皇帝の日記
目次もくもく|ぶらり過去旅|ぶらり未来旅
おらのフェイスブックがハッキングされたっぽいです。 なんか私からのメールで、英語で「このページ開けてみ?」みたいなのが来たら、開けないで! 今フェイスブックに被害届を出しています。 義妹もやられたらしいので、彼女ともお友達登録してる人は注意ー。
さて、イサムさん二歳検診だった。 言葉が遅いので、難聴検査をしてみるのも良いかもね、と勧められたが。 でも、医者が聴診器を当ててる時に「いた〜い、いた〜い」と泣いていた(痛くないくせに)。 その思い、医者に通じず。 あと、お昼ご飯の時にキノコ食べながら「のこ〜、のこ〜」と言っていたので、一応しゃべってると思うんだけど。
水疱瘡の予防接種をしたので、せっかく麻疹が引いたイサムさん、今夜はプチプチが出るかもしれない。 要注意。
レディ・ガガのオフィシャルサイトから、日本の為に祈りをゴムバンドを購入しようかと思っている。
http://www.ladygaga.com/Default.aspx#!tweets-official
収益金が義援金になるんだけど、そういうとゴムバンド買わないで直接募金しろよって話になるかと思うんですが。 このゴムバンドを付けてると、それを見た人が私が日本人だってわかったりして、そっから「地震大丈夫だった?」という話題になり、日本の現状を外国人にお伝えする機会ができるわけですね。 話が進めば、「あなたも募金はいかが?」ってな事にもなるかもしれないし。
他にも、ハリウッドセレブが続々と高額寄付をしていて、もうハリウッドに足向けて寝れないです。 私が言うのもおかしなもんですが、日本の為にありがとう。 しばらくセレブの体型の文句とか言いません。
ところで、我が家がアメリカ赤十字に送ったお金ですが。 なんと銀行で止まってる!! 今まで送った事のない所に、送った事無い金額が振り込まれたので、銀行差し止めになってしまったのでした。 なーんと。 普段寄付していないからこんなことに・・・。 こんなことで、止まってる義援金が結構あるんじゃないだろうか。
ちなみに、銀行に本人が電話すると凍結解除してくれます。 あわてず騒がず。
昔から放火と火事場泥棒は最も重い罪、と相場が決まってるもんなんですが。 義援金を装った泥棒などが出ると聞くと、がっかりしてしまう。
中でも怖いなーと思うのは、東京電力を装ってやって来ると言う、男複数人のグループとか言うの。 今の所、狙いは女性のようなので、一人暮らしや日中一人の女性は、ドアを開ける前にしっかりと確認を。 これ、年寄りなんかがターゲットだったら、簡単に開けてしまいそうで怖い。
さて、できるだけくだらない事を書く。
イサムさんの熱が下がったので、デイケアに送って、皇帝は学校へ。 ところが、課題のリングが無くなってしまったのだ。
最後に見たのは、イサムさんがお母さんの机の上のリングに手を伸ばそうとしていた時。 「駄目よー。お母さんのリングで遊んじゃー」 と言って、2秒目を離したら、無くなっていた。 飲み込むにはでか過ぎるリング。
ジャバ夫さんに泣きついて、テレビの台を動かし、机を動かし、ベッドを片付け、懐中電灯で床と言う床を全部見た。 机の横のゴミ箱の中もじっくりかき回した。 でも無いのだ。 テンコーヒキタも真っ青のイリュージョン。 無い無い無い。
まさか飲んじゃいないと思うのだ。 だって500円玉よりでかいもの。 でも一応、デイケアの人に「うん○したら確認してください」と言っておいたのだが。 時を同じくして便秘になったらしい。
今うん○待ち。
パンダのお母さんが赤ちゃんを踏んづけて死なせてしまったと言う話を聞いて、なんてことを!と思っていたけれど、今朝は母に踏まれたイサムさんの鳴き声で目が覚めました。 ごめんよ。
日本のニュースがどんどん緊迫したものになっていて、見ているだけで焦ります。 こんな時に普段どうり更新もどうかと思いますが、被災記事やニュースに疲れた時に一休みできるところが必要かと思い、平常運転でまいります。
北カリフォルニアでは青年一人が津波にさらわれてしまいました。 津波警報が出ていて、最も危険と言われていたエリアにわざわざ行って、防波堤に登ってシャッター・チャンスを待っていたそう。 まだ行方不明ですが、警報は意味があって出ているのだから、ちゃんと聞かないと。
サンタバーバラ沿岸でも避難警報が出ていたので、誰も出勤していなかったそうですが、釣り客相手のお弁当屋さんが流されてしまったようです。
我が家も、もしまだビーチハウスに住んでいたら、再び避難勧告が出ていた事でしょう。 二年間で二回火事で焼けだされて、津波にやられてたらと思うと、だってだってだって、だってだってなんだもん、ってなりそう。
さて、イサムさんが飲み物をあまり飲んでくれないので、脱水気味。 医者に勧められて、ゲイタレードを凍らせたチューペットみたいなのを買ったのだけれど。 食べてみたら、酸っぱくて甘くてベタベタで、しかも食べたら口の中が真っ青に。 イサムさんも一口も食べなかった。 でも元気にはなって来ているので、今夜からは自分の部屋で寝てもらう予定。 お母さんに踏まれちゃうものね。
そしてジャバ夫さんの具合は悪くなりっぱなし。 常備薬って持ってる時はずっと持ってるような気がするんだけど、一回風邪になるとすぐに風邪薬は無くなるし、のどぬーるもベンザブロックも無くなってしまった。 アメリカの市販薬はよくわからないし。 ジャバ夫さんは大人なのに市販薬に全然詳しくなくて、この年になるまであんま薬とか飲んでなかったっぽい。 薬局でどれが良いのか聞いてもよくわかんないのだ。 とりあえず、ビタミン剤を飲んでいるジャバ夫さん。
皇帝のつわりは、ちょっとよくなって来たっぽい。 そんなバカな。 今このちょっと具合がいいのは、騙されているに違いない。 こんなに早くつわりが終わるわけない! でも今のうちに休んでた運動とかしておこう、というわけで、せっせと歩いたりしている。 ウロウロ。
それと、元気なので掃除をしてたら、結構多くの小銭を発見したので、再び同金額を募金に振り込んでおいたのれす。
地震のニュースに、アメリカの友達が心配して連絡をくれるのですが、私もよくわかんないので何とも言えず。 ロスは人間関係が希薄で、冷たい都市よねーと思っていたけど、そのせいなのかどうなのか、袖触れ合っただけみたいな仲の人が、突然心配して電話をよこしたりする。 日本が大変だ!ってなって、そういえば日本の子が居た!って思い出してくれるなんて、優しいよねえ。
さて、日本のニュースとアメリカのニュースと、両方見ているのだが。 日本のニュースの方が冷静。 情報も詳しい。
アメリカのニュースは、津波とか建物が倒壊するような、酷いシーンを何度も繰り返し放送して、悲鳴とかを入れて来る。 その報道の仕方で、911テロの時に多くの人がPTSDになったり、乳幼児童が原因不明の夜泣きをしたりと弊害があったのに。 全然なんにも学んでない。
イサムさんにはポータブルDVDでアンパンマンを見せて、ストレスを与えないように勤めているけれど、具合が悪いせいか起きてる時はずっと泣きっぱなし。 疲れて少し寝て、また起きて泣くの繰り返し。 母も疲れました。
とりあえず、被災しなかった人は何もできない事を気に病んで、惨状に疲れ果ててしまうのだそうで。 そんな事でダメージを受けても、誰も助からないので、疲れたら一回テレビを消して休むのがよろしかろうと思います。
何にもできないので、返って来たナパ旅行の代金をレッドクロスに送ることにしました。 他の募金機関は手数料とかを、けっこう間でとられるそうなので、赤十字が一番効率が良いそうです。 ドルが弱いので、円にすると目減りしてしまうのが悲しい。
アメリカから募金する人は、集金が始まっていても、手続き完了は月曜日にならないと行われないので、焦らずに寄付する所をよく調べてからでオッケー。 日本の人も現金の寄付が役立つのは、震災直後よりも復興時なので、焦ってその辺の駅に立ってるあやしい募金箱を利用しないようにしてください。 中には訪問して来て嘘の募金を募る、火事場泥棒みたいなのも居るようなのでご注意。
あと、アメリカのテレビでは、アメリカの主要都市で同規模の震災があったらどうするっていうシミュレーションを何回もやるんだけど。 暴動が起きまくり。 アメリカの災害は、二次災害が大変になりそう。
実家は大丈夫です。 こちらも朝から津波警報がありましたが、小さな船がいくつか壊れたくらいで、被害者は無し。 ただ、アメリカのニュースがあまりにいい加減で、地理的に間違った事ばっかり言うし、被害者数とかもザックリと2桁間違うので、日本のニュースを参考にした方がよさそう。
http://www.ustream.tv/channel/nhk-gtv
NHKがライブで視聴できます。
そして、こんな時にイサムさん突発性湿疹。 朝起きたら、首から顔から赤いプツプツ。 プツプツ。 そして、機嫌が未だかつて無い程悪い。 大音量で泣くイサムさん。 同じく体調不良のジャバ夫さん。 おえ〜っとしてる皇帝。
この面子で、とりあえずしたこと。
週末のナパバリー行きキャンセルだよ!!
ああ! アメリカ1予約のとりにくいレストラン! ま、また来年・・・。
ホテル、レストラン、飛行機。 全部キャンセル料がほぼ全額かかるよ。 しくしく。 でも一応、電話して「子どもが熱を出してしまって〜」と言ったら、本来かかるキャンセル料が全て免除に。 あら。
死んでも来い!みたいな事が書いてあったのに。 子どもの発熱は最強なのか。 ただ、飛行機のチケットだけは、年内にナパに飛ばなければならないらしい。
うーん。 なんの用事もないのに、妊婦がワインカントリーのナパに飛ぶのか。 うーん。
悩んでみる。
なんでイサムさんが母の方に寄って来るかわかった。 熱出暑いから、比較的体温の低い皇帝の方に向かって来るのですね。 ジャバ夫さんはいつもポカポカだからね。 イサムさんの熱も高熱から中熱くらいに下がって来て、100度前後を行ったり来たり。 後二日くらい寝てれば治りそう。
さて、妊婦は和食が食べたくなるらしく、洋食はあんまり進まない。 自力でぱっと作れる和食と言えば、うどんとかソバとかカップラーメンとか、そんなジャンクばかり。 普段はコックさんがキッチンを占領しているし、できる事と言えば、お湯をぱっと沸かしてカップ麺に注ぐ程度。 でもって、コックさんが作ってくれる物は食べれないのだ。
だからコックさんが、イノシシのステーキ・オニオンソテー添え(おえ〜)とか、カジキマグロのマンゴーソース焼き(おえ〜)とか、なんか手のかかる物を作ってくれている横で、カップ麺を作ってズルズル食べて、お昼になると食事を残すと言う図。
なんてやな奴なんだ!
そんなんなんで、コックさんが朝「今日の献立はサーモンだけど、食べれる?」と一応聞いてくれるのだが。 でも、食べれるか食べれないかは、食べるその時にならないとわからないのだ。 美味しそう!と一口食べたら、おえ〜っとする事だってあるし。 食べれないなーと思った物が、意外に行けたりして。 自分でも自分が良くわからない。
だもんで、もう僕の事は気にせずに献立てください。 食べれたら、絶対美味しいんだろうなー・・・ブチブチ。
そんなわけで、イサムさんの時に比べるとやや弱い感じのつわりが、だら〜っときている。 イサムさんの時は、匂い物が全然駄目だったけれど、今回はたいていの匂いは平気。
あと、前回の経験を生かして、吐く前に食べる、という詰め込み式を採用。 体重の増え方は半端ないけど、吐くと体力削るので。 温存する方向で。
でもってイサムさんの熱。 ついに華氏105度(摂氏40.7度)の大台に乗ったので、今朝病院に行ってきた。 医者は来るな!と言っていたけど、心配じゃないですか。 あと、初めて熱性けいれんが出て、母はビビりました。 熱が高過ぎて、ブルブルブルっとするやつ。 ブルブルブル。
で、診断結果は思った通りになんでもない只の熱。 良かった。 あと3日もすれば、下がるらしい。 デイケアに行きはじめると、すぐ病気になるとは聞いていたけど、一発でしたな。
昨晩も、寝ながら吐いたりしたら困ると思って、親子川の字に横になっていたのである。 良かった、カリフォルニアキングで。 しかし、何故かイサムさんがじりじりじりじりこちらに寄って来るので、母はじりじり布団からはみ出てしまい、寒かった。 ジャバ夫さんだけ、どどーんと大の字で寝てた。 ずるい。
今日も寝ずの番になりそうです。 ぐう。
2011年03月09日(水) |
そして、新たな伝説へ |
昨晩、イサムさんが104度の過去最高体温を記録してしまい、寝ずの看病をしておりましたのです。 今朝は101度にまで下がって来て、医者がそんなことぐらいで病院に来るな、と言っているので自宅待機中。 新生児の時の103度で緊急病棟に送られたのとは違って、もう2歳なんで、105度くらいにならないと深夜受診とかしないみたいですよ。 まあ、ブツブツも出てないし、お腹も壊してないし、熱以外の異常がないからお医者さんの出番ではないのでしょう。
さて、新たな伝説を作るべく、イサムマーク2がやって来ました。 今妊娠8〜9週間くらいだそうです。 病院で心音が確認できてから発表しようと思っていたら、医者が旅行に行ってしまい、なかなか予約が取れなかったのです。 今日ようやく超音波検査もできて、未知の生命体が確認できたのでご報告します。 てってれ〜。
機械が進歩したのか、やけに画像が鮮明で、グミベアー(グミでできた、クマ型のお菓子。ソニプラなどで購入可能)みたいなのが、グリグリと鼻の辺りをこすっているのが見えました。 イサムさんのこの頃の写真だと、なんか豆みたいのがぽちっと居るって感じだったのに。 科学の進歩ですね。
そんなわけで、最近体調不良だとか言いながら、だら〜っとしていたのです。 だらだら。 妊娠に気がつく前に、スノボとかしてお尻に銀河の痣を作っていたのに、よくぞ無事で居てくれたもんだと思います。
我慢強いたくましい子になるでしょう。 だらだら。
まあ悪い子なのです。
特にイサムさんが最近悪いのは、9ヶ月のユアン君をいじめる事。 いじめると言うか、ユアンにおもちゃを貸してあげない。 ユアンがなんかで遊んでいると、そのおもちゃを取り上げたりする。
それだけならばまだしも、デイケアに行き始めてから暴力を学んだらしく、ユアンのおもちゃを取り上げた後に、ぶったり、突き飛ばしたりするんで良くない。
まあでも、イサムさんの名誉の為に言うと、まるっきりの弱い者いじめと言うわけでもないのだ。 やせ形のイサムさんは25ポンド。 巨大児のユアンは23ポンド。 重さで言うと、ほとんど体格差はない。
自分と同じくらいの大きさの人間が、四つん這いでじりじり迫って来るのだ。 そら突き飛ばす気持ちもわからんでもない。 もちろん、発達に差があるのでなんとも言えんけど。
でもね、ユアンも、イサムさんに突き飛ばされるってわかってるんだから、近寄らなければ良いのに。 イサムさんを見つけると、「ぎゃばばばばば!」とうれしそうにハイハイで突撃して行くのだ。 で、わざわざイサムさんの使っているおもちゃで遊ぼうとするし。 その度に、イサムさんの腕力に屈して泣くのだ。 そして、泣きながらイサムさんに尚もくっついて行く。 愛が重い。
イサムさんがもっとずっとお兄ちゃんなら、またちょっと違うんだろうけど。 道理の通じない者どうしの、終わりの無い争い。 母はなんか・・・申し訳ないけど、匙を投げております・・・。 そのうち、自分たちで心地よい距離を探ってください・・・。
魔の二歳と言われる、反抗期の二歳。 英語では、テリブル(ひどい)トゥース(二歳)と言います。 まあ、ようするに言う事を聞かんのです。 発達段階で言うと、自我の目覚めとか、そんなん。
だがしかし、イサムさんはとっても良い子。 良い子の事例を挙げたら、きりがない程。 あまたの伝説の中でも、最も多くの母親に「信じられない!」と驚かれるのが、夜の寝付きの良さ。
赤ちゃんの寝付かせに、苦労していると言う話は良く聞くと思う。 僕が見て来た最もすごい赤ちゃんは、ベビーベッドに入れてから二時間泣き通しで、お母さんがベッドの横に付きっきりという強者。 泣き過ぎて吐いたりするから、お母さん離れられないのだ。 それが、たまたまその日だけではなく毎晩だというので、聞いただけで大変さが伝わって来るではないか。
んで、イサムさんなんだが。 9時になると、勝手に寝る。
ベビーベッド(柵付き)だった頃は、絵本を読んで、歯を磨いて、オムツを取り替えて、柵の中に入れてあげると、自分で電動メリー(ベッドの上でグルグル回ってるおもちゃ)のスイッチを入れて、ごろっと横になって静かに眼を閉じて寝始めていたイサムさん。
それが最近、ジャバ夫さんが車型の幼児用ベッド(柵無し)をプレゼントしてからは、絵本を読み終わるか終わらないか位で、勝手にベッドによじ登って、うつぶせに大の字になって「ナイナーイ」(グッドナイトの幼児語)と言って寝てしまうようになった。 あの、歯磨き・・・オムツ・・・。
寝ているイサムさんの口に歯ブラシを入れて磨き、うつぶせのままどうにかオムツを取り替えて、布団をかけてあげて部屋を出るだけ。
夜泣きもするけど、苦労する程の夜泣きは、この1年間では5、6回程度。 なんか嫌な夢でも見たのか、夜中に突然泣き出したりする。 そう云う時は、もう一回ベッドに入れてあげると、しばらく泣いてから寝直しますね。
まあ、そんな風に騙されてるんじゃないかと言うくらい良い子なイサムさん。 では、明日は悪い子伝説をばお聞かせしましょう。 悪い時もあります。
皇帝
|