2006年06月15日(木) |
浜岡5号機、タービン振動過大で緊急停止 |
本日8:39、浜岡原発5号機において「タービン振動過大」の警報が発報し、タービンが停止、そして原子炉の緊急停止。原子炉には制御棒が全てに挿入されたとのことで、外部への放射能の影響はなしと中部電力は11:00頃に記者発表しました。
ちょうど、その頃は収用委員会と7月4日の事前協議の申し入れをしていました。住民側としては、交渉代理人の確定、5月31日の起業者(県)説明に対する求釈明、それへの回答、再度の見解表明、そのあとに却下、無効確認の論証。
論証の中で185人の権利者の一人平均30分の意見陳述を割り振る、7月4日は求釈明のみの運営とする、第3回以降の期日の決め方等説明。事務局としては来週頭に収用委員会の対応を権利者に伝える、その時点で協議日程確認ということで散会。
控室に戻って、たまたま原子力安全対策室に制御棒の破損に関しての説明を求めるべく連絡すると「資料提出や説明は致しますが、実は浜岡5号機がスクランブルを起こしていまして・・」。エー!ビックリ仰天、直ちに関係者に連絡しました。
原因究明は、明日以降との事です。今日は浜岡3号炉の制御棒の破損問題で国から保安院関係者の説明があったとの事ですが、このタイミングでの5号炉の緊急停止、何かを予感してしまうのは、私だけでしょうか。
静岡では夕方から明日の昼頃にかけて大雨、沖縄での例年の1、5倍という雨に土砂崩れ被害のニュースが流れる中、私の町内の水害不安が頭をよぎります。さっそく帰って安東川の見回りです。
2006年06月14日(水) |
総合交通対策特別委員会を傍聴 |
06年度の特別委員会が昨日から始まり、今日は総合交通対策特別委員会が開催されました。企画部、空港部、土木部、警察本部の交通関係担当者が答弁に立ちます。委員長の長崎国男議員が欠席で副委員長の小野健吾議員が議長役でした。
当局側の一通りの説明の後、委員側からの質疑が行われました。三ツ谷金秋議員が久しぶりの交通対策特別委員会とのことで、「防災船・希望」を鳴り物入りで購入した時期の記録を持ち出して厳しく当局側の姿勢を正しました。
花森企画部長は、3つのラインで考えているとして、一つは高い技術の大成としての船がそのまま活用される売却、2つ目はエンジンを売却し、船の形を残して博物館的に活用、三つ目が解体スクラップを紹介しました。
そして、一つ目にこだわる為に2月28日に知事の廃船指示を受けているが未だ対応が決まっていない、問合せが2,3ある、現在のまま続くと例年のような9億でなくリース料、ドック料が4億8000万かかる、との答弁でした。
傍聴席には私だけでなく岡本護議員、藤田寛議員の姿もあり平成21がいよいよ知事批判に転じるのか、と期待もしましたが・・・。曽根恵津広議員が、空港のアクセス問題で榛原ー吉田線が開港以降の事業になっている事に厳しい批判を展開。
小野達也議員が伊豆縦貫道等、林芳久仁議員が赤字バス補助金の根拠等、小野登志子議員が交通渋滞損失時間の計算方法等、谷卓宣議員が、シンドラー社エレベーター等、梶野完治議員が空港収用委員会等について質問しました。
最後まで傍聴できませんでしたが他の議員の方も質問をされたかもしれません。静岡空港の問題で何か新しい展開があるのか、把握するための傍聴でしたが、大きな進展はありませんでした。明日は収用委員会の事前協議が行われます。
2006年06月13日(火) |
シンドラー社のエレベータ−事故 |
きのうのワールドカップでのよもやの日本敗戦に割り切れない気持ちを持ちながら水道町スクランブル交差点での街頭演説に出かけました。そして事務所に戻ると1枚のfaxが届いていました。
「今世界中がエレベーター事故について騒がれている中、静岡土木事務所が別紙新聞の通り、シンドラー社に県営団地のエレベーターを発注している。入札の結果安かったかもしれないが住民の安全が二の次にされている。至急調べて中止させてもらいたい」。
確かに建通新聞によると、静岡土木事務所の6月7日の入札の結果、沓谷団地でシンドラーエレベーターが1065万円で落札されています。さっそく、土木部に問合せをしました。土木部担当でなく都市住宅部が窓口との事。
都市住宅部から、きのうの記者会見で使った資料があるとのことで送ってもらいました。まだ知事部局での過去3年間における調査のみで、教育委員会や警察本部などは調査中で後日詳しい結果が公表されるとのことです。
資料では、県の住宅団地37にエレベーターは67、そのうちシンドラー社がある団地は11でエレベータ数は31です。過去3年間の閉じ込め事故は2件でシンドラー社が1件です。ドア開閉不良など不具合等件数は81でシンドラー社は39です。
この資料だけでは、シンドラー社以外の企業の事故数がわからず、シンドラー社エレベーターの事故率がどれくらい高いのかは良くわかりません。エレベーター31に対して事故数は、1+39=40件です。
ただ、日本のエレベータ企業は1社ということは無いので、シンドラー社のエレベーターの事故率が日本製より高い事はわかります。明日、日本のメーカー数を再度聞くことと過去のシンドラー社落札での他社の価格との比較資料を請求します。
こうした中での沓谷団地で入札がこのまま認められていっていいのか、明日、緊急の申し入れも検討中です。因みにシンドラー社の閉じ込め事故は、1棟1号機で女性1名が48分閉じ込められたとの事です。
2006年06月12日(月) |
4年前の熱気は再び吹き荒れるのか、ワールドカップ |
劇的な決勝進出、そして世界一の栄冠を勝ち取ったWBC日本代表チーム、あの感動はプロ野球人気を再び高め、交流戦の盛りあがりに継続しています。今日から始まるワールドカップ日本チームの闘い、WBCを越える感動を見せてくれるのか。
4年前のアジアで初めての、そして日韓共同開催ワールドカップ。開催を通じて形成された日韓の国民レベルの一体的な感動。エコパでも開催されたワールドカップ、サッカー王国静岡県も大いに燃えました。
10:00からのオーストラリア戦、どんな試合展開になるのか。私も仕事を終えてサッカー観戦です。闘う相手がクロアチア、そして世界一の強さのブラジル、勝ち残れるのか。楽しみたいと思います。
アエラ今週号は大鹿記者予告通りの『村上「無罪」への大逆転』の大見出しがついています。そして「記者会見で「宮内」を連呼した理由/各メディア注目・本誌大鹿記者だけが知る真相/逮捕者続出でヒルズのブランド価値は・・・」。
社説では、バランスとる形で『節度ある市場社会へ 堕落した「挑戦者」』、一面では「続々重版!村上疑惑も、すべてここに!ヒルズ黙示録 検証・ライブドア 堀江逮捕につづく村上逮捕」とバランスを取りながらの姿勢です。
読売新聞も負けじと1面で「「売り抜け」取締役会決定 村上容疑者 他企業に高値で 特捜部、議事録入手」としながらも3面にて論点整理を行っています。「村上容疑者 崩れる弁明 犯意、最大の焦点」。
明日の各社静岡版は、静岡市の2女性殺害 元大学生判決がトップに報道される事となります。様々なニュースが報道されるマスコミ状況を横目に今日は、ともかくやっぱり、ワールドカップ「日本ーオーストラリア戦」です。
※※敗れる日本 前半はどうしてと思うほどのパスワークの悪さ。1点はとったもののキーパー川口に救われていました。後半、どうにもなりませんでした。とにかくシュートの数で圧倒されていました。完敗です。
2006年06月11日(日) |
「村上容疑者VS東京地検」に対する各新聞社の報道姿勢 |
産経新聞、中日新聞を除く各新聞社は村上氏逮捕1周間を期しての特集記事を組んでいます。見出しや記事内容に目を向けるとそれぞれに報道スタンスが違います。昨日のアエラ編集部の大鹿靖明記者の問題提起もあってチェックして見ました。
静岡新聞―村上ファンド事件逮捕から1周間 特捜部「計画的犯行」VS前代表「犯意ない」 激しい攻防展開
読売新聞―一覧表で一つ一つ株価確認 苦境ファンドの行く末案じ 村上容疑者今も代表の顔 逮捕1周間
朝日新聞―”株価と接見”村上容疑者 一覧表を弁護士持参 「検事よく勉強している」
日経新聞―村上容疑者の主導鮮明 インサイダー事件の手口明らかに 検察「仕手筋の手法に近い」
毎日新聞―ニッポン放送株大量取得 高値売り抜け目的 村上容疑者 認める供述
見てわかるように、日経新聞、毎日新聞は東京地検リーク情報をそのまま「垂れ流し」状態、朝日新聞・読売新聞が拘置所風景ものに、静岡新聞が極めてこの逮捕に疑問を持つ形の姿勢を示しています。
拘置所風景ものといっても読売新聞は「5%以上の買占め計画という未公開の重要な情報を知った時期など、具体的な事実関係については、検察側との攻防が続いている」と検察情報を鵜呑みにしていません。
朝日新聞は「「・・仕組んだわけではない過失犯みたいなものだ」。村上前代表はそう主張する。検察の見方は違う。村上前代表がライブドアのニッポン放送株争奪に火を付け、影で巧妙に株を買い増して売り抜けたという構図だ」と指摘。
ライブドア堀江容疑者の検察捜査への徹底抗戦の姿勢に劣勢を感じ取った東京地検が強引に村上容疑者逮捕、世論操作に入っているのではないか、との疑問が今後どのように推移するのか、ジャーナリズムの事件報道の姿勢含めチェックが必要です。
2006年06月10日(土) |
大鹿記者の講演に大きな納得感 |
「ライブドアとは何だったのか」をテーマにアエラ編集部大鹿靖明記者による講演会は40人ほどの参加者でしたが納得感ある内容でした。著書『ヒルズ黙示録 検証ライブドア』を越える問題提起に刺激を受けました。
私は大鹿記者の紹介ということで1991年から94年までの朝日新聞静岡支局在任の経過や著書の内容について感想を述べました。一つ目はライブドア捜査が国策捜査であるとする点について。
二つ目はライブドア問題がニッポン放送・フジテレビという鹿内一族と日枝グループとの抗争、村上ファンドシナリオに巻き込まれている点、三つ目はライブドアはある意味でオウム問題に通ずるところがある点。
四つ目がこうした実名による出版という大鹿記者の取材力について述べました。しかし、大鹿記者の講演は著書をはるかに超える内容で、ジャーナリストの原点を厳しく問いかけるものでした。
詳しい内容は割愛しますが、大鹿記者は、まとめとして第1に東京地検のライブドア・村上ファンドに対する捜査姿勢への批判、第2に村上氏ら排除後の金融界の今後、第3にジャーナリズムのあり方について述べました。
特に、経済・司法のグローバル化の中で東京地検がこのグローバル化に対応できる組織になっているのか、間違えると「帝国陸軍の青年将校のような憂国的情」に支えられた捜査姿勢となっていないか、との指摘は挑発的でした。
さすがに、田原さんのサンデープロジェクト、筑紫さんのニュース23で登場するだけの迫力がありました。来週月曜日発売のアエラにて村上ファンド問題について持論を展開するとのことです。注目です。
2006年06月09日(金) |
門前払いのイラク訴訟判決 |
250名という大型原告によるイラクへの自衛隊派兵の憲法違反を問うた判決が今日出されました。第1項の自衛隊の海外派遣を行わない、第2項のイラクからの撤退の2つは却下、第3項の慰謝料は棄却という内容でした。
裁判官は主文を読み上げ、判決の概略を説明しました。全国12のイラク訴訟は既に山梨、東京、名古屋、大阪で判決が出されているとのことで、ほぼ同じ内容のようです。当然にも抗議の声が傍聴席からあがりました。
判決後に弁護士会館で集会が行われ、弁護団から詳しい判決評価が話されました。原告団事務局としては控訴を行う事が提案され、了承されました。大量破壊兵器もみつからず、アメリカ国内でのイラク戦争批判は大きく広がっています。
日本での平和運動が改めて試される時期に入っているといえます。全世界の平和運動、特にアジアの平和運動と連携した活動が求められています。特にイラク派兵を行った韓国、オーストラリアとは。
※※裁判所の判断・概略
一般に憲法前文は、その憲法制定の由来、目的、制定者の決意等を宣言するものであり、我が国の憲法前文も同じである。前文は憲法の基本精神や理念を表明するものであって、前文でうたわれている平和的生存権は、理念ないし目的としての抽象概念にすぎず、それ自体憲法上の権利としての具体的内容を有するものでなく、憲法9条の規定と相まって具体的権利性を備えるともいえない。また憲法13条が保障する人格権は戦争放棄や武力不行使と直ちに結びつくものでなく、憲法13条の規定上も前文の平和的生存権が憲法13条によって具体化されると解することはできない。 したがって、「人格権としての平和的生存権」は具体的権利として認めることができず、差止請求の訴えは法律上の争訴性を欠いているので不適法である。 次に、損害賠償請求については、原告らが侵害された主張する「人格権としての平和的生存権」は具体的権利とは認められず、法律保護に値する利益にも当たらない。また、原告らの主張する「現実的不安を抱かされた生活を強いられることのない権利」については、その内容が明瞭でなく、人格権の一種としてこのような権利が保障されていると解することはできない。そうすると、自衛隊のイラク派遣により原告らの具体的権利が侵害されたということができず、原告らが自衛隊のイラク派遣に怒りや不安を感じているとしても、それらはいずれも政治的活動を通じて回復すべき性質のものであって、司法権による救済にはなじまない。
よって、原告らの差止請求の訴えはいずれも不適法であるから却下し、損害賠償は請求はいずれも理由がないから棄却するものとする。
2006年06月08日(木) |
早ければ年内結審も!浜岡原発訴訟 |
浜岡訴訟、今日も進行協議。別の会合と重なり傍聴には間に合わず、弁護団記者会見に同席しました。河合弘之弁護団団長は興奮気味に「勝訴の展望が開かれた記念すべき日」と一気に話し始めました。
今日は秋口の証人調べの日程に関する協議が行われましたが、中部電力はスケジュールを決める事に難色を示していたそうです。そうした中、裁判長は中部電力が裁判進行を遅延させなかった点を評価したそうです。
これで裁判官は中電側に同調するかと思いきや、主張は尽してもらうが裁判は集中した証拠調べで、一気に終わらせるつもりである事を表明したとの事です。そこに裁判長のなみならぬ決意を感じたとのことでした。
具体的日程としては、7月6日(11:00)、8月17日(10:00)は進行協議、9月8日(金)は午後のみ、10月2日(月)、10月20日(月)、11月24日(金)、12月8日(金)丸1日を使っての証人調べ、ということでほぼ流れが確定したのです。
証人調べのあとに最終準備書面提出となり結審となります。記者から結審はいつごろかとの質問に年明け結審か、いやいや、早ければ年内結審、と答え会場はどよめきました。確かに今日の協議は大きな転換点となる日であったようです。
中電側証人7名と原告側4人、1人は同じ方が証人となりますが、まだ未定とのことでした。年度内判決が可能となるかもしれない、というより確信しているという河合弁護団団長のパワーが炸裂して記者会見でした。大いに期待です。
2006年06月07日(水) |
県弁護士会主催の「共謀罪と監視社会」講演会 |
弁護士会主催の講演会、100名近くの参加者がいたんでしょうか、弁護士だけでなく市民の方々も大勢参加されていました。国会での継続審議が明らかになる中での講演会だけに、関心の高さをうかがいしることができました。
会は、まず表現者の会が作った共謀罪のビデオ・パート1、パート2の上映から始まりました。私自身、この間、静岡空港の土地収用問題に力量を注いできたため、直接的に共謀罪の問題にきちんとした関わりをもてていませんでした。
それだけに最初のビデオのストリーに本当にこんな社会が到来するのか、という違和感も感じました。しかし、そのあとの共謀罪に関する山下幸夫弁護士の(日弁連共謀罪対策WG委員)報告で事の本質がだんだんに見えてきました。
そして、ジャーナリストの斉藤貴男さんから、あのビデオの中の共謀罪の罪を着せられた風刺画コラムリストが自分に重なるとの発言から始まる日本社会の警察を中心とした監視型社会に、そこまで進んでいるのか、衝撃を受けました。
斎藤さんは住民基本台帳ネットワークによる国民を番号で管理する社会とその住基カードに免許証やパスポートや年金などが一体化、出入国管理法での指紋による外国人管理、防犯カメラの増大など超監視社会について語ってくれました。
この超監視型社会は、結局、戦争と差別が日常的になる社会に備えてのものである事を強く指摘しました。特に戦争に関連して憲法改正や在日米軍の再編に絡めて誰が戦争をするか、問いかけました。
そして、結局アメリカ型社会、格差社会が徹底して進行し、貧困から浮上できない底辺層が名誉と金銭を求めて軍人になっていく、そこまで行くまでの間の徴兵制もありうるとの警鐘を鳴らしました。
斎藤さんの最後の「イヤな話ばかりしたが絶望を運びにきたわけでない、共謀罪の継続審議は反対運動というより敵失による所が大きい、これから共謀罪の反対運動をはじめる皆さんに気合を入れるつもりで話した」は印象的でした。
このあと、密告制度(ゲートキーパー制度)に関する松坂英明日弁連副会長の報告は知らない事が多く、斎藤さんのお話を裏付けるような話でした。講演のあと会場からの発言と私が指名されてしまいました。
「金儲けのどこが悪い」とする村上ファンド・村上世彰氏の東京検察庁による逮捕、信じられないような通学途中の小学生殺人事件、社会は大きな格差不安と犯罪不安におびえ、とにかく警察に守ってもらいたいという気分が蔓延しています。
この社会の雰囲気と共謀罪、ゲートキーパーなど法律改正が結びつく時、本当に怖い社会が生まれてきます。みなさんと共にこの反動と戦っていきたいと思います、と発言。最後は、中村順英弁護士がまとめてくれました。
2006年06月06日(火) |
村上ファンド代表逮捕への各新聞社説 |
村上ファンド代表の村上氏は逮捕直前の記者会見で「証券取引法違反容疑」を認めるという予想外の展開の中で東京地検による逮捕劇が進行しました。各マスコミは一斉にこの問題を取上げています。各新聞社の社説見出しを追って見ます。
日経新聞―村上代表逮捕を機に市場の規範確立を 毎日新聞―ルール違反なら退場は当然だ 朝日新聞―ファンド膨張の末に 読売新聞―”プロ”を狂わせた市場原理主義 中日新聞―「罪」と認めたけれど・・・ 産経新聞―許されぬ市場への裏切り 静岡新聞ー監視制度の整備を急げ
社説の多くは、公正な市場を、監視制度の確立をというのが大方の見方です。「勝ち組ー負け組」、格差社会の顕在化の中で「勝ち組」に検察のメスが入り込んでいるわけですが、裁こうとする物が何であるのか。市場原理主義を持ち込んだ小泉構造改革の問題にまで迫っていくのか、大いに注目です。
それにしても、『ヒルズ黙示録 検証ライブドア』の著者・アエラ記者・大鹿靖明氏のテレビへの登場が目立ちます。5月28日田原総一郎サンデープロジェクト、6月5日の筑紫哲也ニュース23の連続です。
6月10日の19:00アイセル21での「ライブドアとは何だったのか」講演会での大鹿さんからの直接のお話が楽しみです。
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