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パティオにおいてある、その名もわからない植物。 その真赤な花が咲きました。 あまりにも目を惹くその赤を、残しておきたい、という衝動に駆られました。 生徒たちへのレッスンが終わると、衝動的にクラフトショップまで走り、水彩絵の具とスケッチブックを求め、帰宅後すぐにその赤い花をもつ植物の絵を描き始めました。筆は使わずに、チューブを直接紙にあて、勢いと偶然性をもって描く。赤い花の部分は自分の感性にあう出来。もちろん、以前から何かを描いてみたいと思う気持ちはありましたが、何をどうはじめてよいかもわからずにいましたし、絵を描くことなど幼い頃以来のことですので、多少の戸惑いはありましたが、作業を楽しむことができました。
2006年07月04日(火) |
演奏会:July 4h |
独立記念日。アメリカの誕生日。 午後3時から1リハーサル、そして8時から演奏会。 国歌、ミリタリーマーチ、など独立記念日にちなんだ曲の数々と3人のテノール歌手を迎えて。最後には花火が打ち上げられ、かなり驚きましたが、Entertainment性が強く、お客様は楽しまれたのではないでしょうか。
2006年07月03日(月) |
リハーサル: July 4th |
これまであまりにも忙しく、またいろいろなことがあり、日記から遠ざかってしまっていました。時間の癒しによって、久しぶりにまた自分を取り戻し、ようやくまた少しづつ日記が書けそうな気がしています。
今日はまたオーケストラのリハーサルでした。明日の演奏会のためです。明日は独立記念日とあって、とてもアメリカらしいプログラムになっています。どうも花火もあがるようです。
帰宅途中の車中でちょっと考えたこと… それは自分の奏法がいわゆる「オケ弾き」になっていること。もちろん、今日はオーケストラでのお仕事ですから、それでかまいません、というかそれでよいのですが、オーケストラで演奏するときと、室内楽で弾くときと、そして、ソロを弾くときではやはり奏法が違ってくるので、その使い分けがきちんとできるかどうか、というのはとても大切なこと。オーケストラでばかり演奏していれば、他の奏法の感覚を忘れてしまっても、ある意味、仕方がないのですが、自分はそうはなりたくないな…と、そんな気持ちが頭の中をめぐっていた今日でした。
2006年06月24日(土) |
演奏会:カルテット Mendelssohn, Barber |
いよいよ今日。小さな規模のものだけれど、久しぶりのカルテットでの演奏会に私は興奮気味。今弾かせていただいているプロのオーケストラのメンバーから二人がこのカルテットに入っているので、私よりもプロの立場での経験の長い彼らがどんな演奏をするのか、どんな考えを持っているのか、興味津々でした。
ところが、やはりオーケストラでの弾き方と室内楽での弾き方は違うのです。一人一パートを任されるカルテットの場合、一パートを大勢で演奏するオーケストラとは違い、もう少ししっかりした音が必要になるのではと思って、私は準備をしていったのですが、彼らはブレンドしやすい、つまりどちらかというと個性のない、楽器の表面をなでるような音の出し方で、音楽的な主張もあまりないアプローチをしていました。一瞬で、あ、これではカルテットとして成り立たない、という思いが芽生えました。私がもっと彼らに合わせるようにもできたのですが、リハーサルは一度きり、演奏会当日、ということもあり、私自身も融通がきかず、と同時に曲のキャラクターを考えても、私は私の音選びは間違っているとは思えず、結局、私は私の、彼らは彼らの演奏をしてしまいました。録音しなかったので、、聴衆に一体どんな風に聞こえていたのか、自分でも確認することができず、残念でした。でも、良い勉強になりました。
私はセカンドで最初に2曲のみの演奏。
リハーサル:2:30PM 演奏会:5PM
Mendelssohn Capriccio in E minor for String Quartet Barber - "Adagio" from op.11 Mozart - Oboe Quartet. k. 370 Allegro-Adagio-Rondeau
2006年05月02日(火) |
バレエ リハーサル+初日 ちょっとうれしかったこと |
先週から毎日毎日オーケストラのお仕事が入っていて、本当に忙しい毎日です。というか、それ以外のことをする時間がない毎日です。充実していますが、多少の疲労も感じています。先週の金曜日、土曜日は午前、午後、夜、今週の月曜日と今日は午前中、午後、もしくは午後、夜と演奏会、リハーサルがつまっていて、それぞれ間の休憩時間にはとにかく何もしないようにして、まさしく身体や頭を休めることに時間を使いました。
幸い、演奏会場のすぐ近くに大きくて素敵なモールがあり、お気に入りのイタリアンのカフェがあるので、休憩時間ともなると足しげくそちらに通っています。ヨーロッパでおぼえたおいしいコーヒーの味はなかなかこちらでは味わえないのですが、そちらのコーヒーは少し深みがあり、なんとなくヨーロッパのそれに近いような気がして、気にいっているのです。
今日は2時からリハーサル。午前中はとにかくしっかりと睡眠に時間をあてて、シャワーを浴びると、なんともう1時。遅れてはいけないので、なんだかあわただしく自宅を出ました。リハーサルは5時45分くらいに終わったので、私はまた例のカフェへ行きました。これまではいつもSmallサイズを注文していましたが、今日はLargeのカフェラテをお願いしました。デザート用にクッキーも買いましたが、食事は持参したサンドイッチ。
食事も済ませ、とにかくぼんやりとモールを行きかう人たちを眺めて、カフェラテを楽しんでいるところ、やはり疲れていたのかカップを落としてしまい、ラテを思いきりこぼしてしまいました。びっくりすると同時にがっかり…。お店の方に事情を説明してフロアを拭いていただき、私はもう一杯ラテを注文しました。なんとなく一緒にOrangenaという炭酸入りオレンジジュース(オレンジソーダ?)もお願いしました。両方で5ドルくらいでしょうか…と思っていたところ、「1ドル95」という声が。私は(そんなはずでは…)と思い「両方ですよ…」と言うと、お店の方が「It's OK!」と声をかけてくださいました。私はありがとうございます、と述べて、そのご好意を受けさせていただきました。小さなことかもしれませんが、私にとってはとても気持ちのよいことでした。
7時にはお店を出て、8時からバレエ公演初日。
プログラム: Apollo by Balanchine (music:Stravinsky - Apollo) ---intermission--- Gong by Mark Morris (music:McPhee - Tabu-Tabuhan) ---intermission--- Jeu de Cartes by John Cranko (music:Stravinsky - Jeu de Cartes)
American Ballet Theater
10:00−1:00PM、2:00−5:00PMとバレエのリハーサル。 途中1時間の休憩はとても短く感じられましたが、またカフェへ行きました。本当に行って帰ってくるだけでしたが、でも、あのコーヒーをいただけると思うとなんとなくがんばれます。と同時に素敵なモールの雰囲気でよい気分転換もできるので、一石二鳥です。
2006年04月30日(日) |
演奏会3日目:Mendelssohn, Mozart |
水曜日、木曜日と同じプログラムでの演奏会。 でもいつものホールではなく、別のホールで。
昨日までと違って今日は夏のような暑さでした。 昨日はどんよりと曇っていて、コートを着ていたのに、今日は長袖のブラウスでも暑いくらいでした。
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