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2005年12月18日(日) プレゼントの用意

なんと今日は午前中ずっと眠ってしまいました。アラームはかけていなかったにしても、10時くらいには目覚めるでしょう、と思っていたので、びっくりしてしまいました。

今日は日曜日。教える予定もないので、一日好きなように時間を使うことができます。こんな風に気持ちすらのんびりするのは久しぶりのような気がして、久しぶりの日曜日に感謝です。

そんな一日をどう使おうかと思ったとき、やはり頭に浮かんできたのは私の先生へのクリスマスプレゼントをどうするか、ということです。修士課程を終えてしまい、先日のレッスンで久しぶりにお目にかかったものの、先生の「自分でやってね」というお言葉は私のなかでずっとこだましています。先生もお忙しく、課程を終えてしまった私が今後も甘えてしまうのはやはりご迷惑だろうか…ほかの先生にお願いしたほうが良いのだろうか…とあれからそんなことが頭の片隅をめぐっています。どちらにしても、この12月で一区切りがついたので、きちんと先生にご挨拶、お礼をしたく、クリスマスにあわせてなにか贈り物をしたい、と考えていました。先生も音楽をこよなく愛する方で、以前に先生のご自宅にお食事に招かれたときすら「音楽」の話が中心になってしまったほど。できれば日本人作曲家の作品の楽譜などをお贈りしたいと思うのですが、それには時間が足りません。私自身も音楽以外にはあまり目が向かないので、そんな私のニーズとも重ね合わせつつ思いついたのが、ちょっと素敵なレストランのお食事券。奥様とお二人でもご家族全員とでも楽しんでいただけそうですし、多分先生もお忙しく、ゆっくりとお食事をする機会も少ないか、と考えてのことです。早速、私も行ったことがあり、おすすめできる、あまり遠くないレストランSに足を運び、Gift Certificateを用意しました。

次に向かったのは楽譜屋さん。生徒のなかで特別なニーズがでてきた生徒たいるので、彼のためのワークブックのようなものを探しに行きました。かなり時間をかけていろいろと見て回ったのですが、残念ながら、これ、というものには出会えませんでした。その代わりといってはなんですが、なんとバッハのソナタの楽譜がセールになっていたので、すぐに購入してしまいました。

その後、日系マーケットへ行き、私の愛飲するビタミンドリンクやお魚を中心にいくつか食材を調達しました。9月以降、頭を悩ませたり、かなり心が痛くなるようなことも起こり、忙しさもあいまって、食がかなり細くなってしまい、まだたくさんは食べられないのですが、最近は食に対して少し積極性がでてきて、量が取れなければ、それはそれでバランスの良い食事を、という気持ちが芽生えてきています。

夜は生徒たちへのギフトラッピング。毎年恒例のちょっとしたお菓子の包みをひとつひとつ作りはじめました。この作業は明日も続きそうです。


2005年12月16日(金) レッスン:Saint-Saens, Stravinsky

今日は久しぶりにレッスンに行ってきました。オーケストラで演奏することが多い最近、周囲の音にブレンドすることをまず優先し、とにかく指揮棒に従うことが多くなってきています。つまり、ある意味ではあまり考えなくても弾けるような状況下にあるということです。リサイタルの後、Oral Examを受け、腰をすえてしっかりと音楽と向き合い、勉強をする機会がいまひとつ足りない、と思いながら、その後のオーケストラの仕事に突入してしまったため、仕事もある程度機械的になってしまい、精神的には少しつらかったのですが、今回は仕方がない、と受け入れました。そんな状況下のなか仕事をしていたので、逆に「考えなくても弾ける」状況に気がついたともいえます。それではいけない、と思う自分がレッスンへ気持ちを向けました。イザイ、ベートーベン-ソナタ9番、サンサーンス-序奏とロンドカプリチオーゾ、ストラヴィンスキー-協奏曲などを勉強すると良い、という話は以前に上っていたのですが、きちんと練習できたのは、今週の頭からでしたので、とりあえずサンサーンスとストラヴィンスキーを聴いていただきました。

サンサーンスはとてもよい、とのこと。基本的なことをできていると自分でも思っていたので、あとはもう少しテンポを上げられるようにしたいと思っています。先生も「まだVerticalに考えているようだから、どんどんplay throughしてください」とのことでした。ストラヴィンスキーは「characterを考えて」とのこと。楽譜に書かれてある音を追っているだけなので、まだまだこれからです。今日のレッスンで先生がおっしゃったことは「自分でやってね」ということ。確かに私はまだまだ自分の足で歩いていくことに不安があります。今後はレッスンも頻繁に受けるわけではないので、今日のように気軽に行くのではなく、そのたびにリサイタルをするようなつもりでのぞむようにしなければならない、と気持ちが引き締められたお言葉でした。

帰宅後は郵便局へ行ったり、生徒たちを教えたり、と変わらぬ一日。ただ、やはり昨日から大分気持ちにゆとりがでてきて、生活をすることにも目が向けられるようになっているのがうれしいです。お皿を洗うこと、食事の準備をすること、部屋にクリスマスツリー、イエス誕生の置物を飾ったりすることなど、小さなことをいやと思わず、普通にできるのはとてもうれしいことです。夜はまた、雑誌を眺めながら気持ちを静め、眠りにつきました。


2005年12月15日(木) 神からの許しとねぎらい

忙しい日々が過ぎ、少しづつ生活のペースが落ち着きつつあります。
今日は生活することへの意欲がふとうちから沸いてくる瞬間がありました。
と同時に、何か許されたかのような...。
神に許しとねぎらいをいただいたような気がしています。
感謝。
今日はそのことを書きとめておこうと、
約一ヶ月ぶりに日記を開いてみました。


2005年12月10日(土) 演奏会:Messaiah、クリスマスポップス(2日目)

舞台の右端にクリスマスツリーが飾られ、正面奥には演奏会用にドレスアップしたコーラス、手前にオーケストラ。厳かな、クリスマスらしい情景に気持ちがたかまりました。今日、メサイアの演奏で心がけたのは「音楽を感じ、演奏すること」リサイタルの後、準備が充分でないと思ってしまう状態でオーケストラの一員として舞台に上がっている日々が続いています。私の内ではほかの演奏者の音を聴き、ブレンドして…というようなことばかりが優先されて、どこか音を出すのも恐ろしい、という気持ちがあります。メンバーによるちょっとした意地悪も重なり、繊細なところのある私は余計に萎縮してしまっています。強くならなければ。そんな気持ちもあって、すべてを忘れるくらい、今日は音楽に集中しよう、そう自分に言い聞かせ舞台にあがりました。そして、演奏後にはある程度の充実感を味わうことができました。私の今年の演奏会も今日で終わりです。それにふさわしい演奏ができたような気がします。

夜はポップスの演奏会。


2005年12月09日(金) 演奏会1日目:クリスマスポップス

初めてのポップスの演奏会。
あまりやりたくない、というのが本音でしたが、せっかくオファーをいただいたので、まずは体験してみよう、と思い、お引き受けしました。


2005年12月01日(木) 演奏会2日目:Prangcharoen, Grieg, Sibelius

program:
Prangcharoen - Sattha for strings, piano and percussion
Grieg - Piano Concerto
---intermission---
Sibelius - Symphony No.2


2005年11月30日(水) 演奏会1日目:Prangcharoen, Grieg, Sibelius

program:
Prangcharoen - Sattha for strings, piano and percussion
Grieg - Piano Concerto
---intermission---
Sibelius - Symphony No.2


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