岸部・・・?

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2003年11月28日(金) 轟音

この秋、来福大物アーテスツが多い。

こないだのモグワイに続いて29日にはヨ・ラ・テンゴが来る。
チケ高いのでやはり迷っていた。ところ、前座が「蝉」だというので、俄然行く流れになった。
ナンバーガールの歌の歌詞に「岡崎蝉男」という人名が出てくるのだけど、それはこの「蝉」のギターの岡崎氏のことではないかと睨んでいる。

この人、尊敬すべき人の一人であるが、僕が行くライブ先にはたいがい居る。
痩せていて、いつもなんだか古びた細いジーパンを履いているのだけど、その古さは流行の古さではない。なんか違う。裾が広がっているのを履いていたような気もするが、流行のそれとは違う感じだ。
こないだも小さなライブを見に行ったら居た。ビール片手に踊っていて、たまにもっさい掛け声(ダミ声で「イェー」等)を掛けていた。と思っていたら消えていて、すごいギターの音がすると思ってステージを見たらいた。そんな人。


2003年11月21日(金) 連勝

マインスイーパ記録誌(11月期)


11/8  初級 記録更新22秒達成。

11/10 上級初達成 423秒。夜、お祝いの一人酒。

11/11〜14 不振

11/15 上級 記録更新、377秒。

11/16 中級 記録更新、74秒達成。

     上級 記録更新、339秒。

11/17〜19 不振。

11/20 上級 記録更新、299秒。無理と思われていた300秒の壁を破る。

11/21 上級 記録更新、245秒。

     初期付属ゲーム4種(ソリティア、ハーツ、フリーセル、マインスイーパ)を連続して(4タテ)勝利、グランド
     スラム達成。

     マインスイーパのさらなる記録更新のため、マウス購入を目論む(現在はノートパソコンの真中のポイント
     がマウス代わり)。

あと数日で26歳。


2003年11月12日(水) こうやってこうやって・・・・・こうだ!

11月8日 モグワイ。圧倒的に本年度べストアクト。といってもノミネート数は3〜4。ライブの最後、ノイズ合戦みたいになった時には、僕はもう骨抜きにされて、気化して空に飛べそうな感覚になった。飛行機のエンジンの真後ろでスケッチしろと言われているような感じでした。

で、最近ドラムのリズミングを勉強したり、友達と野球の話をしたりした時にいちいち感じることは、例えばボール一つ投げるにしても、最大限効率良く投げるためには指より手首、手首よりひじ、ひじと同時に肩、腰、足の動かし方が重要であったりすること。ドラムのスティックさばきにしても、今までは手首ばかり見ていたけれども、手首よりもひじと肩、そして背中と腰の動かし方を見るとひどく違いが見られる。

要するに、前戯で指を入れる時もクンニをする時も異常な体位の時も、手首や舌先だけじゃなく全身を使って効率良くやれば楽にぐっしょりできるときた。こうなれば全身どしゃぶり団地妻だぃ。どしゃぶったところを万力でギリギリと潰していって、まるで寄生虫のようになったらデジカメで「パシャ」だ。「パシャ」だ。いや、「ガツン」だ。その訓練が完全に身についた時にはもう沢村賞だろうがピューリッツァー賞だろうが敢闘賞だろうが総ナメのナメナメ、ナメナメのどしゃぶり。


2003年11月11日(火) 部屋とプリケツと灰皿

咳が止まらない、熱はない。風邪ひいたな〜なんて思いつつ一週間ほど経過。これはもしや風邪ではないのか?と案じて近所の内科へ。この内科、生まれた頃から目と鼻の先にあるのに、一度も行ったことがなかったのでちょっぴりストレンジな存在であった。

レントゲンまで撮られて、「肺炎じゃないです」って。僕は「肺炎ですか?」とは聞いてないわけで、「はあ、そうですか・・・。じゃ煙草は良くないですね」「そうだね、煙草はやめておいたらどうですか」って、なんかよくわからん。

だったところ、今日、人から気管支炎じゃないかって言われた。そうだ、肺炎なんかより気管支炎かどうかの方が聞きたい。


2003年11月01日(土) リズムマシーン

で、バンドやっている。久々のスタジオは楽しい。

「叩けるだけでいいから」って言ってたのに、そこそこ高度なことを要求してきやがる。こないだ知り合ったばかりのメンバーなだけに、人間関係はぎこちない。楽器で会話する方がわかりあえるなどと言っている辺りが憎いおれ。まさに力石に対して「百万語のべたついたお喋りより拳と拳を交えてぶつかりあ」ったジョーだ。
それにしてもおれは技術的レパートリーが少ない。

メンバーはスリーピース。3人は丁度いい。1人あぶれるところが丁度いい。昔から3人になると必ずあぶれるおれ。もうこれは才能だな。フフ・・・冬の空は星が綺麗だ。
煙草がうまいなあ。


ところで、うちは源氏だという。うちの父がそう言っている。うちの父はどうでもいいことほど真剣な顔つきでものを言う。
アンネの日記に、「大人って私が本当のことを言うと冗談だと思って本気にしないくせに、冗談を言うと真剣になって騒ぎ出す」というようなことが書かれていたような気がするけど、それとは違う。


2003年10月31日(金) メモ

mogwaiが福岡にくる。5800円。超低所得者のおれ、迷う。

それにしても、おとといジムオルークに行って、昨日はキダム行った(チケットもらった)。モグワイは11月8日。さすがに芸術の秋、11月3日が文化の日というだけはあるなあ。


メモ
「きもい」=グロース(恐らく、gross)
「生理中」=「(be) of period」   とのこと。


2003年10月30日(木) お前下痢長い

ライブ行った。

ooioo/kim gordon & the sweet ride(kim gordon,ikue mori,jim o'rourke,dj olive)

ということで、とりあえずジムオルーク生演奏を見たかった。
けっこう前にアルカホリックなんたらトリオとかいうバンドでサーストンムーアと一緒に京都に来た時に行き損ねて以来のジムオルーク。

遅れて入ると既に抽象音楽。リズムとかない。なのになんか、前の方の人達のってる。毎回思うけど、君達どうやってのってるんですか?

このキムゴードン&スイートライドってバンドは音源がないからどんなんやるか知らなかったが、見た目でいうと、左端に森イクエがこっち向いてパソコンの前に座ってて、その横でジムがベースを持ってもだえており、その横でキムがドラムのスティックで6弦の切れたギターを叩きながら、なにやら発声したり叫んだりしており、そして一番右端でオリーブという人がターンテーブルの前で黙々と仕事したりくねったり跳ねたりしており、要するに、一番左は静かにパソコンを眺め、右側三人は好き勝手やっている風。誰がどの音を出しているのか判別をつけにくい。ドグラマグラに出てくる“狂人開放治療場”の様相を呈していた。

でも音はやばい。前半の、これシラフじゃ無理って音から、後半の、皆が生産的な音を出し始めた頃の高潮感に、耳から脳汁を出してしまって隣の人に謝ったくらいだった。演奏時以外のジムオルークの動きはローワンアトキンソン。

で、待ち時間に一人の孤独感を存分に満喫してooioo。期待以上に良かった。
ギター×女=勃起 という公式も、今では教育改革によって義務教育からはずされてはいるものの、やはりもう一度組み込むべき時期に来ていると思う。

そして公演終了後、一人駐車場に向かい、駐車料金を払って車で帰る、という一連の帰宅作業をこなすうちに、ライブの興奮を誰とも分かち合うことのできない寂しさがじりじりと追い上げて来、半ばヤケ気味にアクセルを踏む。そうして自分はスピード出しすぎのくせに、交通ルールを少しでも守らない輩がいると罵声を吐く。なんて有様だおれ。ほんと、寂しい。


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