モスクワ留学日記
もくじ


2002年01月09日(水) 消えたメール

モスクワ マイナス7度くらい。

寒波でした。モスクワ。マイナス33℃を記録。
この影響で病院へ運ばれた人は30人。
凍死4人。

シャレになんないっす。


んでもって今日はプラスになるかもって気温。
気温差ありすぎ。のどいたー。


     ◇◇◇

アウトルックがすこぶる不調で、
1メール書くたびに凍って強制終了→再起動せにゃならんという
やる気あんのかオラ!状態だったもんで



ちょちょっといじっていたら…






消えました。受信メールだけ(泣)


なんでかわかりませんが、12月20日以降に届いたメールが
きれいさっぱり消えています。男らしく、すっぱり、さっくり。

受信トレイの分だけ(泣)


どどどどういうことかよくわからないんですが、
動揺してます。おろろ。




・・・・・。






・・・・・・・・・・・。






(パントマイムとか?)








(沈黙)










(ぐびっ) ←何飲んだ今?!






てかIE6ってヘンじゃないっすか?

ワタシのPCがイカレてるのか?



か?





…か。(弱いっ)




12月20日以降にメールを送って下さった皆様、
一通り目は通しておりますが本当にごめんなさい。陳謝。


2002年01月08日(火) さよならインツーリストホテル

モスクワ つーいーにマイナス35度!の予報〜

ここまで冷えると逆に温度計を見るのが楽しみになっちまいますが。
35度ってどんなよ?シベリアじゃあるまいし、すごーく珍しいことです。
モスクワでこんな気温。

クリスマスイヴの6日は穏やかだったのに、
クリスマス当日の7日は冷え込みましたー!
でもニュースから流れる映像は

カローメンスカヤや救世主大聖堂前に集まって

歌って踊りまくるロシア人の姿が!
外はマイナス25℃。そんな中長時間外にいるなんて


本物のロシア人です。
熱くみなぎるロシア人魂よ!
アイスクリームでも食べ始めそうな勢いでした。

     ◇◇◇

〜あるインタビューから〜

少年 「クリスマスは1年で最高の日なんだよ!」

質問者 「どうして?」

少年 「だってさ!クリスマスはさ!キリストがさ…!
………。とにかくキリストなんだよ!」(←なんじゃソラ)

とにかくキリストだそうです(笑)


     ◇◇◇

ロシアでは6日から7日に変わる瞬間、つまり深夜の12時ですが、
救世主大聖堂(一番重要な教会)に人々が集まり、
えらーいお方のお言葉を聞き、
神聖な煙を浴びるのが慣わしになっています。

深夜だというのに、お子様の姿も多くみかけました。
最近アテイズム(無宗教)化しているように感じる部分もありましたが、
敬虔な方も多いようです。

     ◇◇◇

ところで、ニュースをひとつ。

モスクワの中心地、マネージ広場近くの
ホテルインツーリスト。

休業&改装工事に入るそうです。

「時代が変わっていく中、インツーリストの外観は周りと調和していないとのことで…(ごにょごにょ…)」

ということをホテルマネージャーがインタビューで答えていましたが、
赤の広場から程近い場所に位置するこのホテル、
1970年の建設当時はとても「現代風建築」だったものの
その後老朽化が進み、言い方は悪いが
古ぼけた高層ビルという外観になってしまった。

てなわけで、新たに現代風に建て直すそうな。

しかし、古い古いスターリン様式の建物は
時が経つにつれ威厳を持ってより深い味わいを
醸し出しているのに対して、
「その時代」風の建物は時代の流れと共に
街にそぐわなくなってしまうとはなんとも皮肉です。

どちらにしても、なんだか外国人に馴染み深い
インツーリストホテルが休業というのはちょっと痛い気が。


2002年01月07日(月) お疲れ新年会〜

モスクワ マイナス18〜22度 風速6〜10メートル

寒波やーん!さむさむー!

     ◇◇◇


いひゃー飲みましたー。
前々から企画していた学生メインの新年会、ついに決行。
ロシアではクリスマスイヴにあたる1月6日に(^^

某大学の教室を使って、すべて手作りな会。

企画の段階から二人だけで進めていたので
けっこうしんどかったけれども。

買い出しは主催の二人で行い、
インドメシのケータリングを入れて、
各種ゲームをしつつ最後にはプレゼント交換という流れ。


     ◇◇◇

前金にしていなかったのもあって、
参加人数にかなり動きがあったものの
ナカナカ盛り上がったのではないかな?
インドメシも美味かったし♪


最近、イベンター業が増していると思われ。ワタシ。
でもこういう作業、疲れるけど嫌いじゃないな。
てか、だからやってるのか(^^;

主催側のワタシが一番盛り上がっていたかもー?


     ◇◇◇

mihobani的発言:みんなへ!

参加してくれたみんな、どうもありがとう!
そしてお疲れ様でした!

進行役の誰かさん(ってワシや)
ハイテンションでぶっとばしてました。
ちょっとうるさかったかも。失礼。

久しぶりにみんなと会えてうれしかったよ〜♪

予想以上に時間がおしてしまいましたが、
みんな無事に帰れましたか?

時期を見つつ、
また楽しい会をできたらなーと思っていますので
その時はまたヨロシク(^^!


2002年01月05日(土) 正月メニュー

モスクワ マイナス10度くらい。 フツーの寒さ。


駐在の奥方はナマ卵を洗ってから使うという話を聞いたことがある。
洗った上にもちろん加熱。

それだけナマ卵の安全性が怪しいって話。



そんな中ワタシは今日、

元気に卵ぶっかけメシを食べた
卵なぞ洗っちゃいねぇ。
うーん懐かしい味!ウマウマ!日本を思い出すなぁー!





え?さるもねら菌?何ですかそれ?(←あくまでも知らないフリ)



在モの人たちはワタシを勇者と呼ぶかもしれない。


腹の具合?
今んとこ普通デス。まぁ様子見ってことで。


     ◇◇◇

しかし、正月から卵ぶっかけメシなんて寂しすぎないか?

ある意味おめでたいメニューとも言えるが。


2002年01月04日(金) がっくし。

モスクワ マイナス20度 
















鼻毛凍ってます








年末〜年明けは穏やかでしたが、2日の夜からぐんと冷え込み
それはそれは寒いモスクワ。


そんな寒さに耐えつつ、久々に完徹しちゃいました。


や、マージャンでなくて。

べんきょーですって。



そして今期一番難しいとウワサの試験を受けに大学へ。

ワタシの順番がまわってきて席に座る。

教授、開口一番











「あんた誰?」だと。


このセリフ、他の外国人にも言っているのを知っている。

出たな、白人至上主義者め。
うちら外国人はけっこうアナタの授業に出てたんですけどねぇ
「初めて見る顔」たぁ上等なことぬかしやがる。


なんだか知らんが、外国人を嫌う教授っているもので
ハナっから相手にしてもらえない。


出席率が悪かったという(あんた誰?という)理由で
何も答えさせてもらえないままに再試決定。


同じクラスに妊婦なモンゴル人がいるのだが、
もういつ生まれてもおかしくない状態。
そんな中試験に通ってきているが、
この教授の前では問答無用。

ワタシと同じ理由で
再試を受けに来いとな。

こういう人はこっちも相手にしないのが一番なんだけど
いかんせん試験なのだから受けねばならぬ。
受からねばならぬ。


外国人に試験を受けさせないとは、
出席していたのに「知らない」と言い切るその態度は、
それでもアナタは教師の端くれか?
教育大学で教鞭をとる教師なのか?


用意してなかったならともかく、
徹夜して臨んだだけに
すっげー悔しい悔しい悔しい悲しい。





今日の試験を受けた実に学生の7割が再試決定。

とにかく奴の試験が一番難しい!
と悪名高い教授ではあるのだが。



学生の冬休みを減らすのが趣味なんだろうか。
まぁ、毒づいたところで試験は受けねばならないのだが。
ちなみに試験と言っても、ザチョットなんですが。
試験より難しいザチョットなんて嫌だ。

解説:

ザチョットとは「可」か「不可」の試験。
これをすべて受け終えると、試験を受ける資格がもらえる。
試験は5段階評価。5が一番よろし。

今期、ザチョット6個。試験は4つ。


しかし、正月もまだ3日だというのに。
年明けからヘコム。無念。


気を取り直して次の試験準備でもやるかな。

(ため息)


2002年01月02日(水) 日本との距離感

モスクワ マイナス10〜18度 

1月3日の予想最低気温はマイナス28度。っひょー!

外の寒さとは対照的に、発熱中のワタシ。
知恵熱の疑いアリ(誰かつっこんで)


というわけで、明けましておめでとうございます!
本年もどうぞ、ごひいきにひとつ。むふ。(怪)


     ◇◇◇

過去2年(2回)は赤の広場で新年を祝いましたが
ちょっと飽きたのと、試験対策で忙しいのとで
今回は部屋でのんびりしてました。

日本時間の新年には実家に電話を入れ、
おめでとーぅ!のメッセージを。
久しぶりに聴く母の声は懐かしく、
もう5年も母国で新年を迎えてないんだなぁ
なんて思いながら、じーんとしちゃいました。

体調が優れないという母の近くにいられないもどかしさよ。

バイトで細々と暮らしている学生の身分。
母を助けてあげられないふがいなさよ。

母娘二人だけの家族なのに
離れて暮らしていることのなんと長いことか!

電話口から伝わる母の声はちょっと弱々しく、でもうれしそうで
もっとマメに連絡入れなきゃ!と思った31日の夜でした。


     ◇◇◇


ところで今年は、学生最後の夏休みを控えています。
学生という身分を活かして、旅行の計画を練らねば♪

ヨーロッパ5カ国3週間のバスツアーの旅
600$から!とかね。うひょ〜♪

やはり一度はシベリア鉄道に揺られてみなければ!
シベリア鉄道でロシア横断!
いや…ちょっと弱気にモンゴル辺りまで…?

あ、バクーに行かなきゃ!
ウクライナも!
グルジアでワインなんてステキだよなー
日本行きはどうしようかなぁー
母さんをモスクワに呼ぶ計画もあるしなぁー









てか、

勉強しろ。


(現実逃避班出動中)



1月3日には次の試験を控えています(泣)


2001年12月31日(月) 2001年最後の日に

モスクワ マイナス5〜8℃ 雪がしんしんと降っています。


大掃除?

年賀状?

休暇?

旅行?

正月は温泉でのんびり?





何ですか、ソレ?(号泣)
(大掃除なぞ、もう3,4年やってない気がする・・)



んもーぅ、読んでも読んでも読んでも読んでも
まだまだ減らない、こなさなければならない山のような本。
試験対策です。

とりあえず、年内にこなさなければならない試験は
どうにかこうにかパスしました。

年明け早々に控えている試験のために、
今年は赤の広場へも行かず、
酒も控えて、
友達と遊ぶのも控えて、
地味に新年を祝います(←泣いてもいいですか)

     ◇◇◇

またしても最近、白髪が気になります。
心理的ストレスは相当なものと思われ。
肉体疲労というか眼精疲労も甚だしく。










受験生か、ワシは。










でも、学生生活も残りあと1年半!
悔いのないよう、こなさなきゃなんねーべ。

せめてもの救いは、最近暖かい日が続いているので
部屋の中がポカポカしてることかな♪
半そで半ズボンOKです(←また極端な)



     ◇◇◇ 皆様へ感謝の気持ちを込めて ◇◇◇


今年も1年大変お世話になりました。
モスクワ留学日記を続けてこられたのも
皆様からの応援があったからこそでした。

今後もマイペース更新になると思いますが、
ワタシなりの視点でナマのモスクワ情報を伝えていきたいと思っていますので、これからもよろしくお願い致します。

皆様にとってシアワセで心休まる2002年になることを
心よりお祈りしております!

良いお年を!


2001年12月29日(土) アメリカからの荷物

モスクワ マイナス4〜7℃ 雪が溶けちゃったりしてます。

少し前の話になりますが、ネット友達のMimiさんの所で
キリ番を踏んでカウンタープレゼントを贈ってもらった時の話を。


アメリカからのプレゼントです。ドキドキ。


「送ったよ〜♪」
というメッセージにワクワクして待っていたのですが、
待てど暮らせど荷物は届かず。

結果、航空便なのになんと4週間近くかかって
やっと到着のお知らせが(^^!

自宅に届いたのは1枚の紙切れ。
近所の郵便局に保管されているので取りに行くようにと。

勢い勇むも、場所わからず(泣)
近所の郵便局と言っても、3つ4つあるのです。
通行人に場所を聞きつつ、やっとたどり着きましたとも!

     ◇◇◇

例によって窓口には長蛇の列。
なぜにそんなに並んでいるのか?!
働けロシア人!と思いつつも、おとなしく列へ。

コンゴへの荷物、カナダからの荷物…などなど
世界各国への荷物の処理を見つつ、
ついにワタシの順番が♪



なんで裏に記入してないのよ。はい、次


郵便局員のおねーさんは冷たく言い放ち、
引き取りの紙をワタシに戻しました(涙)

むー。裏に書き込まねばならなかったのかー。
氏名、住所、パスポート番号、パスポートの発行元などを記入して、再び列へ。

今度はパスポート発行元↓
「ENBASSY OF JAPAN IN RUSSIA」

を見て一言。







・・・・・イラン?








イランかよ!(爆)
Eだけ見てんじゃねぇー。しかもイランなら I だろー!


な、なんて書いてあるのよ(汗)」(←弱気)
「在露日本大使館の意味ですが…」

なんでロシアでパスポートもらってんのよ」(←疑惑のマナザシ)
「そりゃ期限が切れたから更新をして…」

どこで発行してもらったの?韓国?」(←韓国人と思ったらしい)
「いや、だから。日本大使館です。モスクワの」

じゃぁロシア語で書きなさいよ」(←まだイマイチわかってない様子)


うへー。
もーぅ、疲れますネー。パスポートから書き写す時って
書いてあるまんまだよなーと思って英語で書いたのに。

ともかく、こんなやりとりをしつつ、
やっと荷物を受け取れる段階までこぎつけました。

さんざん質問しまくった割には、何か書き込むと
クギのように伸びる棒にざくっとその紙をブッ刺して
荷物を取りに奥へ行ってしまいました。



---3分経過---


他の人の荷物受け渡しを見ていた限りでは、
普通に、送られてきたままの状態で受け取っているようでしたが、

なぜかワタシの荷物はズタ袋入り(涙)
麻素材の小汚くドデカイ袋はしっかりと口が閉められていました。

(時は炭祖菌騒ぎで大変だった頃。
アメリカからの荷物は怪しまれたのかもしれない?!)

ぐるぐるぐるっと紐をほどいて袋を逆さまにして、
荷物を床に投げ出すおねーさん。



ワナワナ。




もっと丁寧に扱えんのか。くぉら!!


郵便局員の対応と言い、荷物の取り扱いと言い、
実に酷いものではありましたが、


届いただけありがたかったとしよう。


ロシアに住んでいると、フトコロが広くなりますな
わっはっは…


(泣)


     ◇◇◇

荷物の扱いが乱暴かも、ということを伝えておいたので
がっつり梱包してくれたMimiさん(^^
箱は少し壊れていましたが、中は無事でした。ほっ。

各種お菓子の数々、ラベンダーの香りがステキなアメニティセットなど、ステキなプレゼントでした♪

いやはや、荷物の受け取りには手間取ったものの、
やはりプレゼントはうれしいものです(^^

カウンタープレゼントってクセになるかもしれませんな♪


<私信>
Mimiさん、紹介が遅れちゃってごめんなさい!
そして、改めてどうもありがとうございました(^^


2001年12月28日(金) 熱帯魚と会話

モスクワ マイナス5〜7度。平和。

いつぞや購入した熱帯魚のテトラポット。
我が家に来るなり立て続けに2匹が逝ってしまわれたのですが、
残った1匹は健在です。タニ氏も。

最近、意思の疎通ができるようになってきました。
私が水槽に近づくと、テトラちゃんがこちらへ泳いでくるんです。

愛くるしいまんまるおめめでワタシと水面を見比べています。
これを「ごはんちょーだいよ〜の合図」とみなします。

「おーぉ、オナカすいたんだねーよーしよしよし。しゃーしゃーしゃー」
ムツゴロウさんよろしく、えさをあげるワタシ。

もぅ、目を白黒させて食べてます。
食いつきがいいのは元気な証拠♪





や、決して餓えさせてるわけじゃなくて(汗)


     ◇◇◇

mihobani的発言:だーだーだー

鼻たらしてます。それはもうだーだーと
かみ過ぎで鼻が真っ赤。もう痛くてかめません。

てことはアレですか。



鼻ティッシュ(←またかよ!)


2001年12月27日(木) ロシアサンタは女連れ

モスクワ マイナス5〜7℃ むしろ暖かいと感じる。

街はすっかり華やかにデコレーションされ、
サンタ帽子をかぶったおねーちゃんたちが急増中の今日この頃。

当たり前のようにそのへんにもみの木が生えているので
あれこれ飾り付けしてハイ出来上がり。

どっかからツリーを運ばなくても
デコレーションするだけでクリスマスモードが完成する
自然の豊かさよ!ビバ!ロシア!
サンタやツリーはやっぱ、寒い国に似合うと思われ。

ちなみに、ロシア正教ではクリスマスを旧暦で祝うので
1月7日がロシアのクリスマスです。

某サイトでの「手紙」(←クリック)が更新されています。
ロシア的クリスマスの様子をご覧下さい。

     ◇◇◇

mihobani的発言:うーっぷす。

頭の中は試験のことでいっぱいです。いっぱいいっぱいです。
今日もどうにか試験をクリア。
残り6つ。

まだまだ続きます。
いや、これからが本番って話も(涙)


mihobani |MAILHomePage

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