できなかった私とアイ。
だってアイは小学生だったし、私は未就園児のアユムかかえてテレビ見る暇なんかない時期だったし。
やっと親子共精神的余裕が出てきて、親子でテレビとか見れるようになったわけで。

で、原作を立ち読みしてみたら、それほど残酷な描写があるわけでもなさそうだったので、全巻大人買いした。

ちゅうにびょう的じゃないところがいい。
ただ子供が駄々をこねて自分の世界だけに引きこもって自分の世界の物差しで外の世界を歪んでみている刹那的思想あふれる世界じゃない所がいい。
やたら「大人は」「子供は」的台詞が出てくるけど、作者が女性だからこその思考方向なんだろうな、とも思えば納得するし。
「銀の●」は立ち読みして知ってるけど、あれと根幹は同じだなぁと。
(「銀の●」から先に入ったから、「鋼…」を読みながらも「銀の●」を重ねて読んでしまうという)
生きていくために命を奪う事の意味、みたいな感じ。
それと、すべての伏線がきっちり繋がっているのが気持ちいい。
アイは「すべてのキャラが好き」という。
誰一人余計なキャラというか、雑魚キャラがいないというか、どのキャラもちゃんと見せ場がある感じ。
自分の仕事をきちんとやってる感じが細かく描かれているところ。
そういう所がいいらしい。
「嫌いなキャラがいない」そうな。
私は●ンヴィーが嫌いかな。面倒くさいから。
好きなのは●ームストロング少佐。
空気も読めないし単純なのに繊細なところとか。
あ、これはこれで違う意味で面倒くさいキャラか。

そんな感じで、一家ではまってます。
あの頃の姪っ子に今会えたらあの情熱を理解しあえたのに…とタイムラグが残念でなりません。

ただひとつ不安なのは、今、我が家がはまっているのは原作に忠実な続編の方で、第1作目は原作をテレビが追い越してテレビ独自の世界になっていたそうで、そちらは原作と違ってドロドロのぐちゃぐちゃで救いようがないそうで…(うぃきぺであ調べ)
姪っ子がハマってたのはどっちのシリーズだったんだろう?

とりあえず、原作忠実派が良かったので、もう一方のテレビシリーズは我が家は存在を知らない事にします。
仮想の世界でまで落ち込みたくないからねぇ。
仮想の世界だからこそ、大団円のめでたしめでたしを味わって救われた気分を味わいたいものなのです。






My追加