金色の夢を、ずっと見てる

2010年08月24日(火) 高島彩さん、『めざましテレビ』卒業ですか…

ネットでニュースにはなってましたが、いざ事実として発表されるとちょっと寂しいものがありますねぇ。


私が『めざましテレビ』を見始めたのって結婚してからなので、ここ5年ぐらいなんですよね。自宅暮らししてた独身時代は自室にテレビを置いてなかったので、朝食食べながらついてる番組をなんとなく見てたぐらいで。結婚してから、『めざましテレビ』を時報代わりに朝の身支度をするようになったの。つまり、高島アナがメインキャスターになってからしか見た事ないんですよ。



ただでさえ寝起きが悪い私にとっては、深夜に起きて2時台とか3時台に出勤して、打ち合わせして準備して早朝から生放送……って信じられないスケジュールで。たまに夜の生放送に高島アナが出てるのを見ると次郎君と2人して
「高島アナ、今日は徹夜か?」
「ていうか、早朝から起きててそのままこの時間までは起きてられないでしょ。昼間仮眠取って、これが終わったらまたちょっと寝るんじゃない?」
なんて話したり。

入社2年目とか3年目ぐらいでの大抜擢でプレッシャーもあっただろうし、本当に大変な7年間だったと思います。


だってさー、単純に、夜友達と遊べないんだよ?寝る時間とかもどうしても早くなるだろうからデートの予定も立てにくいだろうし、毎日生放送なんだから身内の不幸でもない限り平日に休みなんて取れないだろうし…想像しただけでハードだよ。心から、お疲れさまでしたと言いたいですね。



で、高島アナの後任って誰になるんだろう。正直、ちょっと前までは中野美奈子さんだと思ってたんだけど『とくダネ!』に移っちゃったし、私は
「生野とか松尾じゃ若過ぎてちょっと頼りない気がする。中村仁美か?」
と思うんだけど、次郎君は逆に
「いやー中村じゃちょっと年上過ぎないか?高島アナだって最初に選ばれた時は23とかだったんだろ?だったらどっちかっていうと生野か松尾が繰り上がりで来るんじゃないかと思うけどな〜」
だって。まぁ『めざまし』に出てる人以外にもアナウンサーはいるんだから、そこから選ばれるのかもしれないけどさ。いずれにしても、高島アナの後任ってプレッシャー大きいだろうね(^^;


……でもさすがに高橋真麻はないだろうな(笑)



2010年08月21日(土) じゃぁとりあえず次はオータムジャンボか?

着物の展示会に行ってきました。



何も買ってません。




でも出されたお弁当はおいしく頂きました(笑)


前に林真理子さんの着物エッセイで
『呉服屋さんの展示会に行ったら、出されるお茶やお弁当に決して手をつけてはいけない。手をつけちゃうと、ご馳走になったしなぁ…という気持ちが働いて、強引な売り込みを断り辛くなる。お茶も飲まない、食事は済ませてきたのでいらない、お土産もいらない、気になる商品があったらこっちから呼ぶので、それまでべったりくっついて回ってくれなくて良い。そこまでやれば、売り込みを気にせず思う存分品定め出来る』
というような事が書いてあって。

実際に林さんが強引な売り込みやおもてなしに辟易した体験からくる言葉なんだろうけど、私はこれを読んだ時、まず最初に
「林さんって基本的にお人好しで断れない人なんだろうなぁ」
って思ったんですよね。だって私、何も買わなくてもお土産は堂々ともらって帰れるもん。図々しい?(笑)


呉服屋さんにしろメーカーさんにしろ、来たお客様のすべてが買ってくれるなんて思ってないでしょ?何割ぐらいの人が買ってくれるのか知らないけど、お弁当にしろお土産にしろ、買わない人の分まで出しても損をしないように準備してるはずですよ、絶対。その分の費用が商品の値段に上乗せされてるのかもしれないけど、着物って単価が大きいんだから、多少思い切った接待をしてもどこかで元を取れると思うんだよね。



今回の展示会は呉服屋さんではなくメーカーさんの主催。そのメーカーさんが卸してる呉服屋さんがお客さん集めだけ手伝った…みたいな感じですかね。お店の主催じゃないせいか、店員さん達もいつもより『売るべし!』なオーラ出てなかった気がする(笑)しかも私は今回は最初から
「買いませんよ?」
と宣言しての参加だったら気楽なもんです。



展示会の案内をもらった時に、最初は断ろうと思ったんです。だって私、仕事の契約上、今年度いっぱいで退社が決まってるんですよ。次の春から無職になると判ってるのに、ローンが必要な買い物なんて怖くて出来ませんて。ローン組まずに(つまり一括で)買う事もできるっちゃできるんだけど、それはそれで、無職になる前に貯金を減らす事になると思うと…ねぇ。

下手に見に行って欲しい物が見つかっちゃっても困るから、今回は最初から行かずにおこう…と思ってたんですが、でも正直言うと行きたいんですよ!(笑)もちろん買いたいわけじゃなくて、展示会って、普段の店先とは桁違いな数の商品が並ぶんです。普段のお店の何十倍の量の商品が出て、時にはそれこそ宝くじでも当たらなきゃ買えないように金額の物も見る事が出来たり。あのほら、花好きな人って花屋に行くだけで楽しいでしょ?本好きな人って、本屋に行くだけで楽しいでしょ?あれと同じ。質・量ともに普段は見られないような規模で着物が並んでる、それだけで見てて楽しいの。好きだから。



行きたいけど、商品を勧められたら困る。しかも今回の展示会は、林さんが『絶対ダメ』と言ってるお弁当・お土産付き(笑)行きたいけどどうしようかな〜…と迷って、結局担当さんに正直に言ったんです。
「いろんな物が出るから見てみたいんだけど、仕事の件もあるし(←仲のいい担当さんなので、退職予定の件もちゃんと話してある)、欲しい着物が見つかっちゃっても困る。だから今回は行かない」
って。

そしたら
「こちらも、破産してまで買ってもらおうなんて思ってません。見るだけでいいから来ませんか?」







………『見るだけでいい』って言いましたね?(ニヤリ)








え〜でも見るだけじゃ済まなくなっちゃったら困ります〜なんてやり取りの後、
「本当に見るだけでいいんですね?絶対に買いませんよ?水田さん(←担当さん)も私に勧めないでくださいね?」
「わかりました。今回は絶対に勧めません。でも今回はつづれ帯のすばらしいのがたくさん並ぶ予定だから、ぜひ見てほしいんです。目を肥やすつもりで来てください」
と『絶対に購入を勧めない』と約束してもらって行く事にしました。ここまで言っておけば、仮に勧められても
「ダメですよ、今日は買わないって言ってたじゃないですか♪」
と断りやすいでしょ?



メーカーさん主催の展示会のせいか、店側もあまりお客さんを詰め込んでなかったようで、本当にゆっくり見て回れました。私の案内についてくれたのは担当の水田さんじゃなくて、県外の店舗から応援で来てるという松下さん。水田さんは他のお客様と時間がかぶっちゃったんだって。松下さんは水田さんとは付き合いの長い人で
「私よりず〜っと着物に詳しい方。ちゃんと咲良さんは今日は見るだけって言ってあるから、遠慮なく連れまわしてくださいね」
だそうです。実際、商品の説明なんかも本当に詳しくて的確で、とっても楽しく過ごさせてもらいました。


つづれ織りの帯って言葉だけは聞いた事があったんだけど、実際にどんなもんなのかは知らなかったんですよ。今回は職人さんも来てて、実際に織ってる所を見せながら説明とかしてくれて、すごく興味深かったです。

白い布を染めたりプリントするならともかく、普通の織物って、裏と表で色が逆になるじゃないですか。表が普通の日の丸だったら、裏から見たら赤地に白丸になる、みたいな。でもつづれ織りってのはちょっと特殊な織り方で、表と裏がまったく同じになるんです。そうすると裏を隠すための裏地が必要なくなるので、普通の帯ならできないような透かしを入れたデザインとかもできるんですね。

でもやっぱりすごく織るのが大変で、機械化できないから生産量も増やせない。だからどうしても価格が高くなっちゃうんだけど、その分すごく丈夫で使いやすい帯だから、手入れさえ怠らなければ孫の代まで余裕で保つんだって。職人さんは
「大事に使って頂ければ、玄孫(やしゃご=孫の孫。ひ孫のさらに次の代って事)まで受け継いでいけますよ」
って言ってました。マジですか。



織り方を一通り見せてもらって、今度は松下さんに帯を見せてもらいました。これまた本当にステキ!高いんですよ。シンプルな柄で『これはそこまで手が込んでないから』っていう物でも40万とか(笑)松下さん一押しの帯なんて80万とか(爆)でもそれでも、間に問屋さんとかはさまずにメーカーさんから直接お店に入れてるから、問屋さんを仲介して仕入れてデパートなんかで売る場合と比べたら段違いに安いんだって。


私が値段を見て思わず笑ってしまうと、松下さんが
「水田さんから売るなって言われてるから、だったらどうせなら最高峰の物を見てもらおうと思って♪逆に買いたい人だったら、よっぽどお金持ちのお客様じゃないとこんな高い物勧められないもの。つづれ織り自体は本当に素晴らしい技術だと思うし、着物好きな人ならいつかは1本持ってほしいなと思う。こんなにつづれの帯が集まる機会なんてそうそうないから、この機会に本当にいいものをたくさん見ていいものに触れて、いつか買える時にこの経験を活かして上手に選んでほしいの」
と言ってくれました。

「見るのはたくさん見たいのよね?じゃぁせっかくだから、気になる着物あったらどんどん羽織ってみましょ!」
と着物コーナーへ。こちらも、デザインやシリーズや作家さん別にた〜〜〜くさんの着物がずらり。
「あ、これきれいですねー」
「本当、素敵ね〜。でも咲良さんにはちょっとかわいすぎるわね」
「…やっぱりですか」
「うん、それよりこっちみたいなのの方が好きじゃない?」
「あ!これ好き!」
……なんで初対面なのに好みを見抜かれてるんだろう(苦笑)




最初に着せてもらったのは、黒地に銀で雪の結晶みたいな柄が描かれた着物。柄の所々にラインストーンが施されてて、すごく大人っぽくておしゃれな着物でした。わー楽し〜♪

続いては、夏用の色無地。夏物って生地自体が透ける織り方になってるんだけど、これはその織り方で模様が織り込んであるちょっと変わった着物。藤色を巻いてみたらいい感じで、でもこれとすごく似た色を持ってるんですよ〜と話すと
「じゃぁどうせなら持ってない色を着て見た方が楽しいわね」
と選んでくれたのは、同じく紗の緑の色無地。でもよく見たら、わずかな色の濃淡で大きめの市松模様になってるの。あ、だから厳密には『色無地(帯との組み合わせ次第で普段着にも正装にも使える)』じゃなくて『小紋(普段着)』になるんだって。


楽しく試着しまくった後は、お昼ご飯。懐石風の豪華なお弁当が出てきました。ちゃんと温かいお吸い物付き。たまたま水田さんもお客様と食事中だったので合流して、しゃべりながら頂きました。水田さんのお客様はご主人の方の親戚の人なんだって。そりゃ他の人に任せるわけにはいかないね(苦笑)


昼食が済んだら、前回私が着物を買った先生が今回も来てるという事でご挨拶に行きました。前回も大規模な展示会での買い物だったので先生も大勢接客してて、最初は私の事も判らなかったようですが、ちょうど私が買ったのと同じ柄の反物があったので
「これと同じ柄でこういう色のを買った」
と話したら思い出してくれたみたいです。
「2ヶ月経ったら金も貯まったやろ?今日はどれを買う?」
と言われて大笑い。(関西の方です)


佐伯武晴さんという染色作家さんなんですが、着物としては珍しい木版染めをなさる方です。木で版型を作って反物に模様を押し、最終的に反物を蒸し上げる事で染料が布に定着して、洗っても落ちなくなるんだって。

版画というと簡単に聞こえるかもしれないんだけど、今回実際に工程を見せてもらったら気が遠くなるような作業でした。だって、小学校の図工でやったような黒一色の版画ならともかく、フルカラーの多色刷りなんだよ?て事は、色の数だけパーツがいるんですよ。

ものすごく簡単に説明するなら、例えばチューリップの柄を作るとします。シンプルにデフォルメしても、花の部分と葉っぱの部分の版型を別に作らなきゃいけないわけです。そしてまずは花の版型に赤い染料をつけて布に押して、次に葉っぱの版型に緑の染料をつけて押す。これを、柄を乗せたい場所全体に延々と繰り返すの。実際はもっと手の込んだ柄が多いので、それを全体のバランスを考えながら場所や組み合わせを間違えないように延々と押す…という作業は本当に大変そう。しかもそれ以外にも大きな柄は染め分けたりしてるんだよ。


木版画という手法のせいか素朴な印象の柄が多く、最近の振袖や浴衣のようなきらびやかさとは無縁の、今風に言うと『大人カワイイ』着物が多いです。実際先生も
「美人とかハンサムには賞味期限があるけど、カワイイ人ってのは年食ってもどっかにそのかわいさが残るねん。お前もそういうかわいい大人を目指せ」
と言ってました。会って2回目の客をお前呼ばわりするそのおおらかさに、展示会のたびにやってくるおっかけのようなファンもいるんだとか(笑)


前回買った着物がまだ仕立て上がってないという話をしたら、お客様が帰って一緒に来てくれてた水田さんが
「本当は一度出来上がったんですけど、1ヶ所縫い目が引き攣れたみたいになってる所があったんで、今やり直してもらってるんです」
と説明。すると先生が
「あーそりゃ悪い事したなぁ。いや別に俺が仕立てたわけじゃないんやけど。でもそれやったら、お詫びに帯の1本もサービスしよか」
と言ってくれたので
「え、頂けるんですか?わ〜い♪」
と言ったら
「おい!誰がタダでやる言うた?まけてやるだけじゃ!」
と先生大笑い。

そう言いつつも、出してくれた帯は本当にかわいくて、あ〜これはあの着物に合うだろうね〜と盛り上がる。でも今回は買わないんですよーと『無職になるので』という話をしたら
「そうか〜。近かったらうちの工房で雇ってあげてもええんやけどなぁ」
近かったら……て、先生の工房、京都ですよね?(笑)
「そう、京都の山奥。だから通うてくるなら、大阪で飛行機降りたらそこからバス乗らなあかんから、東京行きの飛行機乗って、うちの上空辺りで『ほな、私はここでー』って飛び降りた方が早いぞ」
通えませんて(爆)


正直、先生の作品はとっても好きだし、着物作りに関わる仕事というのはとても魅力的なんですけどね。機会さえあればやってみたいけど、でもさすがに、旦那と子供置いて京都に単身赴任するわけにもいかないしなぁ(^^;


無事に次の仕事が決まるか、宝くじでも当たったらその時は買いますね〜とご挨拶して会場を出ました。先生が
「展示会は明日までやってるから、帯が忘れられなかったら買いに来いや」
と言ったので
「じゃぁ明日まで終わっても売れ残ってたら、水田さんに預けてください。私がもらってあげます」
と答えたら大笑いされました。いや、さすがに20万の帯をタダでくれることはないだろうと判ってるから言えるジョークです(笑)

先生の帯も欲しいけど、最初の方で見せてもらったつづれの帯もいつかは欲しいなぁ。着物っていろんな伝統的な技術やご当地織物があるから、詳しく知れば知る程欲しい物が増えて困ります(苦笑)



2010年08月19日(木) よく見なかった私も悪いけど(苦笑)

気付いたら、クレンジングオイルがほぼ空でした。

新しいのはあるけど、棚の中なので出すのが面倒くさい。


あ、こないだコスメカウンターでもらったクレンジングのサンプルあるじゃん。とりあえず今日はこれ使おう。


『クレンジングクリーム』と書いてある小さなパックを持ってお風呂場へ。湯船に浸かって、クリームを掌に出して……意外と量が少ないな。この手のサンプル品って
「1回分には多すぎないか!?」
ってぐらい入ってる事が多いんだけど。まぁいいや。掌に広げて、顔にぬりぬり…ぬりぬり……





………なんか、あんまり伸びないな、このクリーム。メイクとなじませてるうちに、なんかクリームの手触りが固くなってきました。なんか使い方間違えたかな?



改めてその小さなパッケージに書かれた文字をよく読んでみたら
『クレンジングクリーム(洗顔料)』







『洗顔料』!?







もしかしてこれ、メイク落としじゃなくて洗顔用のクリームなのか!?


慌てて洗い場に出てお湯を加えてみると、どんどん泡が出てきました。これ、クレンジングじゃないじゃん!(笑)


結局、メイク落としをせずにいきなり洗顔しちゃったわけです。まぁ仕方ないのでそのまま洗顔してお風呂から上がったんですが、上がってから改めてもらったサンプル品のパッケージをよく見たら、片方には『メイクアップ クレンジングクリーム』、もう片方には『クレンジングクリーム』………紛らわしいわ!!!


一般的には、クレンジングって言ったらメイク落としの事じゃない?洗顔料ならそのまま『洗顔料』とか、横文字にしたいなら『フェイスウォッシュ』とか『フェイスソープ』とか、もっとわかりやすい書き方あるやん…_| ̄|○



ちなみにサンプルは2つずつもらってるので、今度は間違えずに使います。てかその前に、残りわずかのクレンジングオイルをとっとと使ってしまって、早く新しいクレンジングのボトルを開けよう(苦笑)


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咲良 [MAIL]

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