金色の夢を、ずっと見てる

2009年12月23日(水) 去年に比べるとずいぶん成長。

今日は、保育園の発表会でした。去年は自分の出番が終わってからも前に出たがってジタバタして保育士さんに抱き止められ(というか捕獲され?)自由人ぶりを発揮して苦笑させてくれたユウですが、今年は大丈夫かな?


義両親とうちの父は残念ながら都合がつかず、今年はうちの母と私と次郎君で見に行きました。後から、近くで1人暮らししてる妹もチャリで来ました。ユウのクラスの出番は全体の真ん中辺りだったので、そこまでの他のクラスの演目も見たのですが……なんというか、全体的にシンプル(笑)

妹も保育士なんですが、彼女の勤め先は行事がいちいち大規模なんですよ。当然、それにかかる準備で保育士の負担もかなりのもので、毎年運動会や発表会の前には、園児達の衣装作りや大道具作りで残業やら仕事の持ち帰りやら、妹はよれよれになってるんですね(苦笑)それを見てるせいか、ぶっちゃけどうにも物足りない(^^; 母は
「恵美子(妹)の保育園はなんでも派手だけど、ここは逆に手をかけなさ過ぎる」
とボソリ。う〜む、確かに見てて
「あ〜これは恵美子の園だったら着ぐるみ作って着せるぐらいやりそうだよね」
と思った場面もちらほら。


でもまぁそれもよく言えば素朴というか、園の方針が『子供は元気でそこにいるだけでかわいい』というものである以上、園ごとの特色の違いとしか言いようがないものですね。



ユウ達のクラスの演目は、『てぶくろ』という劇(?)でした。森に落ちてた大きな手袋に、色んな動物が次々にやってきては
「わ〜い、あったか〜い♪」
と手袋にもぐりこんでくる、というシンプルな内容。子供達は動物の耳をくっつけたカチューシャをして、それぞれ担当の動物っぽい色の服で登場です。

ちなみにこれ、実は妹も保育園の頃に同じ演目をやった事があって、しかもユウはその時の妹と同じネズミさんの役。ただでさえ
「ユウは恵美子が2〜3歳の時と同じ顔」
と言われるぐらい似てるんですよ(笑)妹の当時の写真も残ってる事だし、これはぜひ並べて比べてみなければ(爆)

子供達の衣装は、『下は黒のズボンで、上はその動物ごとの色』とのご指定。ユウはネズミさんだったので、グレーのチュニックを着せました。一緒にネズミさん役の男の子と2人で前に出てきて
『てぶくろさん♪てぶくろさん♪あったかそうなてぶくろさん♪』
と歌にあわせてお尻をフリフリして踊り、2人で声をそろえて
「くいしんぼうネズミです!」
と元気に自己紹介。その後はおとなしく手袋の中(と設定された長椅子)に保育士さんと一緒に座って上機嫌だったのですが……あ、会場後方でビデオ撮ってる次郎君に気付いた。


いや、幕が開いた瞬間から、子供達は自分の親を探して客席をきょろきょろしてはいたのです。ママー、とかおかあさーん、とか呼んだりして。ユウも同じようにしてたんですが、役目が終わって一段落したところでパパを見つけちゃったわけですね。えぇ、去年同様、ステージ上から
「パパちゃ〜ん♪」
と呼んでニコニコ(笑)そして次郎君のすぐ隣にいた恵美子にも気付き
「えみちゃ〜ん!」
と嬉しそう。

ステージではその後も『ぴょんぴょんカエル』さん、『早足ウサギ』さん、『おしゃれキツネ』さんと次々に動物が出てくるのですが、その間も客席を見回して……あ、客席中央付近に座ってる私と母にも気付いた。そして予想通り、嬉しそうに
「ママちゃ〜ん♪」
と呼ばれました…(苦笑)まぁ他の子供達も同じように自分の親を見つけては
「ママー!」
とか言ってたので、いい事にしよう。

劇は、最後に『のっそりクマ』さんが出てきて、みんなで前に並んで仲良く歌ってお終い。どの動物をやるかというのはほとんど本人の希望どおりにさせてくれたらしいんだけど、やっぱりというべきか、ウサギさんは全部女の子でした。そしてクマさんは全部男の子。ちなみにユウは最初はカエルがいいと言ってたらしいのですがすぐにキツネに鞍替えし、最終的にネズミで落ち着いたそうです……マイノリティ?(苦笑)


出番が終わったら教室に迎えに来てください、との事だったので移動。大きいクラスの子達は2つぐらい出番があったりして最後までいるんですが、3歳以下のクラスは出番が終わったらすぐ帰っていいの。お土産のお菓子と、練習で使った色画用紙で作った動物の耳(本番はちゃんと布で作って綿を詰めた耳でした)をくれてさようなら〜。



午後は、ユウはそのまま実家でちょっと預かってもらって、私は妹と買い物。次郎君は家で仕事。そして夕方から再び実家に行って、仕事が終わった父も合流してみんなで焼肉食べに行きました。

次郎君が今年は厄入りなのです。で、厄入りの時に宴会とかするでしょ?(田舎だけ?)大きな災いが起こらないように、集まった皆でちょっとずつ厄を背負いましょうねっていう宴会。当然厄晴れの時には『皆さんのおかげで大過なくすごせました』というお礼の宴会もやるわけですが。

で、うちの両親が
「宴会とまではいかなくても、その代わりにご飯でもおごってあげようか」
とちょっと前から言ってくれてて、それがやっと実現したんです。ガッツリ食べた後は、近くの住宅街が毎年やってるクリスマスのイルミネーションを見に行きました。


……去年に比べるとイルミネーションしてる家が減ってた気がする。去年はその辺の住宅街のほとんどが飾り付けしててすっごい派手だったのに、今年はやってる一画とやってない家が入り混じってる感じ。これも不況のせいかねぇ…なんて言いながら見てきました。でもすごくキレイでしたけどね。次郎君が
「ユウが喜ぶならうちもやろうかな〜」
なんて言ってましたが、住人は家の中からは見れないんだから、意味がないと思います(--;



2009年12月20日(日) これでしばらくは結婚式ないな〜。

今日は、前の職場の友達・けみちゃんの結婚式でした。


同じく前の職場の友達であるかおるんと2人して、着物で出席しました。事前に相談していたら2人とも紫系の着物という事が判り、慌てて写メで情報交換。検討の結果、同じ紫系といっても私のは青味が強い藤色で、かおるんのはもろに紫。さらに、私のは色無地に近いぐらい模様が少ないんだけどかおるんのは全体的に柄が入りまくり…と大丈夫そうだったので、2人とも予定通りの着物となりました。

あまりにかぶるようだったら違う着物にしようかとも思ったんだけど、10月からこっちでユウの七五三やら同僚の結婚式やらで数回着てて
「今回が終わったら洗いに出そう」
と思ってた物だったので、できれば変えたくなかったんだよね(笑)



場所は、他の友達の結婚式でも2回来た事がある、ちょっと郊外のレストラン。ちょっと雨も降ってて肌寒かったんですが、披露宴のスタートで新郎新婦がガーデン(晴れていればそこで人前挙式も出来るイングリッシュガーデン)に面した扉から入場してきてビビリました。けみちゃん、妊娠7ヶ月ですが!?その体で、この寒い屋外でスタンバってたの!?

後で聞いたら、もちろん扉が開く直前まで上に羽織ってたんだけど、やっぱり寒かったらしいです。無茶するなよ〜!(><)


旦那さんとなる人はこの日が初対面だったんですが……うん、優しそうな人でした。けみちゃんより5歳年下なんだけど、けみちゃんが年齢より若く見えて彼がちょっと落ち着いた感じなので、並ぶと年の差を感じない2人でしたね。


司会者が、7年ぐらい前に友達がここで結婚した時と同じ人だったんですよ。で、どうやらこの会場では定番らしい『花嫁が目隠しして新郎を当てよう!』ゲームが今回も出てきました。

新郎を含む5人の男性と目隠しして握手して、無事に新郎を当てられなかったら(なぜか)新郎に罰ゲーム!というゲームなのですが(笑)前の友達の時は、その5人に紛れてた新郎のお父さんを選んじゃって、そのまま新郎の父とお色直しの退場。そして残された新郎はウェディングドレスで女装した司会者と退場…という爆笑ものの結果に。今回はどうなるのかな?

選び出された5人の中に新郎新婦それぞれのお兄さんがいたんですが、2人とも子供を抱っこしてきて子供に握手をさせたので、実際にはその2人を除いた3択で旦那さんを当てる事に。そして見事にけみちゃんは旦那さんを当てた!……のですが、司会者の方が
「はい、では3番の新郎さん、前に出てきてくださ〜い♪」
と言いながら、実際には4番だった新郎のお父さんを前に引っ張り出す(笑)じゃぁ今回も新郎のお父さんと退場するのかな…と思ったら、お色直しの退場は新婦のお母さんとでした。どっちにしても新郎は残されて罰ゲームをやらされるんだな(^^;


もしかして今回も?と思っていたら予想通り、ドレスに着替えた司会者が冬ソナのテーマにのって登場。そのまま新郎と腕を組んで退場し、会場出口で一礼しながら
「今“冬ソナ”のテーマが流れてますが、私、チェ・ジウではございません。今年で四十(しじゅう)でございます」
と言ったから会場大爆笑。そのまま、司会者は新郎をお姫様抱っこして会場の外に消えて行きました。


最後はお姫様抱っこで退場、という所まで7年前の友達の時と同じだったんですが、オチが判ってても笑えましたからね。ここに限らず、『司会者がうまいから会場が盛り上がった』って場面がたくさんありました。一歩間違うと司会者が空回って実に寒い雰囲気になっちゃうとこなんですが、この人本当に上手だったなぁ。

てか、多分着替えとかでいない時にも、ちゃんと司会の声はしてたんだよね。あれってどこかで隠れて着替えながらしゃべってたのかな。録音を流してるって感じはしなかったんだよね〜。



お色直しで主役不在の間に、各テーブルから1人代表者を出して、新婦のカクテルドレス色当てクイズ。用意されたのは9色の色画用紙。代表者全員vs司会者でじゃんけんをして、勝った人からこれと思う色を取っていくという手法だったのですが、なぜかテーブルの代表者にされる私(--; 一応、席を立つ前に他の人と
「何色だと思います?」
「ピンクとか黄色とかサーモンオレンジとか、そういうイメージなんですけど」
「あ、私達もそう思います!」
というやり取りをして、無事淡いピンクの画用紙をゲット。しかし出てきたけみちゃんは、鮮やかな赤いドレスでした。小物やブーケが緑メインで、何気にクリスマスカラーでかわいい!まったく予想外でしたが、よく似合ってました。


その後、新婦の友人3人から歌のプレゼント。AIさんの『Story』で確かにいい曲なんだけど……えーと正直、
「なぜわざわざここまで聞かせる演出にするのだ?」
とちょっと疑問でした。

披露宴での歌って、一般的には『余興』ですよね。歓談中に、もうほとんどBGMみたいな感じ。でも今回は、新郎新婦をわざわざ椅子に座らせて(基本がレストランでそう広い会場ではないので、ドレスの色当てクイズのために高砂のテーブルと椅子は片付けられてたの)
「それではここで、新婦のお友達から歌のプレゼントです」
って紹介されて新郎新婦の傍らに立って、会場全体の照明も落とされて新郎新婦と歌う人達にだけスポットライトが当てられて、出席者全員が注目する中での歌披露だったの。通常の“披露宴で歌”のパターンに比べると、ものすごく『ちゃんと聞いてもらおう』感が強い演出だったんですね。

で、そこまでするとはどんだけ上手いのかと思ったら、こう言っては失礼だけどすっげぇフツー。下手ではないんだけど、ちょっと上手な人がカラオケで1人で歌う方がずっと聴ける…って感じ。歌う本人達も緊張しただろうけど、聞かされる方も妙な居心地の悪さを感じました。



その後、けみちゃんのお父さんからのビデオメッセージ……これが泣けました。

実は、けみちゃんのお父さんは3年ほど前に亡くなってるんです。亡くなられる前にメッセージを残してたのか!?と最初は驚いたのですが、途中で新郎の名前が出てきて違うと気付く。じゃぁこれは一体…?と思ってたら、それはお姉さんからのプレゼントでした。お父さんが生きてたらこう思うんじゃないかなって内容を手紙にして、お父さんに声が似てる人を一生懸命探して、録音させてもらったんだそうです。

スクリーンに映し出される、けみちゃんの小さい頃からの写真にかぶせて流れるお父さんからのメッセージ。実際にお父さんが遺したものじゃないと判ってても泣けてしまいました。もしいつか自分が子供の結婚より先に逝く事があったら、手紙でいいから何か遺しておこう…と思いました。



披露宴が無事に終わり、会場を出る時に新郎新婦と一緒に写真を撮る。新郎のお母さんが…キレイなんだけど、なんつーか気の強そうな人だったのがちょっと心配(苦笑)うまくやれよー。

お見送り時に新郎新婦からお客様に手渡すプチギフトってあるじゃないですか。オーソドックスなとこだと、クッキーやキャンディ、チョコレートなどのちょっとしたお菓子。今までもらった中で印象深かったのは、お箸とかハーブの栽培セット(缶の中に乾燥した土とハーブの種が入ってて、その缶を鉢代わりに水だけ与えてやればハーブが育つという代物)とか栄養ドリンクとかかわいい石鹸とか宝くじを1枚ずつとか。小さいものだけど結構センスが問われる場面だと思うんですが……


新郎から手渡されたのは、1通の封筒。はて、初めてのパターンだわ…と思いつつ後で開けてみたら、二次会の案内状でした。え?このタイミングで二次会の案内!?しかも帰る人全員に?


前日にかおるんとメールでやり取りした時に
「二次会はしないのかな?」
って話は出たんです。予約の都合もあるから、人数確認のためにもある程度は出欠を打診するじゃないですか。でも直前にかおるんがけみちゃんとメールした時も特に二次会の話は出なかったとの事だったので、けみちゃんは妊娠7ヶ月だし、多分ないんだよね…と言ってたんです。あるのか!

……どうする?とかおるんとちょっと相談しましたが、事前のお誘いがなかったという事はわざわざ来て欲しいとまでは思ってない…って事か?いや、そう言うとなんか意地悪な受け取り方に聞こえるかもしれないけど、私もかおるんも1〜3歳の子供がいるわけです。夜まで拘束しちゃ悪いと思ったのかもしれないね〜…と解釈して、行かない事にしました。実際、2人とも旦那や義実家に子供を預けて来てるので、このうえ更に夜また出かけるってのはちょっとやり辛いしね(もちろん、ただ単に新郎新婦や幹事さんがうっかりさんで誰にも事前のお知らせナシでいきなり配っちゃったのかもって可能性も無きにしも非ずなんだけど、それはもう今言ってもどうしようもないし)。けみちゃんが産休に入ってからでも、改めて3人で食事にでも行ってゆっくり話そう、という事で。



でもせっかく2人とも着物という滅多にない状況だったので、帰りにプリクラ撮りに行きました(笑)いや〜プリクラなんて何年ぶりだろう。ゲーセンで目立った目立った(^^; でも、こういう事言うと本当におばちゃんぽいけど(苦笑)今のプリクラってすごいんだね〜。文字やイラストを直接描き込みできるだけじゃなくて、かわいいスタンプや効果(キラキラとか縁取りとか)で画像の編集ができるんだね。んでその画像データを、赤外線で携帯に送ってくれるの。いや〜おばちゃんビックリしちゃったわ(笑)でも楽しかったので、機会があったら家族3人で撮ってみるのもいいかも♪


その後、かおるんを家まで送ってから帰宅。入れ替わりに次郎君が忘年会に出るので、街まで送ってあげてから実家に行きました。これでまたしばらくは着物を着られる予定がないので、ちょっと寂しいな。



2009年12月11日(金) 来年は買出しから手伝うか?

夕方、ちょっと会社で居残りしてお雑煮作り。

なぜかというと、明日、会社で餅つきをするんです。で、その時にお雑煮とぜんざいと赤飯も一緒に振舞うのですよ。大鍋3つ分もの大量のお雑煮。うちの会社は一人暮らし経験者が多いので料理できる男子も多少はいるのですが、味付けとかはやはりなんとなく女子がやった方が安心…と思うようで、毎年お手伝いしてます。


午後からは若手が材料を買い出しに行ってて、終業後に調理スタート。




うん、まず、なんで6本入りの人参が3袋もあるのかな?

いくら全体量が多いからって、どう見ても明らかに多すぎる。聞いてみたら
「いや、去年の買い物リストを見ながら、それと同じ量買ってきたはずなんですけど…」
…………『3袋』って書いてあったわけね。多分、去年の人参は1袋に5本も6本も入ってなかったんだと思うよ。1袋だけ使う事にして、残りは自炊男子がお持ち帰り。


で、なんで立派な大根も4本もあるのかな?(苦笑)3本は使って、1本は
「明日すりおろしてお餅と一緒に食べよう」
という事になりました。


しいたけ…今すぐ使うんだから干ししいたけじゃなくて生の方が使いやすかったような気もするが……まぁ煮ればいいか。てかなぜ中国産を買ってくる!?


鶏肉。これは汁物用っぽい小さく切ってある奴。割高なのに…と思うが、さすがに男子にそこまでの感覚を要求するのは酷かな(苦笑)


水洗いしてあるゴボウ。うん、これもちょっと量が多い気がするが、いい旨みが出るものなので全部使っちゃえ。



ゴボウはささがきに。干ししいたけは石突だけ手でパキッと取っちゃって、そのまま鍋にポイポイ放り込む。人参と大根はいちょう切り。去年あったはずのピーラーが見当たらなくて結局買いに行ってもらったりもしつつ(これだけの量の人参と大根があるのにピーラーがないのはちょっと厳しかろう?)それなりに順調に進みました。



それにしても、こういう時って本当に性格出るよね。

このイベントって若手が主催するので、基本的に準備も全部彼らがやるんですよ。私もこの調理だけ手伝う程度。この『若手』の中でも、率先してマメに動く人とそうじゃない人ってのが結構くっきり見えるの。普段から仕事でもよく働く子は、寒い屋外で水をじゃんじゃん出しながらレンタルの蒸し器を洗う、という辛い作業も嫌がらずに引き受けてちゃんとやる。

逆に、普段から『な〜んかあいつイマイチやる気を感じられないよね』という子は、やはりこういう状況でも動かないの。私がゴボウをささがきにしてる時に、ぼ〜っと前に立って見てる。
「……見てるだけかい?」
と私が言ったら
「何やったらいいかわかんないですもん」
って、いやいやいやちょっと待てよ。何その『指示してくれないのが悪い』みたいな言い方。君、一人暮らしだよね?
「自炊しないの?」
と聞いたら
「しないですね〜。ご飯だけ炊いて、おかずは毎日買ってます」
「不経済だね」
「や、でもご飯は炊いてますよ。ご飯も毎日買ってたら生活できないです」
そこ、威張るとこ?

そう話してる間も何をするでもなく突っ立ってるだけで、挙句の果てには
「さっさと結婚してぇな〜」
……イラッときたので
「今時、そんな家事能力のない男と結婚したがる物好きいないって」
と言ってしまいました。こんな男に彼女がいるって事にもムカつくわ(苦笑)結局
「あのさ、何もしないんだったらただ見てられるのも邪魔だから、外行って手伝ってきなよ。あっちなら出来る事もあると思うから」
と追い出しました。出来ないなら出来ないなりに、手伝おうとする姿勢ぐらい見せろってんだ。実行委員じゃないのに手伝ってる先輩(私の事ね)を前にして、今年入社したばっかりの新人がただ無駄話してるってどうなのよ?彼より2回り以上も年上の係長が
「明日食うばっかりじゃ申し訳ないからな〜」
と不慣れな手つきで大根を切ってくれたのも見てたはずなのに。



ある程度煮えたとこでしいたけを拾い出して、冷めたら細く刻んで鍋に戻す。いくらなんでも丸ごとはあんまりでしょう(笑)さて、味付けを…と思って
「調味料は?」
とそこにいた男の子に声をかけたら
「え〜と…あ、これです!」
と出してくれました。


みりんと麺つゆと濃口醤油。



………え?濃口?



麺つゆは確かに汁物とか煮物に使うといい味出るんだけど、汁物作るならしょうゆは薄口の方が……いや、ハタチそこそこの男子にそこまで求めるのは酷だ。とりあえず
「買い物リストに、来年は薄口醤油を買えって書いといて」
とは言っておきました(笑)出汁の素とかもあったんだけど、しいたけとゴボウでいい出汁が出てたので使いませんでした。でもやっぱりこの調味料だと若干甘味が出すぎるな〜…と思っていたら、塩も出てきたので投入。うん、どうにかおいしくできたのではなかろうか。

そこら辺にいた男子数人に味見してもらったら全員からOKが出たので、とりあえず完成。後は、明日の朝から春菊とかまぼこを入れて、つきたてのお餅を入れて食べるだけ♪2年ぐらい前だったかな〜。前日の夜から春菊とかまぼこ入れちゃって、当日食べる時にはすっかり煮えて色が悪くなっちゃっててなんの彩りにもならなかった事があったっけ(^^;


せっかくの機会なので帰りにちょっと本屋に寄らせてもらって(こら)、帰宅したのは10時ちょっと前。義両親が夕飯持って来てくれると聞いてたので心配はしてなかったんですが、予想通り、ユウはじいちゃんに遊んでもらってご機嫌で待ってました。中学生の甥っ子(旦那の妹の子供)が修学旅行のお土産に買ってきてくれたという生八橋がおいしかったです。オーソドックスなやつだけじゃなくて、栗入りとか黒ゴマ入りとかいろいろあるんだな。


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咲良 [MAIL]

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