徒然駄文
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…ってまだ警報出てますけど、風も雨もやんで薄日が差しています。ああ、凄かった。家が揺れた。今住んでる家は割合がっしりしてるから滅多なことでは揺れないのだけど、去年まで住んでた家は凄かったろうな。今回もめちゃくちゃ揺れただろうなー(^^;)。おお、こわ。
庭が台風の強風でもうめちゃくちゃ。もうそろそろ咲くかなーと思っていた向日葵さんがぽっきり。ダリアもぽっきり。マリーゴールドもぺっしゃんこになってるけど、この辺りはすぐ復活するでしょう。それより何より、テラス、玄関周りから駐車場までゴミだらけ(T^T)。掃除が面倒(T^T)。
昨日で大仕事が一つ終わったのでだれてます。田舎の法事ってなんであんなややこしんでしょうね。昔に比べればずいぶん手抜きになってる筈なんですが、なんせ大阪の団地育ち、お仏壇のある家なんか住んだことない私にとってはもう大変。私、「田舎のお嫁さん」できない。(^^;)
今日は台風だったので家事なんにもせず。洗濯なんか出来ないしー。雨戸も閉めっぱなしで家の中暗いから掃除する気も起きないしー。昨夜は余りの疲れで寝付けなかった事もあって、昼間からゴロゴロしてました。ああ、明日は大掃除に大洗濯だ(^^;)。
【日常】
昨日はぴーかんの良いお天気でして、地域の草刈りの日でもありました(ああああ、雨になるのをこんなに願った事はない……)。 まあ、地域住民の義務よね、仕方がないわ、と参加してきましたが、もうぐてぐて。小中学校のPTA奉仕作業による草刈りの方が断然楽…。アスファルトや石垣の隙間にがっちり根を下ろしている雑草(それも十分でかく育った奴)を引っこ抜くってなんて大変なの(T^T)。あなた達も必死で生きているのねえ、と最初こそは感慨深く引っこ抜いていたのですが、30分も経つ頃にはもう頭の中は真っ白、ひたすら抜く抜く抜く、引っこ抜く… 周囲を見渡せば、みな鎌を振るっております。引っこ抜いてるのなんか私だけ。…わたしんち、鎌なんかありませんもん。この辺りは田舎とは言え新興の住宅地。すんでる人達はほとんど会社員と思われます。農業の方はいらっしゃらないか、と。なのに、なんでみんな鎌持ってるんですかっ(T^T)。この辺りは会社員の一般家庭にも鎌が常備なんですかっ(T^T)。
私も鎌買ってこよう、と心から思いました。10月にまた草刈りあるし…(^^;)。ああ、しんどい。
【日常】
しばらくトロイの話ばっかりしてたから、久方ぶりに本の話でも。 最近ひたすら読んでいるのは塩野七生。そのちょっと前は夏目漱石と三島由紀夫、森鴎外、内田百間。めちゃくちゃなラインナップですな(笑)。いや、しまい込まれていた文庫本が引越によっていっぱい発掘されたので、片っ端から再読しているわけですが。
塩野七生はやっぱり面白いなあ。先日片手間に「チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷」を読み始めたらもう止まらない。続けていくつかエッセイを読んで…エッセイは軽くて読みやすいけど、やはりこの人の本領はチェーザレとかローマ人の物語などの歴史物にあるよなあ、と、途中で放り出し、コンスタンティノープルの3部作に着手。この辺りの歴史には疎いので最初は少々辛いわけですが、戦争状態の描写にはいるともう堪らなく面白い。 塩野さんの戦争の描き方は面白い。淡々と事実を並べて描いていくだけなのだけど、そのたたみかけが物凄く緊張感をはらんいで興奮する。まさに、手に汗握る、と言う感じになるんですね。ああ、こういう緊張感の高め方って凄いなあ、と思う。上手いなあ、とも思う。文章の上手い人だ。 で、その、堅苦しいとまで思える文章の中にひょいっと女性のミーハー的な感覚が紛れ込むものだから、私にとっては堪りません。塩野さん、かっこいい男性好きよねえ(笑)。私も好きよ。この人の歴史物を読むとドキドキする(笑)。
と言う事で、塩野月間はまだしばらく続きそうです。ああ、ルネサンスの女たちが読んでみたいなあ。新潮文庫では出ていないようなので、調べてみたら中公から出ているんですね(新潮社からは単行本で出てるみたい)。でも本屋で見かけた事無いわ。取り寄せになるかなー。いや、チェーザレ読んでいて、ルクレツィア方向から描かれた話を読んでみたいな、と思ったんでした。
【本】
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