paranoia kiss
    

もし待つことのできる人間だったら。と思う。

もう一人の誰かとの別れを待つことができたら、
きっと今でも間違いなく一緒にいただろう人がいる。

携帯なんてなかった頃。
連絡の取りようがなくて、
嫌われたのか、
何らかの事情で定刻に現れないかの
区別が全くつかなかった。

だからこそ、もう一人の誰かとの別れを
待つことなんてできなかった。

未だに15分以上、人を待つことができない。

2008年06月27日(金)



気が付けば、時計がくるくるっと廻ってて、
3時間の昼寝をしていたようだ。

夕べ、酔いちくりんで、
あんな店が今でもあったなら、
働き続けててもよかったのに。と言われたのが
まだ頭に残ってる。

今は世界が狭すぎて、
考え方がますます偏ってきた。

できれば、もう少し自由に泳ぎたい。
それが紫煙と水割りの世界であったとしても。

眠いわけでもなく
酔うわけでもなく。
一人の週末は時間の流れ方が遅すぎる。

2008年05月30日(金)



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