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2003年03月24日(月)
関数関係
■ 派遣としての期間も含めると、この会社に入ってから半年以上が経つ。明後日で丸7ヶ月だ。仕事の性格上、殆ど社内の人とばかり接していて、次第に社員の名前や性格を少しずつ知る。最近僕は、このデータを基に彼らを「好き嫌い」で分類するようになってきている。これは問題だ。他人の性格や行動様式はあくまでデータとして蓄積して、仕事に役立てるためだけに使わなければならず、自分の感情との間に関数関係を構築してはいけない。

■ 定時で仕事を切り上げて、下北沢でライブを見る。注目バンドのパフォーマンスに触れることができて、しかも期待を超えていたのが嬉しかった。

■ ここ数日新聞を読まなかったおかげで、イラク情勢が全く分からなくなってしまった。でももしも新聞を毎日読んでいたら、数字の好きな僕はまるで株価でも把握するかのように、死亡者数を追いかけているのかもしれない。「なんだ、あまり増えてないな」とか「この数字はどこまで信憑性があるのか」とかばかり考えて、その数字が本来示す命について、思いを巡らせることはないような気がする。家族や恋人のことさえろくに心配できない僕に、未見の国に住む人たちの惨状を憂うことはできない。僕が戦争を忌避する理由は、単に軍事費を自分の財布から拠出したくないからだ。己を慮ることだけしか今のところ自分に課していないし、今後も変わらないと思う。 //


2003年03月17日(月)
ピングポング
■ 朝から謎のトラブルと新しい仕事の対応をしているうちに昼になっては夕方になり、定時が訪れた。今月は、入社してから最も時間外勤務を長くやっているので、規定時間の超過を少しでも避ける為に今日はあっさりと帰る。いや、早く帰る本来の理由は、単に卓球をしたかったからだ。嘘は良くない。午後7時半頃に近所の体育館に着いて、1時間強だけ卓球をすることができた。

■ 日常歩く時、僕は左足から踏み出すことが出来ない。それは卓球においても例外ではなくて、フォアからバックに移動するのが困難だ。ここ数日ほど、意識的に左足から歩みを進めるように気をつけて生活している。次第に意識が無意識になって、卓球でも活かされるといいと思う。
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2003年03月16日(日)
飲めば分かるということ
 昨日、仕事帰りにプラリと歩いていたら東京駅に着いた。駅構内のレストランでピザを食べてビールを飲む。ビールは、ハートランドの香りが気に入っている。一人で飲んだくれているうちに大学時代の卓球部の後輩から電話がかかってきて、埼玉で飲みませんかと誘われて乗る。最終的には5人が集まって、チェーン系の居酒屋と後輩の自宅とで飲んだ。活発な後輩が2人来るとその二人だけで話が勝手に弾んでしまうので、僕が言うことはあまり無くなる。僕は、沈静している場を一定の度合いまで盛り上げることなら率先するけれど、それを超えたら用済みと自覚して、随分と大人しくなる。良し悪しは別として、己のポジション取りのようなものを認識した。

 今日。後輩の家にあるコタツの中で目覚めた。風邪を引くには絶好の環境だったけど、大丈夫そうだ。帰宅してからシャワーを浴びて洗濯し、部屋掃除を始める。紙袋と文庫本の整理をして、床を水拭きしたら部屋が奇麗になった。コンビニでライブのチケットを予約しようと試みたけれど、うまくいかない。大宮に出かけて髪を切ってもらい、本を2冊買った。家でパソコンを開いて、Excelで購入書籍リストを作ってみる。今はまだ2冊。小説でも勉強の本でも、ざっくりここに載せていくことにしようと思う。

 来週は、ネットワークについて勉強することにした。 //


2003年03月14日(金)
戦士がこぼれ落ちるさま
 ホワイトデーなので、社内の女性達に義理を返した。けれど、義理とは言え、プレゼントをその場で開けられると妙に緊張する。

 仕事は、15人ほどに説明する機会があった。会社に入ってから半年以上経って慣れてきたのか、特に慌てることもなく話すことができて、時にジョークを織り交ぜる余裕もできた。帰りに中島義道の文庫本を一冊買って、電車の中で読んだ。車内の座席に座ってからしばらくすると眠くなったので、うとうとと寝る。最近、電車に乗るたびに眠っている。たとえ立っているとしてもだ。どうして眠くなるのか。

 帰宅してから、およそ3週間ぶりにランニングをした。左脚の筋力が極端に弱いことに気付いた。

 テレビを点けたら、映画「天空の城ラピュタ」の終盤が流れていた。多くの戦士が空からポロポロとこぼれ落ちてゆく様を見て、テレビ局がこの映画を放映したのは、戦争の愚かさを訴えるためだろうかと想像した。

 アメリカによるイラク攻撃はまだなされていないが、今も世界のどこかで既に戦争は起こっている。本当に戦争そのものを世界から根絶させたいのならば今「反戦」を口にしても遅いし、イラク攻撃を反対するだけの正義は、あまりに形式的だと思う。 //


2003年03月13日(木)
恐れている場合では
 試用期間を終了した同期の一人が、期間中の就業を良しと思われず、採用を取り止められることになりそうだ。あと2ヶ月の猶予を与えられたのは、その間に新しい職場を見つけてくださいね、という人事側の一定の配慮なのだろう。僕のほかには同期が3人しかいないので、この結果をとても残念に思う。ただ、この結果を全く予期できないわけではなかった。1週間強に渡った新人研修の中で彼は殆ど毎回ウトウトと眠っていたし、一緒に飲みに行っても愚痴しか言わなかった。それでも、2ヶ月の猶予期間で成果を上げて、残ってほしいと思う。

 一方僕の仕事は、分からないことだらけだけど順調だ。
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2003年02月26日(水)
時計が気にならないこと
 自尊心を傷つけられたり蘇ったりしてる間に、午後6時半。時計を気にせずに仕事ができて、とても良い環境にいると実感する。仕事を早々と切り上げ、19時半に家に着いた。シャワーを浴びて、ジャミロクワイを聴く。禁酒をしようか迷う。夜は、ACCESSの勉強をする。
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2003年02月25日(火)
再開
 日記を再開することにした。記録が記憶を補正することもあるから。

 今日は、月に2回ある任意休日の日。昨夜椅子に座りながら映画を観てそのまま眠ってしまったので、疲れがとれた感じがしない。昼に本屋に行って教科書を2冊買い、デニーズで食事しながらそれを読む。普段通っているレンタルCDショップが、今日は1枚100円で貸し出しているので、5枚借りて帰宅する。 //


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