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2005年01月22日(土)
退寮を告げられること
 社員寮を管理している人事課から連絡が来て、3月中旬で会社の寮を出ることになった。来春入社する新人に入寮希望者が多く、寮の定員が溢れる。そこで、年齢と自宅の近さを勘案したところ、僕を含めた3人を退寮させることに決めたようだ。金銭的にはとても不安だれど、精神的には少し安心した。

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2005年01月19日(水)
手を借りること
 携帯電話の表示部が昨日よりも曇っている。ティッシュで拭こうかとも思ったけれど、面倒になってやめた。


 今日は午前10時半出勤だった。通勤・通学ラッシュを避けたつもりだったけれど、電車は混んでいた。仕事は順調に進んでよかった。何でも一人で遂げようとする今までの考え方が、やはり間違っていた。朝と比べて、夜は極端に足取りが軽かった。


 本を読む。ない行間は読むことができない。

【本】
 ・WebDesigning 2月号
 ・車谷長吉「武蔵丸
 ・野矢茂樹「論理トレーニング101題」 //


2005年01月18日(火)
見つかった鍵とヒントのようなもの
 自分が特別ではないことを知ると、懲役を終えて出所したような淋しい解放感に見舞われる。


 名古屋に出張している間、最寄り駅近くの駐輪場に自転車を停めていた。名古屋からの帰り、自転車の鍵を失くしたことに気付く。駐輪場は利用時間に応じて容赦なく自動的に課金される。なので、どうしようか戸惑ったけれど、結局何もできず昨日は現実を逃れるようにあっさりと寝た。しかし、今朝会社に行こうとスーツを着たら、鍵がポケットに入っていた。下らない結末、と思いながらも安心した。


 就業時間中は、二つの大きな忠告を受けた。一つは仕事に関していて、もう一つは僕の人生に関する言葉だった。特に後者を言われた時には、自分の本心をつくづく思い知らされた。


 今日のみずがめ座は、運勢が最悪だったに違いない。 //


2005年01月17日(月)
帰還
 名古屋への出張で己の身勝手さを少し認識した。


 仕事に対するここ最近の姿勢が誤っていたことにようやく気付いた。午前、書店で仕事関係の書籍を立ち読みをしていたら、下線を引きたくなる記述があった。できない約束はしない。約束をする場合、最初は自分の期待値を相手に低く抱かせる。これらはプライベートでも役に立ちそうな内容だけれど、まずは明日からの仕事で活用してみる。


 ウェブサイト制作、ギター、PMBOK、文章書き。どれから着手しようか迷う。


 部屋でジョージ朝倉の「ハッピーエンド」をパラパラと読む。「人って誰からも必要とされなくなると消えちゃうんだって」と言われると、自分がスーッと消えて無くなってしまいそうで怖い。


 名古屋で出会った13歳の少年は誰に対してもフラットに接していて、その感覚が羨ましかった。先入観、偏見、贔屓。僕はいつの間にこれらに染まっていたのだろうと思った。 //


2005年01月12日(水)
特別視すること
 朝、電車の中で「人のセックスを笑うな」の続きを読む。時々文章の飛躍が気にはなったけれど、全体的に美しくシンプルな文が一人称で続き、読んで心地良かった。内容を単純に要約すれば、19歳の学生による20歳上の既婚女性との恋愛話だ。一般論からすればこの関係は常軌を少し逸れるのだろう。けれど、男の視点によるこの記述は特別でなく、すごく普遍的だ。


 そもそも、全ての恋愛は日常の線を少しはみ出しながら進むものだ。だから、相手と何歳離れていようが幼なじみ同士だろうが、特別なことに相違はなくて、関係の特殊性をいくら挙げても仕方ない。その点で言えば、奈良で起きた幼女殺害事件も、対象が小学1年生であるよりも、まず人が人を殺すことに問題があるのだ。各論を追究するのは専門家に任せればいい。
 ちなみにこの小説を読んで、僕はかつて作った短歌を思い出した。


   僕たちのルールを見てる者たちはそれに名前をつけて笑った


 仕事は、社内にあるパソコンやプリンタを新しいものと入れ替えていた。古いパソコンは、ハードディスクに保存されているExcelシート等のデータをファイルサーバに一旦保存した上で撤収する。そして、新しいパソコンについては、社内のネットワークに参加させる設定をした上で、保存していたデータを復元させる。こんなに単調な作業でも、過去の見積もりに基づけば外注だと合計で10万円程かかってしまう。実は、今外注している仕事に無駄があるかもしれない。アウトソーシングが進展する現状の中でも、内と外のどちらに任せるのが適切なのか、それぞれの業務について考え直した方がいい。


 家に帰ってからは、久しぶりに缶ビールをひたすら飲んだ。 //


2004年12月13日(月)
飲む師走
 できれば避けたい人との飲み会が一昨日無事に終わって、大きな山を越えたような安堵がある。


 昨日買ったコートは普段着にもスーツにも合いそうで、高いけれどすごく割に合いそうだ。今までは安い服を買ってはすぐに着古して、また新しい服を安く買っていた。けど、その買い方は案外出費が多い。これからはちょっと高くても長く使える服を選びたい。但し、クレジットカードの支払いを含め、貰ったばかりのボーナスは殆ど使えなくなってしまった。痛い。


 高校の同級生が昨日結婚し、2次会と3次会に参加した。司会がこの大学教授くらい場の雰囲気を掴めていなかったけれど、全体的には華やかで和やかないいパーティーだった。同級生は他にも数人参加していて、ちょっとした同窓会になった。その後、師匠のお店に久々に顔を出した。お店を閉めて、二人で飲みに行った。お酒を飲みすぎたせいで何を話したか覚えていない。ただ、自分の常識を若干ひっくり返されたことだけは残っている。


 ブログも含め、ウェブ上の日記でどれだけ日常や心境を明かすことができるのだろうか。僕の場合は、その時点での出来事や考えのうち、せいぜい3番目以下に大事なことしか書けないと思う。大事すぎることは自分の胸に閉まわないと酸化しそうだ。 //


2004年12月09日(木)
引越し資金を貯める

 今日、賞与が支給される。賞与額を決める人事考課が思うほど良くなかったので、あまり貰えないだろう。生活費に消えてしまいそうだ。1年以内に会社の寮から引っ越そうと漠然と考えている。そのためには可処分所得の用途を改めた方が良さそうだ。それと、生命保険の更改も検討しよう。


 本は、川上弘美の「ゆっくりさよならをとなえる」を買った。活字を読みたくなくなった時、この人の本に触れると読書欲がじんわりと復元する。 //


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