2006年10月03日(火) |
商工労働委員会終わる |
今日は野澤義雄委員長の下、商工労働委員会、準備不足の中の委員会でした。質問者は、中谷多加二議員、林芳久仁議員、鳥澤富雄議員、天野進吾議員、吉川雄二議員、早川育子議員、そして私の7人でした。
議論が集中したのは、景気回復と非正規雇用の拡大についてでした。景気回復というがゼロ金利による設備投資が牽引してきた、倒産は増加、中小に実感が無い、働いても食えないワーキングプアの登場、景気は本当に回復しているのか。
そして、障害者自立支援法の10月完全施行の中で、施設から地域生活移行と就労支援議論。就労と言うと福祉サイドでは作業所、授産所、一方で労働サイドでは一般企業への就労、この棲み分けと連携、人的サポートをどのようにすすめるか。
7人の質問者がどこか共鳴し合う部分があり、議論は少しづつ深化していました。杉山栄一部長がわりと委員の質問に自分で答弁する部分を選んで最初に発言するので結構しまった委員会になりました。
※※私の今日の質問項目 1、第8次静岡県職業開発計画について(景気回復、非正規労働、派遣法、契約法など) 2、若者対策について(フリーター・ニート対策、海外青年協力隊帰国者の就労支援など) 3、障害者の就労支援について 4、外国人労働者の社会保障について 5、知的・産業クラスターについて 6、外資企業のトップセールスについて 7、中心市街地活性化法施行について 8、技能五輪について
2006年10月02日(月) |
単位制・中央高校の後期入学式に参加 |
凱旋門レースでディープインパクト、最後の直線でトップに立つものの結局3着、思わず「がんばれ」と大声を出したのが昨日の夜中でした。そして、つい、どうしてこんなに興奮してしまったのだろう、ナショナリズムかと、自己分析。
今日は、私の住む城北町内会にある単位制・中央高校の後期入学式に参加しました。37名の新入生を代表しての女子生徒の挨拶に感動してしてしまいました。今年の4月、普通高校に入学したけれども不登校になった、とのこと。
だけれども、これではダメと中高校を見つけて入学したと言うその経過を詳しく話しながら「初志貫徹」について語ってくれました。この入学式で、あんなに自分の気持ちを話せる彼女に驚きました。
中央高校の環境を活かして自分の道を探してほしいと言う気持ちと、あまり張り切りすぎないようにね、という気持ちと両方を感じて入学式をあとにしました。いつも学校に通う中央高校の生徒が歩く町内、街に活気が出ています。
明日から商工労働委員会、川田さんを招いての県政報告集会、外国人検診会チャリティコンサートと、委員会準備が遅れています。さて・・・。
2006年10月01日(日) |
外国人検診会チャリティコンサート終わる |
どうなるかと心配された外国人検診会チャリティコンサート無事に終わる事が出来ました。ボランティア出演をされて下さった各グループの皆さんに感謝です。とてもすばらしい演奏でした。これで何とか検診会を乗り切れそうか?
2006年09月30日(土) |
川田さんの熱い想いに感動 |
「県政の今を語る」報告会、会場あふれんばかりにお集まりいただいた300名の方々、川田龍平さんの熱い想いに感動した1日でした。私も4年間を振り返り、これからの6ヶ月を語らせていただきました。いよいよ始ります。
2006年09月29日(金) |
自民党古手議員には答弁も長い石川知事 |
今日は一般質問最終日、自民党・杉山盛雄議員、平成21・三ツ谷金秋議員、自民党・奥之山隆議員、公明党・阿部時久議員、自民党・遠藤榮議員でした。どうも知事は自民党古手には答弁項目を多く対応しているようです。
杉山議員が「徴税一元化構想について」―市町の電算機の統合が大きな課題とのこと、三ツ谷議員が「マスコミアンケートへー心とモノのどちらが大事ー知事の回答について」ー心が大事と言うのは経済が余りうまく言っていない地域。
奥之山議員が「朝鮮通信史400周年と日韓交流について」ー駐在員の役割を観光だけでなく交流の窓口にしたい、阿部議員が「発達障害者への支援について」ー障害者手帳の発行の基準が整いつつある。
遠藤議員が「草薙運動場の今後の整備について」−要望をもらって整備の必要性を認識した。いろんな角度からの質問で議会らしいと言えば議会らしい。基本的に知事を支持する立場からの質問で、知事も満足げに答弁、という印象です。
明日は、18:30静岡市民文化会館大会議室にて県政の今を語る集会、1日は外国人検診会チャリティコンサート、2日も結構スケジュールがはいっており、委員会準備が遅れています。
2006年09月28日(木) |
福島県知事、辞職ニュースの中で知事答弁 |
今日は共産党・梶野完治議員の代表質問と小野達也議員、植松明義議員、山村利男議員の一般質問でした。佐藤栄佐久福島県知事の多選による腐敗、弟の逮捕で辞職というニュースが流れる中での本会議でした。知事はどう受け止めているのか。
知事の得意顔セリフは、梶野議員が高齢者、障害者への負担増に対する見解を求めた事に、共産党として少子高齢化、グローバル化の中で社会保障を維持していく租税負担はいかにあるべきか、政治休戦してでも国会議論をして欲しいのくだり。
自らの年金は350万から360万を紹介しながら年金500万と言う方が負担増を批判するといTV番組をみての個人的感想といいながら、どうすればいいんですか?と梶野議員への逆質問。梶野議員、史上空前の利益をどう考えるのか、と反論。
小野議員の静岡ブレンドに関する質問に、富士宮焼ソバのように成功事例を引き合いにしながら、いいものがあるのに自慢をしない静岡人気質、これが問題だ、に知事は自慢ばかりのヤジにやぶ蛇状態。
植松議員の県立3病院の地方独立行政法人化問題での突っ込み、山村議員のがんセンター、総合病院の地域がん拠点病院を巡る議論に期待したのですが、これまでの議論の域を越えない答弁で、残念でした。
※※ 明日の一般質問
質問順序 1 質問者 杉山盛雄
1 地方税一元化構想について 2 児童虐待への対応について 3 沼津港の利用促進対策について 4 企業局における工業用地造成事業の今後の方向性について 5 我慢する力の育成について 6 地域警察官の職務執行力の強化について
質問順序 2 質問者 三ッ谷金秋
1 地域の豊かさに関する知事の認識について 2 職員の服務の徹底について 3 東海地震対策について (1)県民の備え (2)罹災証明 4 船舶に係る環境問題について 5 試験研究機関における新品種育成について 6 校内暴力への対応について 7 高齢運転者の事故抑止について
質問順序 3 質問者 奥之山 隆
1 朝鮮通信使400周年と日韓交流について (1)日韓友好事業の推進 (2)交流の促進 2 一社一村運動について (1)今後の取り組み (2)木質バイオマス等の活用 3 農業の試験研究機関再編について 4 県版食育基本法について 5 二宮尊徳の教えについて 6 再チャレンジ地域の力について 7 ねんりんピック静岡2006について 8 第二東名自動車道の建設促進について (1)道路網の整備 (2)民営化の影響 9 障害者雇用率の向上について
質問順序 4 質問者 阿部時久
1 少子化対策に係る新たな施策の展開について 2 産業廃棄物の適正処理について 3 発達障害者への支援について 4 障害のある方の雇用促進について 5 農山村の自然や伝統文化の継承について 6 国道1号新天竜川橋の拡幅工事の進捗状況と今後の見通しについて
質問順序 5 質問者 遠藤 榮
1 草薙総合運動場の今後の整備見込みについて 2 新交通システムDMVの導入について 3 桜による富士山ろくの景観づくりについて 4 工業用水料金の見直しについて 5 田子の浦港の整備について
2006年09月27日(水) |
今日はいつもの石川節で答弁、石川知事 |
安倍晋三内閣が発足しました。新聞各社の社説分析をしたかったのですが、まずは県議会本会議報告をおこないます。「仲良し内閣」「論功賞内閣」、それにしても民主党・小沢一郎代表の検査入院は長期説もあり、痛いですね。
今日の代表質問は、公明党・前林孝一良議員、KEN-MIN・森元なおこ議員、前林議員の質問では、私が知らないろんな知識が吸収でき、森元議員には、女性の観点からのはっとする切り口があり、議会の多種多様さが実感できました。
知事の力が入っていたのは、前林議員質問のバイオエネルギーについて、良さはわかるが経済性が成り立たなければ立ち行かないと言うくだり、森元議員質問の組織のフラット化の高度化について、効果が何故外から見えにくいかのくだり。
この外から見えにくい組織の政策推進体制の根拠として、行政の単年度予算システムによる「議会承認、その決定の枠組みを外れる事が出来ない」ことによる制約、民間のように即、市場の変化に対応できい構造の説明が長々ありました。
そこを少しでも突破する意味で、予備費の充当があるが極めて抑制的にしか運用できない、部長の調査費も計上しているのでその流用で対応するが半年、1年前倒しくらいまでで、結局わかりずらい、という説明に相当時間を割きました。
これって、確か、裏金が発覚した時、すぐに使いたいが来年まで待たなくてはいけない、だから裏金があったほうがいい、とする裏金発生の根拠説明に使われました。果たして県民が求めているのは単にスピードの問題でしょうか。
これをいうなら、もうひとつの官僚機構の問題、予算執行の提案責任、時代に合わなくなったときのその責任の所在について明言すべきでしょう。いまだ、防災船「希望」をめぐっては問題なかったと説明しています。
静岡県は、裏金の責任をとって辞職した職員は誰もいなかった、という事実にどう答えるか、退職金4800万円をそのまま満額受け取った知事はやはり官僚出身の知事ということでしょうか。
※※ 明日の質問
質問順序 1 質問者 梶野完治
1 知事の政治姿勢について (1)今後の本県行財政運営 (2)高齢者、障害者等社会的弱者への対応 2 政令指定都市移行に伴う基本協定について 3 浜岡原発について (1)タービン破損事故 (2)プルサーマル計画 (3)耐震安全性 4 静岡空港建設について (1)国内路線とCIQ体制 (2)ターミナルビル (3)県債の利息 (4)工事請負契約 (5)用地取得 (6)空港の必要性 5 104訓練について 6 福祉・医療行政について (1)介護保険制度と障害者自立支援法の負担増に対する県の対応 (2)県民の医療の充実 7 県立3病院の一般地方独立行政法人化について 8 地域経済活性化のための安定雇用対策について o 非正規雇用の解消と労働者が安心して働けるルールづくり 9 建築物耐震化の促進について (1)私立学校の耐震化 (2)木造住宅の耐震補強 10 教育行政について (1)教育基本法改定案に対する所見 (2)少人数学級
質問順序 2 質問者 小野達也
1 魅力ある伊豆半島の地域づくりについて 2 観光立県への取り組みについて 3 くらしのみちゾーンについて 4 県産農林水産物のブランド化への取り組みについて 5 森林の景観の保全に向けた取り組みについて 6 金利上昇に伴う中小企業向け制度融資の対応について 7 教職員の資質向上について
質問順序 3 質問者 植松明義
1 東部地域の魅力ある地域づくりについて 2 消防団員確保への取り組みについて 3 県立病院の医療体制について (1)県立3病院における安心・安全な医療の提供 (2)県立静岡がんセンターの患者への対応 4 団塊世代の大量退職への対応について 5 教職員の定数について 6 警察官の健康管理について
質問順序 4 質問者 山村利男
1 アジア地域との国際交流について 2 環境基本計画の改定について 3 今後の本県のがん対策について o 県立静岡がんセンター及び県立総合病院の対応 4 フーズ・サイエンスヒルズの推進について 5 茶業の振興について (1)新品種への取り組み (2)老樹齢茶園の改植 6 養護教育における就業促進対策について
議事課 杉山・岩田
2006年09月26日(火) |
答弁に覇気のない石川知事 |
今日から県議会代表質問がはじまり、自民党・須藤秀忠議員、平成21・田中泰之議員が質問に立ちました。石川知事、いつもは質問趣旨とはずれて脱線、長すぎるとの苦言が出るのですが、今日は何故か、持論に覇気がありませんでした。
答弁に新味はありませんでしたが、須藤議員の国際線についての質問に、タイで開催予定の園芸博覧会で各国首脳にトップセールスを展開する、田中議員の地権者との円満解決についての質問に、最後まで糸口を掴む、と白々しい答弁でした。
県立3病院の地方独立法人化に対しては、須藤議員は質問しましたが、田中議員は質問しませんでした。6月議会の私への答弁とほとんど内容は変わらずでした。議会終了後に病院局に答弁に関する資料請求しました。
昨今話題の県職員の飲酒運転に対する免職について須藤議員が質問、飲酒運転検挙で自動的に免償でいいのかと停職2ヶ月を擁護し、ほう助については新たな規定を設けるとの、昨日の定例記者会見での発言を繰り返しました。
免職規定について資料請求しています。
※※明日の代表質問
質問順序 1 質問者 前林孝一良
1 知事の政治姿勢について 2 県職員の資質の向上について 3 バイオ燃料活用の推進について 4 富士山静岡空港について o 修学旅行や教育旅行による航空需要拡大策 5 国民文化祭開催に向けた取り組みについて 6 環境マナー啓発のための取り組みについて 7 健康長寿社会実現に向けた施策について (1)健康診断受診率の向上 (2)学校における健康診断の充実 8 若者就労支援策のさらなる推進について 9 耕作放棄地対策について 10 水害防止策の推進について 11 県民のニーズに対応した県営住宅づくりについて 12 英語教育のあり方について o ALTの活用状況と英語教員の海外研修 13 鑑識技術の維持について
質問順序 2 質問者 森元なお子
1 戦略的な政策推進体制について 2 市町の財政問題について 3 TSL防災船「希望」について 4 SPACの評価とあり方について 5 県内のごみ処理施設について 6 救急医療体制について 7 子育て支援について (1)親に焦点を当てた取り組み (2)子育て家庭への支援 8 ニート対策に関する問題について (1)非自立青年に対する医療的支援 (2)多様な非自立青年への対応と支援スタッフの育成 9 県内の港湾について (1)スーパー中枢港湾構想への対応と清水港のあるべき姿 (2)清水港、田子の浦港及び御前崎港の役割分担 10 教育行政について (1)教育をめぐる問題への対応 ア 不祥事再発防止に向けた体制の整備 イ スクールカウンセラーの活用と相談体制の充実 (2)子育て体験学習の拡大 11 警察行政について (1)高齢者の犯罪 (2)少年非行
2006年09月25日(月) |
静岡県の障害者自立支援法に関する調査 |
今日は10月1日の障害者自立支援法完全実施を目前に「障害者と自治体議員の会」による「激変緩和措置」を求める街頭キャンペーンと意見交換会、障害者福祉室、障害者プラン推進室との話合いが行われました。
意見交換会の中で、静岡県が状況把握の為の知的・身体・精神・障害児の4つの分野でそれぞれ母数200計800人の方に11の項目に渡るアンケート調査をやっている事が明らかとなり、話合いの中でその趣旨についての議論がありました。
つまり、このアンケート調査の結果は、おそらく批判の声が強く出る事が予測される、その場合、利用者負担軽減策も考えて調査されているのか、一方で、この調査で本当の実体は把握できるのか。
そして、そもそも8月要望の「激変緩和措置」の対象者は非課税世帯と限定していくとかなり狭まり、この会に関わるメンバーからの情報で実態は十分把握できるし、そんなに財政負担にはならないのではないか。
回答としては、この調査は法律改正にむけた基礎資料としたいと考えている、財政負担についての推計値は出せるので把握して見る、との回答でした。担当者としても予算編成の上で貴重な意見聴取の場と熱心な議論が行われました。
次の会は10月25日、アンケートを軸にということになりました。
※※ 本日の申し入れ書
静岡県知事 石川嘉延様 健康福祉部長 藁科一仁様 2006年9月25日
障害者自立支援法を考える障害者と自治体議員の会 連絡先 静岡市葵区鷹匠3-3-1 054−209−5677
障害者自立支援法完全実施を前に激変緩和措置を
8月23日付での要望に対して8月30日回答をいただきました。静岡県内においても42の自治体議会において「激変緩和」措置に関しての議会答弁や事業者への通知などその全容が明らかになりつつあります。9月20日毎日新聞静岡版においては一部自治体の状況が、本日の朝日新聞全国版において全国の「激変緩和」措置の概要が伝えられています。
10月障害者自立支援法完全実施を目前に、私達も本日街頭でのキャンペーンを行ってまいりました。そもそもは「悪法」とでもいうべきこの法律が成立している事に全問題がありますが、心ある自治体による「激変緩和」措置によって辛うじて障害者の最小限の権利が守られている現状であります。
改めて、静岡県に以下の要望を致しますが誠意ある回答を求めるものであります。
「1」 8月30日回答についての直接の説明を伺いたい。
「2」 県が示したガイドラインすら実施されていない自治体についての今後の取扱いについてはどのような対応されて行くのか、明らかにしていただきたい。
「3」 県による実態調査が行われていますが、調査対象範囲を含めその趣旨とこの結果の取扱いについて伺いたい。
「4」 こうした現状を踏まえて改めて8月23日付け要求の再検討を求めたいが、見解を明らかにしていただきたい。
「5」 現在福祉計画を策定中とのことですが、当事者や地域の実情を反映したものになっていくのか、実情を伺いたい。
朝は、裾野市で市議会議員3期目に挑戦するおおば高志さんの出発式に行って来ました。彼とは静岡県知事選挙での連携や虹と緑の500人リスト運動での共同の活動があります。裾野市での市民派、絶対に必要な方です。
事務所に70名ほどの参加だったでしょうか。24名の定数に28名の立候補者(現職23名)という少数激戦型選挙戦、勝利していただきたいものです。選挙事務所のあの張り詰めた緊張感を久しぶりに味わい、半年後の選挙の姿もダブりました。
戻って、修学児前の障害児が通ういこいの家の運動会に参加しました。屋外での競技でなくプレイルーム内ということで部屋の中は熱気に溢れていました。「はたらく車」、パン食競争の2つを見ました。
とにかく親御さん達が若い!に驚きました。ハンディを背負った子供達の親としてどんな気持ちでこの運動会に参加しているんでしょう。いこいの家に通う子供達の兄弟姉妹のパン食い競争もありましたが、楽しそうにやっています。
お昼は水産商協の青年部のみなさんが千葉産まぐろの解体を実演協力、歯科技工士の専門学校のみなさんがボランティで参加していました。運動会ひとつにしてもこれだけの大勢の方々の手を借りて運動会が行われている事に驚きました。
障害者自立支援法がこうした方々にどう受けとめられ、今後の激変緩和が実現して行くのか、若い世代の親御さんの意識や意見を聞く機会を是非とも得たい、そんな印象を持って会場から離れました。
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