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2004年12月08日(水)
匍匐
 宇都宮への出張から帰ってきて、昨日久々に出社した。目の前にある仕事の単調さと膨大さで、鬱蒼とした気持ちになった。気分が沈んでいる要因は他にもありそうだけれど、今のところあまり正体を掴めていない。とりあえず、今日が休暇日で良かった。部屋を掃除したり洗濯をしたりして、少しずつ日常の感覚を取り戻していこうと思う。

 会社の寮から引っ越すとすれば、次の住まいは浦和か三鷹にすると思う。 //


2004年12月05日(日)
運命を忘れる
 宇都宮での仕事はほぼ順調に進み、明日で無事に終わりそうだ。指示も会話も、言葉には適切さが必要だと学んだ。誤解される怖さを忘れないようにしたい。宇都宮名物の餃子は、食べても特別な感慨がなかった。


 昨日は、仕事の後にフラッと入った北浦和の居酒屋で美空ひばりを歌い、母校卓球部の納会に2次会から参加した。生活環境上、最近は敬語でしか喋っていなかったので、なんとなく解放された気分だった。「リーグ戦で降格して良かった」と発言できる現役卓球部員に若干の不満は生まれたけれど、それでも会に参加して良かった。その後、師匠のお店に寄ったけれど閉まっていた。師匠と疎遠になってしまいそうな伏線の始点を踏んでいる感じがした。


 会社の同期に高い能力を持っている人がいて、極端に例外的な昇級が進んでいる。僕はそれを羨ましく思う。けれどその一方で、「そこまで重要なポジションに立つと会社から逃げられないな」と対岸を憂う面も割とある。


 報酬と責任は比例すべきだけれど、現状は責任に対する報酬の増加率が相当逓減している。僕はもう少し今のままでいいような気がしてきた。


 受験勉強は、なんちゃって受験生と呼べるような怠惰な進捗だ。


 PV効果か、宇多田ヒカルの「光」を聴くと家事が捗る。 //


2004年11月30日(火)
送別会
 今度の土日に宇都宮へ出張するけれど、準備が不十分なせいか、実感が湧かない。


 昨日は、同じ部署の人の送別会を幹事として催した。もう一人の幹事が水面下で事前に盛んな活動をしていたおかげで、これまでの幹事活動の中で最も楽な運営だった。それにしても、司会として僕が喋り始めたばかりのタイミングで「ワインまだぁ?」と大声で尋ねたりするのは止めてほしい。こういうことが積み重なると、部署で歓送迎会や忘年会があるたびに幹事を任されるのが馬鹿馬鹿しくなる。僕にも名前があるのだし、ましてや赤名リカの恋人じゃないんだから、あまり「幹事、幹事」と呼ばないで頂きたい。


 送別会の主役は、今日が最後の仕事だった。いつものように楽しく淡々と仕事をしていて、潔さが大人らしかった。壷に嵌ると大きな成果を生む人なので、次の天地ではもっと活躍する気がする。


 会社を辞める日は、様々な部署を回らなくてはいけなくて大変だ。あの面倒さを考えるだけでも、今の仕事をもう少し続けてもいいなと思う。それに今会社を辞めたら、送別会の幹事を自分で務めないといけない。阿呆らしい。 //


2004年11月29日(月)
石を積み上げる
今日は、経済学(2)、企業経営理論(2)、生産管理(1)を勉強。まだ休日の過ごし方がうまく確立されていない。経済学は、かつて勉強してきた内容をすっかり忘れているので、基礎からやり直している。崩れ落ちた石をまた積み上げる苦行のようなものだけれど、知識が不足しているのだから仕方ない。 //


2004年11月27日(土)
踊り疲れ
 昨夜は、Electraglideで跳ねたり叫んだり首を振ったりしながら踊って、楽しかった。しかし、疲れが取れない。夕方まで寝ていた。今日は土曜出勤日だったけれど、有休を取っていて良かった。Electraglideは、2 many dj'sのパフォーマンスが個人的に一番良かった。あとは、トップバッターのHEXSTATICが映像を音楽と絶妙に絡めていて、映像に見とれてしまった。客観的には、彼らがベストアクトだったのかもしれない。僕は体力を温存するために座っていたけれど、惜しいことをしたと今は少し反省している。メインのPRODIGYは派手なライブを見せていたけれど、相性のせいか入り込めなかった。


 先日から会社のパソコンでFirefoxを新しいブラウザとして利用している。タブ機能の便利なのと、表示速度がIEより速い(気がする)ので今のところは使い続けることになりそうだ。ただ、イントラ内にあるファイルサーバへのパスをアドレス欄に入力してもエラーになってしまう。そこだけは不便だ。 //


2004年11月26日(金)
休暇
ブログを始めた。


今日は夜にelectraglideがあるので、体内時計の昼夜を逆転するために会社を休んだ。けれど、なかなか簡単には調整できない。


うだうだとネットサーフィンをして、友人とメッセンジャーをした後、北千住に出掛けた。狭い路地に面した定食屋さんに入り、生姜焼定食を食べる。普段は混んだ社員食堂でせわしなく食べているが、今日はゆっくりとした食事を久しぶりに楽しんだ。


 最近、朝も夜も食事をしている時にパソコンを眺めたり本を読んだりしていた。食べ物は美味しいものがお腹に入ればいいわけではなく、見た目も楽しめるはずなのに切り捨てていた。反省する。


 この前の日曜(21日)、師匠に誘われて東京国際女子マラソンを見に行った。スタートから5km地点の市ヶ谷駅近くで観た後に昼食を食べてから、37kmの飯田橋で走り行く選手たちを眺めていた。師匠が持参していたラジオは戦況を解説していた。けれど、選手が僕たちの前を通過しそうになると、師匠はラジオの電源をその都度切った。選手に情報を伝えない心遣いに、師匠らしさを感じた。 //


2004年11月25日(木)
悪影響な良心
 休日中、会社のビルが停電の伴う工事をしていた。翌日の今日に電気は復旧し、今朝はネットワーク機器が正常かを業務前に確かめるべく、始業1時間前に出社した。結果はほぼ問題なく、一つハブの電源が入っていないだけだった。


 午前、B5ノートPCの操作と運用に関する教育を6,7人相手にしたり、プリンタの障害に対応したりする。この2年で、プリンタとパソコンの障害に対しては一通りの解決方法が見出せた気がする。これからは、その解決法をどうやって他のメンバーに還元するかが課題だ。一般的な手法である障害履歴DBを共有するのもいいかもしれないけれど、ストックとしての履歴情報を積み重ねても、なかなか活用されない過去がある。とすれば、新しい障害情報をいかにこまめに分かりやすく交わし合えるかという、フローとしての情報活用を追求した方が実用性が高い気がする。けれど、新しい情報・知識をスムーズに交換するための手法が、うまくイメージできない。


 忘年会を企画するよう、先日会社の人に迫られた。できる限り大人数で飲みたいと条件を指定されたけれど、もし忘年会を催すとしたら、僕は社内で心を許している数人だけでおとなしく飲みたい。そろそろ本心に基づいて、自分が関わるべき飲み会とそうでない飲み会を分別すべきだと強く思う。しかし、その実行は難しい。断ると面倒な人に対してうまくかわす術が欲しい。


 帰りに書店で「電車男」を立ち読みした。ネット上で不特定多数にアドバイスをもらう場は、以前ならば2ちゃんねるを代表とする掲示板に限られていたけれど、今はblogも含まれる。友人が書いているblogに寄せられるアドバイスに扇動を感じたことをまた思い出した。電車男の場合は良い作用を生んだけれど、不特定多数の意見が一人の人生を大きく暗転させてしまうこともある。しかもその意見が、相手に良かれと思って書かれる場合も多い。良心の名を借りて、人はどこまでおこがましくなれるのか。時に不関与も優しさであると気付いてほしい。 //


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