休日中、会社のビルが停電の伴う工事をしていた。翌日の今日に電気は復旧し、今朝はネットワーク機器が正常かを業務前に確かめるべく、始業1時間前に出社した。結果はほぼ問題なく、一つハブの電源が入っていないだけだった。
午前、B5ノートPCの操作と運用に関する教育を6,7人相手にしたり、プリンタの障害に対応したりする。この2年で、プリンタとパソコンの障害に対しては一通りの解決方法が見出せた気がする。これからは、その解決法をどうやって他のメンバーに還元するかが課題だ。一般的な手法である障害履歴DBを共有するのもいいかもしれないけれど、ストックとしての履歴情報を積み重ねても、なかなか活用されない過去がある。とすれば、新しい障害情報をいかにこまめに分かりやすく交わし合えるかという、フローとしての情報活用を追求した方が実用性が高い気がする。けれど、新しい情報・知識をスムーズに交換するための手法が、うまくイメージできない。
忘年会を企画するよう、先日会社の人に迫られた。できる限り大人数で飲みたいと条件を指定されたけれど、もし忘年会を催すとしたら、僕は社内で心を許している数人だけでおとなしく飲みたい。そろそろ本心に基づいて、自分が関わるべき飲み会とそうでない飲み会を分別すべきだと強く思う。しかし、その実行は難しい。断ると面倒な人に対してうまくかわす術が欲しい。
帰りに書店で「電車男」を立ち読みした。ネット上で不特定多数にアドバイスをもらう場は、以前ならば2ちゃんねるを代表とする掲示板に限られていたけれど、今はblogも含まれる。友人が書いているblogに寄せられるアドバイスに扇動を感じたことをまた思い出した。電車男の場合は良い作用を生んだけれど、不特定多数の意見が一人の人生を大きく暗転させてしまうこともある。しかもその意見が、相手に良かれと思って書かれる場合も多い。良心の名を借りて、人はどこまでおこがましくなれるのか。時に不関与も優しさであると気付いてほしい。 // |