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2004年08月14日(土)
旅の効用
 休日は残り2日で、どこにも出掛ける予定はない。部屋でインターネットが使えるようになった分、引きこもり度が高まっているのだろうと思う。連休は旅行をするのがいいのかもしれないけれど、無駄遣いばかりしたせいでお金を拠出できない。それに、感受性に乏しい自分が旅をしても何も得ることはできないのではないかという訝りもある。とはいえ、「新しい自分になる」などの効用を予め旅に期待している自分に了見の狭さを感じる。本場の焼肉が食べたいとか、牧場で羊と戯れたいとか、旅の動機はそのくらい単純でいいのだろう。


 部屋でUnderworldなどを流しながら、夕方まで3時間半ほど簿記の練習問題を解いて、夜は先月末に受講したJavaの研修内容を僅かに復習した。 //


2004年08月13日(金)
インターネットが開通すること
 昨日の深夜、オリンピックのサッカー「日本vsパラグアイ」を観る。日本が左サイドの弱さをつけこまれて前半で3点を奪われたところで、大敗を確信してテレビを消した。キックオフから選手の殆どが慌てて我を忘れていたら、ブラジルを破った強豪とは試合にならないと思っていた。けれど、負けはしたものの結果は1点差だった。得失点差を「-1」に抑えたことで、日本代表は予選リーグ突破の可能性を残した。相手のレベルは違うだろうが、レバノンとUAEに勝ったオリンピック予選のように、残り2試合を連勝してほしい。
 ところで個人的には、GKは林に出場してほしい。曽ヶ端もいい選手なのかもしれないけれど、OA枠を適用するには国際試合の経験が少ないと思う。


 仕事は昨日から休みで、会社の寮に住む社員たちは皆帰省している。おかげで静かだ。過ごしやすい。
 部屋のインターネットが午前に開通した。自分のパソコンでインターネットができるようになったのが久しぶりなので、ブックマークを整理した。その中から、今年4月に亡くなった鷺沢萠のオフィシャルサイトを見つけた。何とも言えない淋しい気持ちになった。


 ウェブサイトのリンクを直したり、Web日記のデザインを変更したり、気の向くままにネットサーフィンしていたら、一日はあっさりと終わった。 //


2004年07月26日(月)
青い鳥を探さないこと
■ 電車の中で梶井基次郎の「檸檬」を読んで涙が止まらなかった一時期に比べたら、明鏡止水とも言えるくらい気持ちが落ち着いた。人生の師匠に突然誘われて、海に出かけた効用が大きい。幾重のドアがスコーンと開く感覚だった。ただ、感情が安寧である方がいいのか、起伏に富んでいる方がいいのかは即断できない。

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2004年07月02日(金)
オンラインの力を拝借すること
■ 望みを絶たれた気持ちが朝起きる度に訪れる。そんな鬱屈とした状態が3週間ほど晴れないままだった。昨日の夕方、その度合いが急速に高まり、「明日有給をください」と上司に伝えた。



■ 映画は「レナードの朝」を観た。ダンスを踊っている時に主人公の痙攣が止まったところに胸を突かれた。音楽は、今までヒップホップを避けていたが、Beastie Boysを聴いたらやたら音がいい。撥ねるリズムに随分乗せられた。 //


2004年06月11日(金)
空港のロビーで、救急をさけぶ
■ 平井堅の歌が脳裏を離れず、思わず映画「世界の中心で、愛をさけぶ」を観にいく。高校時代の朔はひたむきさが魅力だと思う反面で、大人の彼は回顧ばかりしていて悪寒さえする。僕が女性ならば、あんな男はごめんだ。母校の体育館でヘッドホンをつけては昔付き合った女の子を思い出し、抱き合う妄想までしているところを目撃したら、千年の恋も一撃で冷める。日本の映画だと「月とキャベツ」かな、と思った。雰囲気やテーマが似ている。

■ 職場の中で最も気が合うと思っていた人が、来月末で会社を去ることになった。参った。 //


2004年06月02日(水)
溜まりスポット
■ 家から自転車で15分ほどのところに、人生の師匠がジャズのお店をオープンした。店内は狭い。けれどその分、僕のような内輪の者もそうでない人も気軽にくつろぐことができそうだ。少なくとも、僕にとっては格好の溜まりスポットになりそうな予感がする。昨日は専属のギタリストが誕生日だったので小さいパーティーが催された。僕は山梨で買った白ワインを持っていった。師匠のピアノを聞いていたらあまりに居心地が良くて、翌日の仕事も忘れて深夜3時まで飲み続けた。 //


2004年05月15日(土)
漠然たる目の前
眼鏡をなくしても案外日常に支障がない。視力0.1のぼんやりとした景色も悪くない。そう思っていたら遠くにいるはずの車が眼前に迫っていて、慌てた。思いは変わり、眼鏡を新調することにした。

年金未納問題でニュースが賑わっている。この賑わいで民主党は代表が菅氏から小沢氏に代わった。これで、今度の参院選をはじめとする政権奪取への道に可能性が出てきた。実は、結果として怪我の功名になっている気がする。
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