■ 自転車が壊れた。新しく買う場合の料金とこの自転車の修理代との間には、4,000円しか差がない。
■ 午後、母校の卓球部に顔を出して、4人の後輩と試合をする。1年生との試合での1セット目、調子に乗った1年生に手が着けられずに、1点も取れずにやられる。しかし、2セット目以降も同じテンションで試合に臨んでいたら、相手が勝手に自滅してくれた。結果はセットカウント3-1。この後も、後輩との全ての試合に勝った。
■ 現役の卓球部員は、色々と多くの技術を持っているけれど、どれも使いこなせていない印象がある。僕が大学生だった頃は、とても単純な卓球しかしていなかった。まずはネット際に短くカット系のサーブを出して、それがカット系で返ってきたら、角度を合わせてフォアハンドでスマッシュする。この一つのパターンが大切な試合で高い精度を発揮されるよう、繰り返し繰り返し練習してきたつもりだ。そして、現役時代の最も大事な試合であるリーグ戦で体現することができた。さらに、大学を卒業してから丸5年経つ今でも現役生に勝つことが出来るのは、その継続の成果でもあると思う。現役生がリーグ戦で勝つためにも、また卒業後にも勝てる卓球ができるようになるためにも、もっと「単純さ」を追求してほしい。
■ けれど、卓球の単純さは練習の単純さをも時に意味する。僕がそれに耐えてこれたのは体育会的な風土によるところが大きい一方で、サークル化した今の卓球部に、どこまで期待して良いのだろうか。
■ 卓球の後は、大学近くのお店で一人で飲んだり食べたりした。店員の動きにめりはりがあって、この店はいつ入っても居心地が良い。生ビールを2杯、カクテルを2杯飲んでレジを済ませようとしたら、店員に「ずっと昔から思ってたんですけど、NUMBER GIRL(のボーカル)に似てるって言われませんか?」と話しかけられる。向井さんに似てるって、すごい褒め言葉だと僕は思ったけれど、大抵の言葉は話し手と受け手とで意味が食い違うものだ。 // |