2003年01月29日(水) |
raison d'etre |
僕って人間の存在理由はなんだ? こんな事誰に聞いたって答えがない事位理解ってる。 だけれど、何か言ってはくれないか? せめて、今日だけは、一緒に眠ってくれないか? 僕って人間がここに存在していると言う事を きみ一人だけにでも証明してもらえれば… きみ一人だけにでも必要としてもらえれば… 今よりはずっとマシに明日を迎えられる気がするんだ。
そこからは抜け出せない。
ループ。 ループ。
ループ。
あ、ちょっとそこのきみ。 そうそう、あなたです。 ひとつだけ質問してもいいかなぁ? え?時間なんてかかんないよ。 ホントにひとつだけ。
きみは今幸福ですか? それとも不幸ですか?
僕は今日「不幸だね」と言葉に出して言われたよ。 さすがの僕もびっくりした。 僕は不幸なんだって。 他人から見ても明らかに。 僕はそいつに同情されているのかな? それとも、見下されているのだろうか? 僕はついつい余計なことまで話すぎるんだろうか? いったい何処まで他人を信用していいんだろう?
あ、ごめんね。 また、ついつい話が長くなってしまって…。 自分自身の話なんてする気はさらさらなかったのに。 引き止めて悪かったね。 ほら、もう、きみの居場所に帰るといい。
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