皇帝の日記
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スノボ3日目。 というか、3日目にはもう帰る予定だったので、滑らないつもりだったのだが。 バースデー・ガールのデンマーク人が、ぜひとももう一日個人レッスンを取りたい、取ろうじゃないの。 と勧めて来るので、午前中9:00〜12:00の回を申し込み。
私的には、もうターンができるんなら良いじゃんかよ、という気持ちもある。 曲がれれば、木や人にぶつかんないしねー。 あと、全身筋肉痛だし。 イタタ。
13時までなら半日レンタルと半日リフトで済むから、お付き合いしましょう。 ということで授業を受けたのだが、昨日と同じ先生が、サービス精神を発揮して一時間余計にレッスンしてくれた。 ・・・余計な事を・・・。
だって、4時間のレッスン。 体力もさることながら、トイレ行きたいじゃんかよ・・・。 あと、道具返さないといけないしね。
この学生先生、「我々のゴールは、安全。怪我無しでいきましょー!」と声高に宣言しながら、自分の顔半分には「さっき切れました」という感じの深い切り傷が無数に。 そして、目の回りには漫画みたいな丸い赤あざが浮いているという・・・。 もー、絶対アイスバーンで転けたんでしょ?しかもノーヘルで顔面着地でしょ?という感じ。 (アメリカでは、一昨年だかに著名なスキープレイヤーの女性が頭蓋骨を骨折して亡くなった為に、ヘルメットの着用が半ば義務づけられている・・が、義務ではない。海外からの旅行者で着用していない人が目立つ)
そして、二日目の彼はブーツのつま先に、一日前には無かったベッコベコの破損と、板の亀裂が・・・。
「安全が一番!自分がコントロールできる状態を保って!」 とか言う、彼のしらじらしさよ。
皇帝も、一応ヘルメットは着けてる。 宿敵の義弟が買って来たのだ。 何その、普段は反目しているけれど、命は大事に的な優しさは。
今回は、スピンしながら降りて来ると言う技術を体得。 というか、皇帝は元々ターンしながら半分スピンがかかっていたので、これは言われた瞬間にできた。 地味に得意なんですよ・・・板物・・・。 でも好きじゃない。 疲れるからな。
というわけで、半日のスノボの後、サンタバーバラに帰宅。 途中例の贔屓のシェフが経営するラーメン屋の前を通ったので、ラーメンを二杯ずつ食べて。
イサムさんを迎えに行かねばならなかったのだが、月曜日は学校だし、夜遅いので断念。 月曜日の朝、シッターさんに連れて来てもらう事にした。 でも、その時間は学校に行っていて居ない皇帝。
もう母親の存在とか、忘れられそうな感じ。
今日も学校だったので、色々学んだり楽しかったが、とりあえずスノボ旅行の続きをば。
二日目土曜日は、朝からはりきってゲレンデへ。 というところだが、男性陣は自宅待機。 フランス人は二日酔いで倒れ、イタリア人は朝は動きたくないので午後から、そしてジャバ夫さんはまだ腹の傷が完治していないので。 女性陣だけでおでかけ。
マレーシア華僑はすでにざくざく板に乗れるので、一人上級者コースへと登って行ってしまった。 残されたデンマーク人と皇帝。 さて、ぼんやりしていても仕方が無いので、レッスンを受けてみたらどうだろうか、ということになった。 土曜日のスノボスクールは混むらしく、1クラス10人以上の編成だとか。 それでは上達が遅れそう。 滅多にスノボに行かないのだから、びよよーんとレベルアップしたいですね。 というわけで、個人レッスンを申し込む事に。 マンツーマン。 でも、高価な授業なので、二人で受けて半分ずつ払う事に。
10時から3時間のコースを申し込む。 長い。 考えただけで疲れた。 でも、自分で選んだ試練だからしょーが無い。 つか、ウインタースポーツって苦行だよね。 って、去年も行ってた。 僕はスキーもスノボもマラソンも、楽しいと思った事は一度もございません。 何故人は茨の道を選ぶのか。
もしスキー/スノボはこんなにも楽しい!と力強く思う人がいたら、説明してください。 楽しさを。
皇帝は板とブーツを持っていないので、レンタルしに行く。 ついでにリフトの券も買わなきゃだが、3時間のレッスン後無事に立ってるとは思えないので、半日チケットで良いんでないかな? と思いつつ、カウンターにたどり着くと、やけに机の位置が高い。 縁に手をかけながら「すいませーん。ブーツとボードをレンタルしたいんですけど〜。道具の半日レンタルってありますかあ。リフトも半日で」と聞く。 すると、道具は1時までに返さないと半日レンタルにはならなくて、リフトチケットは11時までは半日券を発行しないけど、一時までに返しにくれば、次回から20ドル引きになる券をあげる、という複雑なシステムだった。 いや、英語で言われるとね、複雑でしょ?
一々言われた事を確認の為にオウム返しに聞く皇帝。 ダラダラしてたら、授業の申し込みを済ませたデンマーク人が登場。 「あたしもリフト券欲しいけど、一日券で、この子は半日レンタルで・・・」 とサクサク話を進めてくれた。
「じゃああなたの名前をここに書いてー・・・子のこの名前は?」と皇帝の名前を代わりに書いてくれた、レンタル屋のおばちゃん。 そうね、カウンターにあんまり手がとどいてないものね。 ありがとうごじゃいます。 と思っていたら、「ファミリーネームは同じで良いわね?」と言い出した。
実はデンマーク人はお父さんがフィリピン人なので、頑張って良く見るとアジア系の顔をしているのだ。 だから、皇帝と家族だと思ったらしい。 「ああ、私たち家族じゃないのよ」とデンマーク人。 するとおばちゃん、事もあろうか
「あら、困ったわね〜。13歳以下の子だと、保護者のサインが無いとレンタルできないのよ〜。あなた、いくつ?」
・・・。 ・・・。
がくり・・・。 若く見られるのはうれしいお年頃ですが、子どもに見られては困る・・・。 というか、そんなに私の英語、いけてませんでしたか・・・。
がっくりしたまま、もっさりと特訓し、この日はターンができるようになった。 クルクルクル。
夜はデンマーク人のお誕生日ディナー! というか、この誕生日会の為に、極秘に集まったのであった。 まあ、バレバレだけどね。 ケーキをむさぼり食べて炭水化物を蓄え、明日のスノボに備えたのでありました。
そんなわけで、イサムさんをベビーシッターに託し、元ルームメイト達とスノーボードに行ってきた。
現場はロスから車で2時間半のビッグベアー。 面子がフランス人、イタリア人、デンマーク人(ヨーロッパチームは、今もルームシェアしている)マレーシア華僑アメリカ人、アメリカ人、日本人。 なんだか無理に揃えたみたいな感じになってしまったが、自然とこういう風になったのです。 なんとバラエティー豊かな。
とりあえず、行きは思ったよりも急な斜面は無く、スムーズに・・・車で登って行ったのだが。 途中、わー尖った石が落ちてはるーと思ったところに、思いっきり車を走らせたジャバ夫さん。 皇帝のプリウス、左前輪大破。 ばすううんん〜3
あーれー。 と、崖側に車を寄せて、後続の筈のヨーロッパチームのラウンドローバーを待つ。 いや、待たなくても、プリウスもちゃんとスペアタイヤを積んでいるのだが、誰もタイヤを付け替えられないと言う・・・。 もわーん。 しかも、標高が高いので、寒い。 雪が凍ってる。 もーん。
しばらくしてヨーロッパチームがやってきて「誰かタイヤの付け替えできる?」と言うと、イタリア人がサササっと付け替えてくれた。 おおー。
気を取り直して、ビッグベアーへ。
アクシデントのため、日が暮れてからレンタルした山小屋に到着。 なんかもう疲れたし、KFC行っとく?みたいなだらけっぷりの面々。 すると、イタリア人がラザニアを取り出し、オーブンで焼き始めた。 おお。 一家に一人イタリア男。 備えあれば憂い無し。
そんなわけで、近所の酒屋で仕入れたワインとラザニアで乾杯し、デンマーク人の持って来た人生ゲームをやって、この日は就寝。 次の日は、めくるめくスノボの筈。
明日から前のルームメイトとともにスノボの旅に行ってきます。 また来週お会いしましょう。
ところで、今日イサムさんの髪の毛をザキザキ適当に切り刻んでいたら。 それを見たジャバ夫さんが「なーんだ、床屋に行かなくても良いじゃん」と思ったらしく、皇帝に散髪を依頼して来た。
ほんで、ええ。 やっちまったんですが。 なんか、頭頂部だけザックリ切ってしまい、ザビエルな感じに・・・。
ジャバ夫さんも、さすがにショックを受け、言葉を失いました。 皇帝はもう、自分の犯した過ちの罪深さに恐れおののき、無言。
取るものとりあえず、モンテシトの床屋(ジェントルマン専門)に駆け込み「エマージェンシーです!」と無理に一時間後に切ってもらう約束をした。 一時間、モンテシトの公園でイサムさんをブランコに乗せたり、追いかけっこをしながら待つ。 帽子をかぶりながら・・・。
そして、こないだのエステートセールで会場の整理をしていたおばさんに出会った。 孫を遊ばせているそうな。 孫娘は小学校の中学年くらいで、イサムさんの遊び相手にはなってもらえそうになかったけれど、お行儀がよくて、イサムさんに「かわいいねえー(おせじ」と言ったり。
おばさんに事の次第を話したら「髪の毛はいつか生えるわよ」と慰められた。 そうよね・・・。
で、ドキドキしながらプロに散髪してもらって、戻って来たジャバ夫さん。 ちょっとミリタリー風な、短めの刈り上げにしてもらって、ご満悦。 短い髪も、結構似合います。 だがしかし、やっぱりちょっと頭頂部が薄い・・・。
という事は、勇気がなくて言えませんでした・・・・。
床屋さんは切りながら「奥さんを責めちゃいけませんお」と、なんか教訓を言ってたらしい・・・。
うん・・・。
べェンチュラにスポーツウエアのブランド、パタゴニア社がある。
会社があるだけでなく、直接販売もしているのであるが、アウトレットではないので別にお得になっているわけではない。 さすがに本国お膝元なので、日本よりは安くなってるけど。 世界展開しているブランドだから、どんなにか大きいかと思わせるけれど、実はそんなに大きくはなく、1ブロック内で足りてしまう程度の展開。 在庫も持ってるけど、倉庫は全米に点々と散らばっていて、近いところから適宜出荷されているらしい。 あと、社員の子どもの為の保育所なんかが併設されているので、でかいっちゃでかい。 でも広大ではないな。
職人さんが会社にいるので、持ってるパタゴニア製品がほつれたりして壊れたら、そこですぐ直してくれるらしい。 残念ながらパタゴニアの製品は丈夫過ぎて壊れた事が無いので、確認はできないのだが。
本日なかなか昼寝しないイサムさんを車に積み込んで、寝かし付けがてらパタゴニアに行ってきた。 狙いは、ジャバ夫さんが前から欲しがっていたキャリーバッグ。 そろそろ誕生日なので、機内持ち込みギリギリサイズのを購入。
それから、父に頼まれていたのでエコロジーバッグ。 パタゴニアのエコロジーバッグはすごいよ。 ぱねえ軽さで、薄さで、小さくなって、しかも10キロの米袋入れても伸びもしない丈夫さ。 何この夢の繊維。 このエコバッグを一回使うと、もう他のバッグに戻れない。 しかもスタイリッシュ。 その上やたらに物が沢山入る。 お勧め。 ちなみにアメリカでは15ドルです。
このやたら軽い素材でできてるバッグのシリーズがいくつかあって。 大きめのリュックと、小さめの斜めがけを、育児用バッグとして使っております。 ジャバ夫さんも持てるように、黒をチョイス。
育児用と言えば、ちょっと大きな(たぶん釣り用とか)ウエストポーチ。 これにぬいぐるみとかイサムさんのおもちゃをパツパツに詰め(パツパツがポイント)そこにイサムさんを座らせて、抱っこの補助にする事もある。
そうそうエコと言えばこの会社はエコにやたら力を入れてて、会社の屋根はソーラーパネルになってるのです。 徹底している。 アウトドア派じゃないので中々利用しないけど、何かあったらここで揃えたい。
今日はジュエリーのクラスだった。 トンカチトントンしながら、真鍮でマルカンを作ったり、石を留める練習をしたり、銀板を糸鋸でギコギコしてデザインを作ったりした。 充実。
朝一の授業は割と肉体派で、「理屈は良い。身体を動かせ」って感じ。 今は、ネイティブアメリカンの技術で銀の指輪を作っているところ。 先生は、細かい事は言わないけど厳格で「ここんとこ長さが足りないんですけど〜(おずおず」と聞こうものなら「足りないなんて事はありえない(きぱ」と返して来る、白髪のショーン・コネリー似なナイスミドルです。
午後の授業は、ジュエリーのテクニック。 まずは定規と計算機を持って来て、石の直径を特別な機械で0.00ミリ単位で測って、理論と理屈で緻密に石留めなどの技術を学びます。 もちろん、計算するだけではなくて金属をトンテンカンテン加工して、実践します。 しますんですけどね。 なんでしょうかね、円周率だのなんだのって。 別にそんくらいは計算できますよ、だって計算機持ってるし。 でもさあ・・・
英語じゃんか・・・
直径ってなんて言うんだっけ・・・バイオじゃねえや、ダイオメター。 ふーん・・・。
先生(職人さん)がものすごい早口で、しかも本人が「僕、注意欠陥多動性障害なので、時々僕の頭の中で正しいと思ってる事が、口では違う事言ってますから」という申告を。 ん? 先生の頭の中だけで話が進んでいると言う事? 「あと、話をしながら作業してると、手順を間違えます。でも皆さんは間違えないように」 な、何故授業を引き受けたのだ・・・。
若干目眩がしながらも、先生は皇帝のことを「英語の全くわからない子」と認識しているらしく(まあ間違いではない)とても気にして、何回も作業を見に来てくれる。 石の直径の82%と、75%のリング(マルカンみたいなの)を作る事になった時など、「この子大丈夫だろうか」という感じムンムンで(大丈夫じゃなかったけど)何度も手直ししてくれた。
ところが、これが彼の障害なのか、皇帝の苦心の作を何故か他の生徒の物とごっちゃにしてしまい、無くすと言う失態。 先生の言い分は「何故こんなミスをしたのかわからない」 そ、そうか・・・。 でも、僕はそのリングが無いと先の作業に進めない。 とオロオロしていたら、さすがに先生なので皇帝が1時間かけた物を10分で作って渡してくれた。 しかも、もっと美しく。
先生は自分の作業に没頭すれば、すばやく作品が仕上がるのだが、生徒に教えながらだと手順がわからなくなって混乱して、頭を抱え込んで机に突っ伏したりする。 なんか、頑張って、先生。 生徒も先生の応援をしていて、プリントの配布とか名簿を使って点呼をとるとか、材料を均等に配分するとか、できないことをお手伝いしている。
ある意味クラスが一丸となって、この学期を切り抜けようとしている。 これはこれで良いのではないでしょうか。 おらも頑張る。
サンタバーバラのボタニカルガーデンに行ってきた。 元々の家の近所で、今までなんで行ってなかったのか、というロケーション。 ようするに、解放庭園ですね。 市営の。
前の家の近所と言う事で、やはり火災の被害は免れず、園内の全ての橋は焼け落ちてしまったため、園を一周回るコースだけが残っている。 庭の真ん中を川が走っているのだ。 疲れたからと言って、途中で橋を渡ってショートカットすると言う事ができないので、一周一時間程度をこなさなければならない。 行けるか? いや、自分だけなら行けるけど、イサムさんがいるからさ。
一応ストローラーを用意して、イサムさんが疲れたら乗せて行けるようにした。 いざや出発。 と、歩き出したとたんにイサムさんストローラーに乗り込む。 えーもう? と、ガラガラ押しながら進んで行くと、途中からけっこうな山道に。 ああ〜がたがたがたがた。
成長すると、世界最大級の大木になると言う木とか、ヤゴやメダカのいる池とか、珍しい鳥だとか、そういうのが断りも無く居るらしいので、自然観察の人とかが熱心にメモをとりながら歩いている。 もちろん、子連れのお散歩もちらほら。 入場料8ドルがやや高く感じるけど、こないだのヘモヘモ水族館も8ドルだから、市営のものは8ドルって決まっているのかな?
ガタガタしながら山を越え谷を越え、ついに入り口に戻って来た。 ボランティアがやっているお土産屋さんがあるので、入ってみると中々の雑貨セレクション。 庭に生えてるハーブでできた石鹸やクリーム、野草を描いたレターセットなどなど。 何故かイサムさんがムカデのおもちゃを気に入って放さないので、これも購入。 だって、ゴムのおもちゃなんだけど、くわえるは伸ばすは、床に打ち付けるは・・・買わないと申し訳ない程に痛めつけてて・・・。
そうえば、行く前に前の家の設計者の人に会ったら「あの庭の橋は僕が作ったんだよ〜。見て来てね」と言っていたんだが。 無かった。 ごめん。
ところで昨日のエントリーの解決策を思いついたんだが。 一個一個の仕事を、もっと早くこなしたら良いんじゃね? というわけで、時短にがんがる。
最近ネットに上がる時間が調整しにくい。
最近の皇帝の一日は、
朝、イサムさんとともに起きだして、パンを焼いてコーヒー入れて朝食。 背痛緩和の為に一時間運動。 その後、自分の居住地区だけ掃除機をかける。 やはり、自分の生活している使っている物たちは、自分で綺麗にしないと、人として駄目になる気がするので。 あと、運動した後に掃除機をかける事で、身体のクールダウンにもなるし。 ベイリーさんの毛がとても気になるし。 お手伝いさんが来る前に済ませて、何気ない顔をしているのがポイント。
身支度をしてから、イサムさんの離乳食作り。 もう離乳食じゃなくても良いんだけど。 コックさんの料理は色んな香辛料が使われてて、大人でもちょっとクセのある味の事が多く、食べにくいから。 イサムさんはすぐにハンストするし。 とりあえず主食の米(かウドン)と、みそ汁、茹でた野菜を用意する。
昼間イサムさんを公園に連れて行く事を課題として自分に課したので、昼ご飯の後は車に乗せて外出。 一時間ばっかり遊ばせると、イサムさんお昼寝の時間になるので、車に乗せて30分程ドライブして寝かせる。 その為にベンチュラかサンタバーバラの方へ行って、ついでに細々した買い物を済ませる。
で、帰って来ると夕方で、夜のイサムさんの食事を準備して食べさせて、裁縫したり、イサムさんとクレヨンクラブして、寝かしつけ。 イサムさんが9時に寝てから、自分が寝る間にネットをするのだが。
なんかジャバ夫さんが「映画観よ〜」とか言ってDVD持って来たりすると、そっから2時間映画鑑賞。 もう寝る時間でんがな。 一応、メールに目を通して、更新だけは済ますんだけど。 これは工夫しないとなあ。 夜は疲れてるし。
昼間にどうにか時間ができないか、検討する事にする。
あ、開墾にはまっている義弟が、トラックを買って来た。 トヨタのタンドラ。 でけー! 邪魔!
家の周りがアボガドの森になっているという話をしたが。
どうやら、この辺の土地は、所有地の何%以上かに、市が指定している作物を植えておくと、税金が安くなるらしい。 だから、オリーブやらオレンジやらが、別に収穫されるわけでもないのにあちこちに生えているのだ。 落ちて腐って、えらい事になっているが・・・。 作物を売る為には許可証が必要で、なかなか審査が厳しいらしいよ。
さて、セーリング選手の義弟がシーズンオフだ。 オフだから、たまに行く筋トレ以外は四六時中家にいる。 邪魔だ。 いや、そんなつもりで言ってるんじゃなくて、ただ邪魔だなーって思ってさ。 ふ・・・。 邪魔。
あんまり邪魔なので、なんかしたら良いんじゃないの? 外で健康的にさ。 家から出てさ。 ほら、気候も丁度あたたかになって来たじゃないの。
と、熱心に外出を勧めていたら、むこうも「義姉うぜー」と思ったのかどうか。 突然アグリカルチャーに目覚めた義弟。 と言っても、家庭菜園とか生易しいもんじゃあない。 開墾である。
火事になってしまった元々の家の土地に行き、山斜面を開墾し始めたのだ。 おー。 フロンティアは消滅したんじゃなかったのか。 大草原の小さな家。
それもやけに凝り性で、私有地なら無免許で良いだろう(可否不明)と言って重機類を業者から調達して来て、操作を習い、木を切り倒して根を掘りおこし、作物を植え柵を建て・・・。
そんなわけで皇帝の思惑通りに朝から晩まで外に出ている事になった義弟。 だが、今度は2時間おきくらいに電話して来るようになった。 もちろん皇帝にではなく、義父母か義妹になんだけど。
うーん。 早くセーリングのシーズンになってくれー。
イサムさんの最近の目覚ましい進歩と言えば。 時々ちゃんとしゃべるようになりました。
ご飯を食べる前なのに「おにゃかいぱーい」 何も食べてないのに「おいちー」 虚空に向かって「ホワーイ?ホワーイ?」 いないいいないばあの音楽に合わせて「ばあ!」 滑り台を滑ろうとしている他の子どもの背中に向かって「ゴー!」 大をすると「ぷーっぷー」
とか。 あと、最近恐怖心と言うのが出て来たらしく、滑り台を滑らなくなった。 とりあえずスタート地点に座るんだけど、怖いから滑り出さないで戻って来る。 なんか言い訳を言っているんだけど、それは宇宙語なので良くわからない。 「にんにょんのーうりゅー」 と戻って来るのだ。 目線はやや下で。
あと、木製のレールのおもちゃをあげたのだが。 このレールを自分なりに繋げて、オリジナルコースを造るようになった。 すごいなー。
そして、二足歩行も板に付いて来たようなので、ついにテーブルの縁に付けていた保護パッドを外しました。 もう頭ぶつけてるとこ見ないしね。 まあ、もう少ししたらユアンが頭をぶつけまくるんだろうけど。
困った事と言えば、オムツの取り替えがダイッキライで、お母さんが新しいオムツを持って近づくと、全速力で逃げる。 子どもって、思いっきり前傾姿勢で全力で走るから、けっこう追いつけない。 捕まえても、身体をよじって逃げようとしたりね。 落ち着いて欲しい。 別にオムツはお母さんが取り替えたくて取り替えるんじゃなくて、お前の為なんだよ!(くわ!
ところで、NHKいないいないばあの挿入歌で「シャンプップーで〜シャンプップーで〜♪」ってのがあるが、あれいつも米語の人達に失笑されてる。 プーって幼児語でうん○ですからね。 「ご機嫌!ご機嫌!シャン、プップー!♪」などと言ってる場合ではないよ、うーたん・・・。
皇帝
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