By さくじゅん@ジャミン・ザ・キッチン
2005年10月16日(日) |
もうすぐ10000hitなので。その1 |
ここ「れいぞうこメモ」をこっそり始めてから2年。 ホームページを開設し、同時に「れいぞうこメモ」も公開してから、1年半。
最近、ホームページは全く更新しておらず、(←ダメダメです。) 唯一、気まぐれに更新している「れいぞうこメモ」の 右上に設置したカウンターが、もうすぐ5ケタの大台に載ろうとしています。 わーーい!!
いつも見にきて下さっている皆様、 ありがとうございます! m(_ _)m
更新頻度は超不定期だし、 内容はアホだしマニアックだし、(苦笑) 本当に私が興味のあることのみを、気が済むまで書いているだけの場所なんですけど、 それでも、ちゃんと話を聞いてくれてありがとうございます。 面白い、とか、濃い、とか、同じことを考えてました、とか、 言ってもらえて、いつもとてもうれしいです。
そんな感謝の気持ちを込めて、 10000hitした暁には何かスバラシイことをしよう! と、8000hitしたあたりからずっと考えているのですが、 何も思いつかなかったので、(←ダメダメです。) 3回くらいに分けて、 ここ「れいぞうこメモ」について語ろうと思いました。 めっちゃ自己満足です。
すみませんねえ…。 いっつもこんなんばっかりで。 と、いうわけで(強引) 次回は、
『今、「れいぞうこメモ」に求められているもの―SEO対策競争のただ中にあって―』
の、予定です。 (すごい大げさ)
2005年10月09日(日) |
グリムフォークフェスティバル2005 |
グリムフォークフェス グリムフォークフェス グリムフォークフェス
2005♪
あああもうこのテーマソング!!
私は半年以上前から楽しみにしていたわけですよ。生で聴くのを。
去年の夏に第1回目の「グリムフォークフェスティバル」が開催されました。 田辺マモル、谷口崇、伊藤多賀之の3人によるステージで、 当時伊藤さんにハマっている最高潮だった私はすっごい行きたかったけど、行けなくて、
今回の第2回目、場所は同じく栃木県石橋町グリムの館にて、 「グリムフォークフェスティバル2005」をやると知った時から これはもう何があっても行ってやろう!と決めていました。
しかも今年は「フェス」らしく、 出演者も田辺さん、谷口さん、伊藤さん、に加え、 岩見十夢、シガキマサキ、ギターパンダ、東京60WATTS、と倍増。 ギター弾きのシンガーソングライター大集結。 こんだけの出演者のステージが、たった1000円で、6時間にわたって観られる、というのは、 なかなかありえないことです。
まあ、交通費は1万5千ほどかかってますけど…地元の人がうらやましい…
石橋駅到着。レトロな看板。 滋賀県彦根市を朝8時半に出て、この駅に着いたのが昼の13時くらいです。 意外と、行けるもんです。
グリムの館。 栃木県民の間では、石橋町→グリム童話、という結びつきは有名。 と、たまたま一緒になった栃木県民の方がおっしゃってました。 石橋町とドイツのとある町が姉妹都市なのです。
会場に着いたら、すでにたくさんの人が開場を待っていて。 最終的にはどのくらいの人が入場したんだろう…400人くらい? こんなにいっぱい人が来るとは思わなかったです。
14時…いよいよ開演! 学校の多目的ホールみたいな場所で、 客席には適度な明るさで照明が灯っているまま、ステージがパッと明るく照らされる。 主催者である石橋町役場の方の挨拶のあと、 田辺さん、谷口さん、伊藤さんの3ピースが登場!
オープニング 『グリムフォークフェスのテーマ』 『愛されちゃってシンガー・ソングライター』(田辺さんの曲を3人で歌う)
■テーマソング来たー! 伊藤さんのドラクエIIの「ふっかつのじゅもん」暗唱来たーー! (参照:このふっかつのじゅもんで復活してみたら…)
田辺マモル 『ドゥ・イット・バンバン』 『ギャップ』 『喝采』 『ボディーローション』 『永遠の光』 『ときどきうれしい』
■トップバッターは「グリムフォークフェス実行委員長」田辺さん。 「実行委員長」の立場上、この時点から時間割を気にして焦っておられました(笑)
■ピアノ伴奏に、東京60WATTSから、杉浦琢雄さんが登場。 バンドである東京60WATTSは、「フォークフェス」のゲストとして、一番最後に登場するのです。 よって、これから約5時間、出番を待たなければならないという…。大変だ。
■『ボディーローション』来たーーー!! 1ヶ月前の田辺さんワンマンでゲットした『田辺マモルの基本』に入っていたこの曲、 私すごく好きなんです。 『バスルームの窓』という、タイトル案もあったらしいけど、 『ボディーローション』というちょっとエロい(?)タイトルの方が、 曲を聴いた時の意外性が、意外にいい曲だったという感動が際立っていい、と私は思います。 1ヶ月前のワンマンといい、田辺さんは私が聴きたいと思っている曲を見事にズバズバやってくれるなあ。
■『永遠の光』は未発表曲ながら、すでに名曲。 最後の繰りかえし&盛り上がりがすばらしい。 この曲を歌い終えた田辺さんも「もう今日のミュージシャンとしての仕事はやり終えた」と言ってました(笑)
岩見十夢 『ふとんを畳んで街へ出よう』 『人生は一度きり』 『Under The Sun』 『キスしようBaby』 …他4曲くらい
■岩見さん、名前は知っていましたが、曲を聴くのも顔を見るのも初めてでした。
■私の入場者カードの裏側が、岩見さんの写真でした。あ、それと、滋賀県出身なんですね。へぇー。
■伴奏者として、フルートの七海良美さん。
■deep purple『smoke on the water』(松浦亜弥が出ていたプリッツのCMで使われたプップップー、プ、プッププー、プップップー、プーリーッツの曲)にのせて、七海さんの紹介。
■と、グダグダなコール&レスポンス(笑)
■岩見さんは声もいいし、若いながらもミュージシャンとしての雰囲気も持ってる人。 …でも、ちょっと段取りと間が悪い気がしてしまいました。 観ているこっちもあんまり集中できなかった感じで、 あれ?まだ終わらへんの??って、思ってしまいました。
シガキマサキ 『彼と彼女』 『バタフライ』 『8月』 『大丈夫』 『月の道で会いましょう』 …だけだったかな??
■『大丈夫』という曲を、田辺さんがカバーしてたのを聴いたことがありましたが、 本人が歌われるのは初めて聴きました。 「って言うか〜♪」ええ歌です。
■8月生まれの29歳って、伊藤さんと同い年なんやー。 でも、シガキさんはなんか、貫禄があった。背低いのに。35くらいかなあと思ってましたスミマセン(笑)
■で、堂々のコール&レスポンス。「オフィス・ラブならやめときな♪」
■初めて聴く曲ばっかりでしたが、しかもバラード多めでしたが、 熊本男児らしい(?)力強さで、それと説得力のあるギター演奏で、 退屈しませんでした。
ギターパンダ 『ギターパンダのメンバー紹介』 『ロックンロールギタリスト』 『うたをうたおう』 『ドライブ』 『人生の花』 …他1、2曲?
■ごめんなさい!正直一番、ノーマークだったし、期待していなかった方でした。 全然、知らなかったのです。 だから私、始まる前に売店で「本場のドイツ人が焼くソーセージ」を買いました。演奏中にまったり食べようかと思っていました。
■そしたらいきなり、ギターを提げたパンダの着ぐるみが出てきました。
■着ぐるみ着たまま、ギター弾いて、着ぐるみかぶったまま、マイク口につけて(着ぐるみの上から)歌い出しました。
■ノってきた客席が「イエ〜イ!」と声をかけると、「こちらこそイエ〜イ!」と言い返しました。
■最後まで「パンダさん」で行くのかと思ってたら、 あっさり「僕の名前は山川のりを」と歌い出しました。
■それでも最後まで、パンダのままで、着ぐるみかぶって歌い通すんだろうなと思っていたら、 「子供の夢を壊しまーす!」と言って、2曲目終わったあとあっさり脱ぎました。 中から40のおっさんが出てきました。 伊藤さんとちょっと似ていました(と、思ったのは私だけでしょうか?)
■「ロックロー!」「ロックロー!」 「ドライブ」「イェイイェイ」 岩見さんから続いてきたコール&レスポンス、ここで最高潮!
■私もソーセージの入った皿の置き場に困りながら、 参加させていただきました。
■このギターパンダ(こと山川のりを)さん、私が知らなかっただけで、芸歴が長いし、 ハイロウズや忌野清志郎のバックギタリスト経験もある方らしい。 ギター、普通に上手いしかっこよかったです。 おちゃめな、ものすごいおっさんでした。真面目に馬鹿をやる人、私大好きです。
第2部のオープニング 『サボテンの花』(チューリップのカバー) 『アメリカ』(サイモン&ガーファンクルのカバー)
■再び、田辺さん、谷口さん、伊藤さん登場。 今回はセッションは少なめで、サイモン&ガーファンクルの曲はこの『アメリカ』をやっただけでした。
■今年も「フォークフェス」がやれてうれしい、来年もまたやりたい、みたいなことを言ってた。
谷口崇 『ベビメロ』 『友待つ雪』 『イナミ』 『雨はいつか』(センチメンタル・シティ・ロマンスのカバー) …他2曲ほど
■谷口さんは、1ヶ月前の田辺さんのワンマンで拝見しましたが、 谷口さんのオリジナル曲を聴くのは今回が初めてでした。
■声高すぎる!目を閉じて聴くと、パンチのある女性ボーカリストが歌っているように聴こえる。
■谷口さんが歌ってる顔は、赤ちゃんがあくびしてる顔に似ている。
■『雨はいつか』は、谷口さんと田辺さんで西日本を回ったツアーライブ「ゴー!ゴー!ウエスト2005」のエンディング・ソングです。 ここで田辺さん登場、2人で歌う。 「雨はいつかあがるもの 雲はいつか切れるもの♪」
伊藤多賀之 『せき』 〜背後霊紹介〜 『ひとりのうた』 『デレデン』 『まんげつ』 『セミ』 『残尿感』 『青のり』 『ホルモンを飲む瞬間』 『ねこまんま』 〜アンコール!アンコール!〜※注『ねこまんま』間奏中に強制的に登場するコールです(笑) 『ムンクの叫び声』
■来たぜ我らの伊藤さん! いきなり『半ライス大盛り』1曲目『せき』来たー! 題名そのまんまの短い曲(?)です(笑)
■フォークフェスなのに、「心の目でしか見えない」バンドのメンバー背後霊たちを連れてきた伊藤さん。 なので、いつも通り音響満載でにぎやかな曲をたくさんやってくれました。
■「僕の曲には2、3割くらいラブソングもあるので、今日はその中から、バラードを」 あれ?2、3割もあったっけ??あ、『青のり』とか含めるとそれぐらいになるかな(笑) 『月の裏側』かこの曲か、どっちか来るだろなあとは予想していたけれど… 『セミ』!しかもアコースティックバージョン! 生で聴いてみたかった曲です。いい曲です。
■私の『残尿感』率は、今回で80%になりました。(行ったライブ5回中4回) なぜか、ライブの定番曲の一つ『団地妻の説教』(5回中3回)よりも確率高いなんて…(笑)
■「フォークフェス」なのに、「牛の内臓!」(笑)しかもみんな結構叫んでるし。 ナイス牛の内臓!
■今日は伊藤さん、調子悪かったのか(前夜祭からの二日酔いのせいか^^;) 『青のり』の歌詞をかんだり、MCも結構カミカミでした。
■でも、『ムンク』は見事完唱! 今日は本当に死にそうに見えた…
東京60WATTS 『ハーモニカホルダー』 『目白通りいつも通り』 『池袋三丁目の夕日』 『東京にて』 『外は寒いから』 『陽のあたらない部屋』
■「いつもは60WATTSですが、今日は45WATTSで(音量が)」 バンドの東京60WATTSですが、「フォークフェス」に合わせて、アコースティック編成でした。 ドラムセット、小っちゃ!(笑)
■ボーカルは大川さんですが、ピアノの杉浦さんも歌って曲作れるシンガーソングライター。 『東京にて』『外は寒いから』では2人がメインボーカルを担当しています。東京60WATTSの持ち味の1つです。 杉浦さんは正統派な歌声、大川さんはやさぐれた甘い声(「…しちまった」という語尾が似合う)ですね。
■『昇天』のピアノ演奏と『西武線のうた』が聴きたかったなあ…。
フィナーレ 『涙そうそう』(夏川りみのカバー) 『グリムフォークフェスのテーマ』
■3たび、田辺さん、谷口さん、伊藤さん登場。
■まず田辺さんがしっとりと『涙そうそう』1番を歌い上げる。
■次に谷口さんが、しっとりと『涙そうそう』1番を歌う。…あれ?1番さっき歌ったのに、歌詞間違えたのかな?
■続いて伊藤さんも、『涙そうそう』1番を…そうか、みんな歌いたがりだから(笑)まず1人1回ずつ1番を歌うんやな…。
■と、思ったら、 田辺さんに戻り、また相変わらず『涙そうそう』1番…!
■で、谷口さんも。(ここらあたりから、客席はざわめき、出演者は笑いをこらえている)
■伊藤さんの番「え!?まだ続けるんですか?」という表情を田辺さんに向けながらも、田辺さんは黙って促す。
■というのが、あと一巡する(笑)
■しかし私は正直気が気でなかった…! 電車の時間がーー!夜行バスがーー!!とヒヤヒヤしてました。この時点で19時50分。 20時半の電車に乗らなあかんねん!いつまで続くねん!と思っていました(^^;)
■3人が気が済むまで歌ったあと、今日の出演者紹介。 4組が順々に登場し、お約束のように『涙そうそう』1番。
■客席も手を振りながら、熱唱。伊藤さん曰く「まるで『サライ』」(笑)ペンライト無いけどね。
■会場が一体になったところで、『グリムフォークフェスのテーマ』ふたたび。 間奏にS&G『冬の散歩道』を演奏。
■…そう言えば「コンドルは飛んで行く」というサブタイトルは、どこへ行ったんだろう? 半年前発表された当初はついてたのに、いつの間にか消えてたなあ。
■そんなことをぼんやり思いながらも、 最高の盛り上がりの中、「グリムフォークフェスティバル2005」つつがなく終了! 余韻に浸りたかったけど、出演者の人やファンの方としゃべりたかったけど、ここで私、駅へダッシュです!(苦笑)
すっごい、幸せな空間でした。 出演者も客席もみんな楽しそうだったし、そんな中「私も居させてくれてありがとう」という感じでした。 音楽ってすばらしいなあ。どんどんつながっていけるなあ。 そもそも、私が伊藤さんにハマってなかったら、この「フォークフェス」に居なかっただろうし、 居なかったら、岩見さん、シガキさん、ギターパンダさん、谷口さんの曲を聴けないままだっただろうし、 その前に、田辺さんや東京60WATTSのことだって知らないままだったろうし、 その大元の伊藤さんだって、ブリトラを知らなかったら、「よく分からない人」で終わってたかも知れないし、 そのブリトラだって、友達がMD貸してくれなかったらあんまりよく知らなかっただろうし、 その友達とも、あの大学で、あの時出会わなければ、ずっと知らない人同士だっただろうし… という、 なんか、そんな運命みたいなものを帰りの夜行バスの中で考えてしまいました(大げさ)
あと、 先輩伊藤マニア(笑)KAOR!さんが作られた 「グリムフォークフェスティバル2005」Tシャツをゲットしました! オマケで缶バッチも頂きました。うれしいです。ありがとうございました。
田辺さんがこのTシャツを着て演奏している時、 文字列のゆるいカーブが、田辺さんのギターの上部の丸い部分(伝わるかな;)と きれいに平行していて、おおっ!と思いました。 私は会場で着られなかった分、今度会社へ着ていこうかと計画しております(笑)
私は今までライブに行って、ファンの方としゃべる、という経験はしたことがありませんでした。 今回初めて、そういう経験をしました。 (伊藤マニアの方々とは、今回もそんなに話せなかったので、ちょっと残念なのですが。思いっきりマニアな話をしたいです) みなさんいい方ですね。 温かさを感じたライブでした。 人を大切にしよう。
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