岸部・・・?
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チューイングキャンディー大好き。ガムじゃなくてキャンディー。いまだ50円。 昔は確か「ドラえもん」がなんかメインキャラやっていて、オレンジ味やった。 あ、「北斗のケン」かもしれん。何故かというと、そのチューイングキャンディーの中には5枚入っていて、うち1枚だけ透明シールに巻かれているというのが伝統的スタイルなのだけど、そのシールがいまだにおれの部屋の電気のスイッチのところに半分はがれつつも貼ってあるから。 今はというかけっこう長い間、「走る顔(@笑い飯)」こと「機関車トーマス」に巻かれている。機関車トーマスってまだやっているのか?レオもよくやるよな。
で、今はグレープ味(例によって完全にサイケな原料)なのだけど昔のオレンジ味が最高峰。グレープに変えた時点でロッテグループ全体の売上が30%は減ったと思われる。今年はバレンタイン監督とイスンヨプによってその穴を埋めようというのだ。バカだな〜ほんとに。そんなことに金使ってねーでグレープ味をオレンジ味に戻すだけでいいのに。来期の株主総会で総会屋に言ってもらおう。
で、イライラしていた昨日今日、3タテでビデオ鑑賞。
1「シティオブゴッド」
「出てくる人、鼻が皆KRS‐1」(友人談)の通り、全体的に勢いがあって良かった。リトル・ゼがおちゃめで最高。小学生の頃の価値観がそのまま具現されて正当化された感じでおもしろい。リトル・ゼ役の人誰か知らんけどジミヘンに似ている。しのごの言わずにやりたいことやる奴って見てて気持ちいいなあと。
2「天国の口終わりの楽園」
最初ただのティーンズエロ映画かと思ったけど、結局は早漏の話。「くっだらん、なんかそれは!」といいつつニヤニヤ見続けてしまうパターンの青春映画。「くだらん」+「否めない」の二段責め。セックスの形態が多数出てくる。その点で思い出すのが「ホテルニューハンプシャー」やけど全然違う。
3「キッズリターン」
服装、髪型がバブリーできもい。わかりやすすぎる起承転結で退屈かと思いきや、最後で締まった。がっかりしとったら涙が出た。いや、軽く見せようとするのはおれの悪い癖だ。正直に言うと、しばらく涙が止まらんくなった。金子賢すばらしいなって。おれもボクシングやるぞ!とは思わんかったけどボクシングのシーンバシバシ言って良かった。
車税は4月1日時点での車検登録者に対して課される。
おれは去年の夏頃から姉婿名義の車を譲り受けていたので、早いとこ名義変更をせないかんかった。で、気付いたのが3月26日夕方。26日は金曜日だったので、土日を挟んで月曜日に済ませようと思った。
これまでボロ車を何台も乗り継いできていたので、廃車登録や名義変更も過去にやったことあるが、楽勝やった記憶がある。業者に頼むと1万とか2万とか取られるが、自分でやったら数千円。 こういうことを生業にしている友達Aが、友達Bの廃車依頼を1万5千円取ってやったっていうのだからおれはAが信用できない。
で、29日。まず、揃える書類を確認しておこうとその手のHPを覗いた。 車庫証明、これは住所のゴタゴタで1月かかってやっとこないだ取れた。 譲渡証明書、委任状、双方の印鑑証明、住所が変わった人は住民票等々。しまった、こんなにあったか。 結局、姉婿名義のものを揃えるのに一苦労したところで5時。陸運支局の受付は4時まで。今日はもう無理。 残すところ、30、31の2日だけ。まあ、書類が全部揃ったからこっちのもんだ。
30日。なんか、ダラダラしてたら陸運支局に着いたのが2時半。 しかし、支局入り口の道路から車が長蛇の列で、1キロ先くらいに建物が見える。 間に合わんかもな〜と焦りつつ、焦ったところで車が進むわけじゃないので開き直ってぼーっと音楽を聴きながら待っていると、交通整理のおっさんが近づいて来て「オタク、登録?こりゃ〜待っとったらいつんなるかわからんバイ」などと逼迫するおれの状況を完全な他人事として話し掛けてきた。
駐車するまで45分、それから現地での書類揃えて15分。で、そこからまた窓口の列に並ぶ。間に合うか?並んでいるときにチラリと見た注意書き、「行政書士以外が登録等の代理行為を業務として行うのは禁止されています」みたいな内容。てことはAの行為は違法か?・・・まあいい。で、並びぬいてギリギリ3時58分、汗だくで窓口のおっさんに提出。
おっさん「えーと・・ん?これ、軽自動車じゃない?」
おれ 「あ・・・、うん。」
おっさん「軽自動車はネエ〜ここじゃないんですよネ!」(声でけー)
おれ 「え・・・、うそお」(恥ずかしい)
おっさん「ここじゃなくて軽自動車検協会ってとこだから!ほらココ!」 (なんかもう、叫び散らしている) 「地図つけとくから。そろえる書類も申請の仕方も全部違うから!」
おれ 「わかりました。」(とだけ言って足早にその場を立ち去ろうとする)
振り向いたときの後ろに並ぶ数十人の好奇の目。あからさまに嘲笑の口元の輩、列の前でドジを踏まれ、無駄に3分過ぎたことに苦渋の表情を浮かべる輩、まさかと驚く輩、哀れむ輩。そんな喜怒哀楽の中を逆流して帰るおれの背中に向かって、
おっさん「先に電話して行った方がいいよ〜」
って、あんまでかい声出しよったらめがねカチ割るけんな貴様。
で、またも失敗したので、その日のうちに執拗に場所を確認、そして必要な書類を確認。必要な書類、自分の住民票、委任状のみ。1月かけた車庫証明は不要。 トホホ!その日のうちに完備。
31日、昨日の混み様を経験して、もはやプロのおれ、12時〜1時はお昼休憩なのは体が知っていたので、12時前には済ませたいところ。 予想とは裏腹に、軽自動車検協会はそんなに混んでなかった。 でも、書類の書き方がめんどくさかった。 かかったお金、住民票の写しに300円、書類代40円(破格!)、これでもAは1万取るのか? で、2〜3の窓口をたらい回しにされつつ、記入方法間違いだらけの汚い書類を提出したのが12時丁度。昼休み終わったら来て下さいって感じか〜?なんて思っていたら、2分で交付。瞬殺。 いやほんと、開いた口が塞がりませんでした。
マインスイーパ、113秒(4/1)。
お陰様で、3月23日付けでマインスイーパ131秒の記録を樹立しました。 これはかなり感慨深いものがある。 まさに、三浦ナントカさんが七十何歳でエベレストに登ったり、その父親は九十何歳にして意地でスキーやる境地。しかし、サルがすぐオナニーするみたいにPCつけたら無心にやってしまい、気が付けば4時間とか経ってたりした日にはおれは根本的にバカだと容易に自覚できる。けどこれ、全国レベルがどのくらいのものなのかわからん。131秒やったあとか言ってもプロは100秒切っているのかもしれない。いるとしたらきっと名前は新沼だろう。おれの中のマインスイーパができるキャラ第一位、新沼。ちなみに新沼という苗字の知り合い・友達はおらん。新沼プロ、もしこれを見てたらメールにて一報頂きたい。
ところでこの時期になるとやはり、かなりホルモンバランスが崩れる様子。さっきなんか、一瞬意味もなく泣きが入った。こないだまで生活が楽しくて楽しくていて我が世の春を満喫していたのに、またはそのギャップによるものなのかもしれないが、今日は周りが皆敵に思えてしょうがない。これはもしかしたら毎年恒例の発情期もすごいかもしれないし、すごくないかもしれない。
昼なんか婆ちゃんと口喧嘩してやった!婆ちゃんは二言目には「味噌汁吸え」だ。「食え」じゃなくて「吸え」ってところがポイント。ちょっと前までは「味噌汁吸ったら頭が良くなる」って言ってたのに最近は「味噌汁吸わな頭がおかしくなる」って言う。
春は出会いと別れの季節です。曙と武蔵が戦ったりする。角田振り切って後頭部殴ったりする。昔ももち浜のコンビニで武蔵と角田に会ったことある。皆で武蔵に群がってたら角田は「ムサシ、先行ってるぞ」って言った。
ここでちょっとブレイク。 長寿CM博多名物「博多ぶらぶら」の歌詞(抄)。歌詞は経験による推測。
♪博多ブラブラブラサゲテ 餡ニチョッピリ包マレタ アアヒトクチ食ベレバ忘ラレヌゥ〜
(間奏)
ア ブーラブラ
実にリズミカル。何のリズムかは知らんが、京都の祇園とかでおっさんが目隠しして「手の鳴る方へ」とか言われるゲームの時に芸者の人達がやるやつとかそっち系で、楚々としつつ実は4つ打ちってやつ。
入りの「ハカタ」の「ハ」は、リズムで言うと”裏”から入るという高等テクが必要。全体を通しておどけた風の感と、かなり激しい感情移入が要求される。特に「アア」の部分はもう、「も〜食べればわかるのに〜」って気持ちが前に出すぎてテレビの音が割れるほど。最後の「ア、ブーラブラ」は音楽と歌全てが鳴り止んだところで唐突にばしっと決める。細部に渡って一級の芸人魂と職人芸が必要となるため、素人にはお勧めできない。
そしてこの歌をBGMにして、どういう生き物なのかよくわからんが、タレ目のおばけみたいのを1人ずつ2人くらいでかぶって、水色タイツの足だけ出して実に滑稽に踊り散らす。
解説をしていて気付いたが、これは恐ろしく質の高いCMだ。踊る人なんか、タレ目の中でどんだけ真剣にどんな息遣いで「いかに踊ればおどけた感を出せるか」「いや、細かいことを気にするより自分から楽しむことが一番だ」などと気を配っているかと考えるだけで、今までの自分の認識の甘さに憤りを感じる。
次回は「大原松露饅頭」のCMを解析したい。
2004年03月17日(水) |
etude 【フランス】名《音》練習曲、エチュード |
ここんとこ、スタジオ浸り。それもそのはず、今週の金曜日にライブやるんです。 ライブ終わったらバンドも解散、それもそのはず、ベーシスツのK氏が故郷に帰るんです。
前回も登場のこのK氏、ベース弾く傍ら歌も歌うが、ひどくはずす。ベースの音が変わると声の音程も変わるという、弾き語りができない人がやることを普通にやる。初めて気付いた時はまじで脱退を考えた。しかし、このところまあまあよくなってきた。このK氏はすごく人が良い。一番年上だが一番腰が低い。音痴には何故かお人よしが多い。これは断言しておく。だから、言い出せないことが多い。
もう一人のT氏(ギター)は一番年下だが一番シャカリキで、スタジオ中もほとんど彼が仕切る。彼がK氏にひどく強硬姿勢なのが、いまだにわからん。K氏が曲を作ってきても、時間がたてばなかったことになるし、K氏が考えたコードはことごとく否定しやがって、全く持ってわからん。だから、コード進行決定権はおのずと彼の手中に収まることになる。しかしまあ、話せばわかる輩ではあるので悪人リストには入れない。
曲はたった5曲。おれが好きな曲は3曲。一番好きな曲はインストのやつ。この曲、モグワイのドラムを軽くパクッているのだが、他のメンバーは気付いていないと思う。ドゥタッて。しかし、そもそもドラムって何かしらパクってないとできんやん。踏襲とでも抜かしておく。もう1曲、スマパンをパクってる曲もある。これはドラムだけじゃなく、バンド全体としてパクっている。なかなかいい曲。
今日はライブ3日前というのにドラムの見せ場っぽいところがうまくいかなかったところ、他2人はおれに強く言えないという微妙な関係なのでおれのニヤケがとても浮いた感じで終えた。まあ、あさってまでには何とかする自信はある。
おとといは50時間ほど寝てない状態で臨んだところ、いい感じにトリップ状態に陥り、当然段取りは随所でめちゃくちゃになり、当然シキリのT氏はキレ気味。しかし、おれは楽しくてしょうがない。超1級のカマウモンカ状態。その反射的効果なのか、TはKに対してやたらと厳しい鞭撻を奮っている様子だった。K氏ごめん。
さて、何事にも頑張ろうっと。
マウスを買った(マインスイーパ用)。 これでおれもようやく気軽にクリックすることができるわけだが、これも全て2千円の金券で3千円の光学式マウスを提供してくれた電気店勤務兼うちのバンドのメンバーK氏のおかげ。
現在記録は147秒。 なかなか縮まらなくなってきた。 これはもうプロの域じゃないかと。 ANMA(全日本マインスイーパ協会)があるならばすぐさま登録してプロとして普及活動、クリック指導、解説等に励む傍ら、スポンサー、パトロン等から献金という名の生活費を頂き、免税を計り、株には手を出さず、「マインスイーパ日本」なる刊行誌を発行。 さらにその中で連載した「左クリックの日々」を単行本化し印税もホソボソと貯蓄。
マインスイーパを開発したセルゲイ・ニェビッチ氏(怪力)と談笑に及んだり、世界のマインスイーパ愛好家らとカンボジアに赴き、夜な夜な本格的地雷除去をギャグで敢行。 うち不運な奴はまじで腕を失い、昼になればその腕を見せ付けての街中練り歩き地雷撲滅行進を行い、夜は夜で「右クリック連打するけど・・・いい?」(さむい)などと言って辱めていたところ、ふとしたある日突然に神の啓示を受け、賢治安菩薩となって治療行為に精を出すが、”目指すところが違う”という理由でANMA解散。 しかし何故か一部マスコミからポストC・W・ニコルなどと謳われていたおれは、あえてマスコミを嫌い、影ながらニコル活動を踏襲、そして平穏なハッピーライフを取り戻すに至る。 しかし、その後、家族らと山の散策中(きのこ狩)に木の間で倒れ、家族に惜しまれつつも命を引き取った。享年62歳。
「年金をもらうまでは死んでも死にきれない」が口癖だっただけに、それを前にした死を悔やむのであった。
「小説家を見つけたら」ってビデオ観た。ビデオ屋でオススメって書いてあったからです。普段ならそんなもの目にもくれないけど、そこのオススメマークはなかなか信頼できるかもしれなかったんですよ、わかる?ねえ。 そう思って、マーク入りのまだ見たことがないビデオを探してみたらこれ見つけたんですよ。
ハリウッド。ショーンコネリーがね、禿げてる映画です。 途中までは面白かったけど、結末のドタバタが実にハリウッド的で閉口した。 「ハリウッド的」これ最近のおれのテーマ。
作品内で描かれている主演の2人が実在する人物だとしたら、この映画は当人達に誠に失礼だと思う。謝れ。とにかくストーリー的には終わり15分のためにあるのだけど、正にそこが最悪。また最後にね、レインメーカーで主演やったマットデイモンが弁護士役で出てくるんですけど、あれはアメリカンジョークなんですか?
まあ、言っても、うかつにも「スパイダーマン」を借りてみた時よりは全然ましでしたけどね。スパイダーマンは確かあの年の恥ずかしいオブザイヤーに全部門ノミネートどころか独占して受賞しましたよね。チン毛焼いた匂い以下やったなあ。
あ、そうそう、久々に殿堂入りしたビデオもあった。 「子供は何でも知っている」というやつ。古い?原題は「ピッコリ・フオーコ」といって「小さな火」という意味のイタリア語。イタリア映画。イタリア映画って子供テーマの作品が多い気がする。ちょっとエロい子供映画。乳首探しに必死にならずとも乳首出てるし、これまじでおもろい。面白くないって人僕宛てに手紙下さい。読まずに食べますけど。
でね、急に関係ないこと思い出した。 ずっと前のフジロックの時にね、レイジ観るために前の方に行ってモッシュの渦中にいたんですよ。で、あれって全体的に見るとグチャグチャなってわーって感じやけど、一人一人を個々に見るとけっこう地味なことになってるんですよ。まあいいや。
で、モッシュん中いるのに背中が寒くなったんですよ、なんかおかしいなって後ろみたら、なんか人がいないんですよ、何mか向こうまで。どうやら観客のなかにミステリーサークルができてて、なんだこれって。前を見たらものすっごい盛り上がってて、後ろ見たらおれが一番後ろみたいでけっこう興醒め。
なんか変だなーって、ようく見てたら、そのサークルの中で、くそでっかい外人が人投げてるんですよ。バッタバッタ。人捕まえて、腕掴んで、プロレスでロープに投げるときみたいに思いっきり投げて人の壁にぶつけて楽しんでるんですよ。演奏そっちのけで。外人は2人いて、チームプレイで人捕まえては次々投げてんですよ。うわあー!なんだあの外人!もうね、ウガーッって。隣にいたハルクもびっくりしてましたからね。
言ってもね、僕4列目くらいでしたよ。もう、足元は泥で水田ぐらい埋もれるんで、もう泥レス。怖かったねえ。
でね、違うステージで見てた時に、あれは今でもよくわからないんですけど、また混み合った中で見てたんですよ、前の方で。そしたら、すぐ前の右の人が左の人を捕まえて、なんか蛇みたいに長くて先が割れた舌出してペロッって耳辺りを舐めたんですよ。そしたら舐められた人が、これ女だったんですけど、舐めた奴見て「ギャー!」って。逃げようとしたら力強く掴んで離さずまた舐めたんですよ。で、「え?何それ」って。何が起こったかわからなかったんですけど、なんかね、すごく舌長かったんですよ、まじで。先割れやし。
舐めた奴ってのが、また2人なんですよ、さっきと同じく。今度は背が低い日本人なんで、舐めてない方はただ見てニヤついてるだけなんですけどね。そういえば舐め係りの方の左足首に蛇のタトゥーがあったよ。
んで、一部始終を見て何やら不穏な空気を感じましてね、なんか知らんがヤバイって。ソワソワとおれが眉間にシワ寄せてたら、向こうがパッとこっち見てね、手をこっちに伸ばすんですよ。ニュウって。もう、気付いたら猛然と逃げてましたね、おれ。振り返ってなるものかと。あれは完全に蛇男。ほんとに、演奏聞かせろと。
ロードオブザリングの話をしてる時に、友達が「ホビットと小人(コビト)ってなんか似てない?怖い!」って言い出したんですよ。だから、それならおれもあるなあと思って「道路のこと英語でロードって言うよね」って言ったら、案の定「怖い!」って言ってました。
昔、過疎の村を通ってるとふいにこんな看板があったんですよ。「守ろう人権なくそう差別」って。なんか、その村とその立て看板のギャップに違和感感じました。必要ないところほど自転車通学にヘルメットかぶらせるような違和感を。そんな感じだったから、「なくそう人権守ろう差別」に変えて言ってみたら同行した2人も笑ってて、僕もなんかすごくサッパリと気が晴れました。
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