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日本から送ってもらったビデオのなかに「伊東家の食卓」という番組がはいっていて、「おやつぱん」が簡単にできると紹介されていました。パンを作ることには以前からとても興味があったのですが、なかなか時間がとれずにいるさなか、この情報が入ってきてとても喜んでいます。まだ試してはいませんが、レシピだけメモの代わりにここに書きとめておこうと思います。
【材料】(5個分) ・強力粉 …250g ・プレーンヨーグルト …150g ・ベーキングパウダー …10g ・重曹 … 小さじ1/4 ・上白糖 … 40g ・サラダ油 … 大さじ2 ・塩 … 小さじ1/4
●練乳クリーム● ・無塩バター …70g ・上白糖 …20g ・練乳 …30g
つくりかた まずは、ボウルに強力粉、ベーキングパウダー、重曹、上白糖、塩を入れ、軽く混ぜ合わせます。 そこに、プレーンヨーグルトとサラダ油を入れ、指先を使って粉をかき混ぜるようにして合わせていきます。 普通、生地を発酵させると合計4時間位はかかりますが、「ヨーグルト」を入れると、たった3分、材料を混ぜ合わせるだけで生地ができちゃうんです!
材料が混ざり合ったら、今度は手の平を使って生地を練り上げていきます。 たったこれだけで、生地作りは完成! この後、発酵させたり寝かせたりする必要はありません。
そして、生地を5つに分け、丸く形を整えたら、170度のオーブンで15分ほど焼きます。 発酵させてもいないのにふっくらとふくらむんです。 ※加熱時間は機種など、その他さまざまな条件によって異なるので、説明書などを参考にしてください。
あら熱がとれたらクリームをしぼって、粉砂糖(分量外)をかけるだけでかわいく仕上がるんです。 クリームを変えたり、フルーツを添えればちょっと豪華になっちゃうんですよ。
●練乳クリームの作り方● クリーム状にしたバターに上白糖を加えすり混ぜ、そこに練乳を加えてさらに混ぜれば完成。
なぜ、発酵しなくてもいいのかというと、ヨーグルトに含まれる乳酸が生地のふくらみを助けてくれるので、発酵させなくてもフンワリやわらかになったんです。 固くなったときは、レンジで30秒ほど温めると柔らかくなりますよ。
余ったヨーグルトで作ったヨーグルトクリーム。生クリームと好きなフルーツ。 練乳クリームや、カラフルなブルーベリークリームなど、いろんなバリエーションも楽しめます。
以上の情報は http://www.ntv.co.jp/ito-ke/new2/cooking2/cook_index.html より転記したものです。
2006年03月09日(木) |
演奏会二日目:Zhou Long, Shostakovich, Strauss |
プログラム: Zhou Long - Two Poems from T'ang Hearing the Monk Xun Play the Quin Song of Eight Unruly Tipsy Poets Min Xiao-Fen, pipa Xu Ke, erhu R.Kobler, violin T. Landauer, cello Shostakovich - Cello Concerto No. 1 in E-flat Major, op. 107 Lynn Harrell, cello ---intermission--- Strauss - Ein Heldenleben (A Hero's Life), Tone Poem for Orchestram op.40 The Hero The Hero's Adversaries The Hero's Companion The Hero's Battlefield The Hero's Works of Peace The Hero's Retreat from the Wrold and fulfillment R. Kobler, violin
2006年03月08日(水) |
演奏会一日目:Zhou Long, Shostakovich, Strauss |
プログラム: Zhou Long - Two Poems from T'ang Hearing the Monk Xun Play the Quin Song of Eight Unruly Tipsy Poets Min Xiao-Fen, pipa Xu Ke, erhu R.Kobler, violin T. Landauer, cello Shostakovich - Cello Concerto No. 1 in E-flat Major, op. 107 Lynn Harrell, cello ---intermission--- Strauss - Ein Heldenleben (A Hero's Life), Tone Poem for Orchestram op.40 The Hero The Hero's Adversaries The Hero's Companion The Hero's Battlefield The Hero's Works of Peace The Hero's Retreat from the Wrold and fulfillment R. Kobler, violin
2006年03月02日(木) |
大学生、レッスン:モーツアルト |
今日は大学の学生を教えに大学へ。彼女は先週から比べるときちんとなんらかの進歩を示してくれて、今回のレッスンもとてもスムーズに運びました。
彼女に会う前にほかの学生、Gさんと久しぶりに会いました。しばらく会わないうちにいつの間にか結婚の予定もあるようで、卒業リサイタル直前というのに準備ができていない様子を話してくれました。助けて!というので、今日の私のレッスンの後に、練習室で会うことにしました。
自分のレッスンではモーツアルトのソナタをみていただきました。とりあえず、自分たちで決めたかたちを聴いていただくと、先生はいつものように「Many things excellent」と声をかけてくださいました。一箇所、私たちもリハーサルのときに、どうするのがよいだろうね…と考える部分があったのですが、そこはやはりレッスンのときにもしっかり着目されました。先生もすぐにはアイディアがまとまらず、「ではこうしてみましょうか?」「こうはどうですか?」といろいろなアイディアをだしてくださり、私たちに何通りか演奏させ、結局ベストというものをみつけることができました。私たちにもFlexibilityが要求されるレッスンですが、先生の次から次へと出てくるアイディアにはいつも驚かせられます。と同時にこんな先生と勉強でき、とてもうれしいといつも思います。
レッスンは8時半から9時半まで。その後、先生をご自宅まで送って、再び大学の練習室に戻るともう10時を少し過ぎたところでした。Gさんのことが気になり急いでかけつけると、彼女は私のことを待っていてくれていました。
早速私もリサイタルで弾いたベートーベンを聴かせてもらうと、彼女のなかでいろいろと迷いがあるのがすぐにわかりました。リサイタルは来る日曜日。もう音楽的にどうこうできる時期ではないので、とにかくリズムや音程を安定させること(今日は結局リズムだけで精一杯でしたが)だけに集中し、2時間が過ぎました。彼女はとても満足した様子で「すごく助かった!本当にありがとう!」といってくれました。
私はその後、土曜日から始まるリハーサルに向けてほんの少しですが、練習をして、帰宅しました。
私の生徒は小学生、中学生が主なので、大学生を教えるのはとても楽しいです。今日は二人の学生に接して、心からEnjoymentを感じ、充実した時間をすごしました。生徒のお母様からの不満などをぶつけられ、またGreen Cardがどうなるのかなどを考えるとなんとなく落ち込み気味だった気持ちがすっかり忘れられ、とてもすがすがしい良い気分になりました。こんな気持ちになるのは久しぶりのような気がします。
今日は通常通り生徒たちのレッスン。最後のひとりがお休みになったので、少し楽です。最近、生徒たちのレッスンを今後お休みしなければならないことやGreen Cardのことで心がわさわさしているので、今日はたまたま最後になったLくんのお母様、クリスチャンであるSさんにその気持ちを打ち明けてしまいました。Sさんとお話するといつも気持ちが軽くなり、一人ではないんだ、という心強い気分にさせられます。Sさんは「今度会ってほしい人がいるんです」と大切なお友達がおられることを話してくださいました。「気をつかわず、飾らなくていい人なんですよ」とのこと。是非おめにかかってみたいと思います。Sさんはお手製のカレーをおすそ分けくださいました。これはとっても助かります。やはり食べるということにもある程度時間と労力が必要ですが、今日はおかげさまで、何を食べようか、と考える時間も夕食を作る時間もまるまる省けてしまいました。
もうふたり、教える予定になっていた生徒たちがレッスンにこられなくなってしまったのをふと思い出し、ずっと会っていなかったお友達にメールで連絡をしてみました。「時間ができたのですが、お茶でもどうですか?」すぐに連絡が入り、一緒に夜お茶をすることに。
その方はチェロを2年ほど前からはじめられていて、ある意味、私がそのきっかけをつくったといっても過言ではない!と自分ではそのことをとても誇りに思ってしまっています。(笑)
お互いが通ってきた道のり、宗教のこと、音楽のこと、などなど、その方とは私の興味のあるいろいろなことを話すことができ、時間もあっという間に過ぎていきました。
素敵な気分転換をしたあとは、自宅に戻りもういちど、ミュートをつけてですが1時間ほど練習を。
2006年02月23日(木) |
荒川静香さんの演技をみて |
体調を整えるためにも、太陽の陽を浴びることは大切なような気がしている今日このごろ。今日は夜にレッスンを受ける予定も入っていたので、練習は後回し、早めに外出をすることにしました。
日用雑貨店で猫のえさを買いに行ったのですが、冬物のカーペット、ラグ、カーテンなどがセールになっていて、3点ほど衝動買いしてしまいました。でも、やはり自宅の雰囲気ががらりと変わるもので、とてもよい気分転換になりました。
帰宅後メールをチェックすると、先生からのメールが入っており、どうも今日はご都合が悪そう。なんだかすっかり気が抜けてしまいました。とりあえず、Excerptsの練習だけして、夕方から大学の学生を教えに行きました。
彼女はもちろん私の後輩にあたるわけですが、彼女の6月の卒業リサイタルで私が世界初演を果たした作品をプログラムに入れる予定になっていて、私がその作品だけレッスンをすることになったのです。現代曲なので今日のところはまずリズムなど楽譜に何が書かれているかということを確認する作業をしました。今後毎週会う予定なので、6月までには充分間に合うでしょう。
今日はオリンピック女子フィギュアスケートの放映をついみてしまい、夜の練習はさぼってしまいました…。 でも、音楽につながるインスピレーションを得られた夜でもありました。
荒川静香さんの演技には胸を打たれ、ほろりと涙がでてきてしまいました。技術的には多少難易度を落としたところもあったようですが、とても安定した、芸術性あふれ出る演技。技術難度を落としていたからか、多少の緊張感からか、どこか遠慮がちな印象も残りましたが、逆にそれはCalmな印象に変わり、安定性、正確性、芸術性などはピカイチだったように思います。どこか余裕すら感じさせる、スポーツというよりは芸術を観ているような気持ちになりました。
もしかして、これは音楽の演奏にもつながること?
もっともっと!と熱くなりすぎてしまったり、技術的にあまりにも無理のある演奏はやはり聴いていて心地よいものではありません。それよりも、楽譜に書かれていることに忠実に、弾き手としての自分を主張するよりも、音楽が主役となるつくりかた。そういうアプローチの大切さ。あまりうまく表現できないけれど、荒川さんの演技をみて、そんなことを思った夜でした。
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