岸部・・・?
目次|前の日|次の日
ひとりごとでかんだ時の感じ
とあるオナニー(ビデオにて)
「あーえろいなー」
「なんっその角度えろー」
「うーわすっげえろい」
「うわー、うわー」
・・・
・・・・どどぴゅっ
「・・・きったねー」
「きたねーモン見せんなこの鬼畜が!」
「画面に性器を写すな」
注文したCDがやっと今日になって来たので聞いた。
期待していた分ひいきしながら聞いていたいけど、実際よくわからん。最初の数秒聴いただけだと、よくある理解不能な「思わせぶり音楽」かとも思ったけど、どうやろう。何もわからんくせに「すごく好き」などと言うと「気取り」などと言われかねん。
「思わせぶり音楽」とは、なんやら高尚なことをやってるらしいけど、結局やきもきさせられるだけでちっとも楽しくない音楽のこと。素人から見たピカソのキュビズムのようなもの。「これはすごいねえ〜」って、極めて疑わしい!って思っても決して口に出してしまうことはできん。「わからん」って言ったら負けのような気がするが、「すごい」って言うほど自分に嘘はつけないため、「これはどうなんかね」って言いたくなるのが特徴。
おれが過去経験しためぼしい例として挙げられるのが、音楽でいうと、サーストンムーアとジムオルークとなんかもう一人確かサックスのすごい人、その3人のユニット「アルカホリックなんたらかんたら」の即興音楽。これは抽象的過ぎてまじで意味がわからんかった。でも、上記の2人は好きなんで、「なんかよくわからんがすげえ」ってことになる。
映画にも「思わせぶり」のジャンルがあって、めぼしい例は「裸のランチ」。周りの評判からして「わからんって言ったら負け」みたいな空気があってなかなか言えん。悔しいので「なんかすげえ」ってことにしとく。でも実は何がすごいのかよくわからん。
よく考えたら、よくわからんくせに「すげえ」って言った方が負けやろ。思わせぶり作品は「すげえ」じゃなくて「なんかすげえ」ってとこがミソ。製作側でいくらでも付加価値がつけられる。ということで、結論としておれの中では上記2作品は「わけがわからん」ってことになる。
見栄をはるタイプならまちがいなく自分を押し殺して「すげえ」などと何の躊躇もなく言ってのけるに違いないところが怖い。足元をすくわれることがないほどの素人と話すときはたまにおれも言ってのけたりして根拠のない格の違いを見せつけたりする。江川卓が「江川な人」の中で見せる天邪鬼スキルもその類のものかもしれない。
上級の信者になると、価値がわからんまま無駄に価格を吊り上げられたものにすぐ手を出したりする。 まあ所詮は主観価値なのでよしとしよう。
話がそれた。 で、今日来たもう1枚 the berg sans nipple の"form of…"ってアルバム。これはまじでいいもん買った。 ところどころにすごいのが散りばめられとって、聴いていたら静かにちんぽが背中の方に後退してきて焦ったし、その後も顔が胸にうずまったり、肩に足が生えたり体が輪切りになったり(@ホムンクルス)してきたので、しばらくそうして聴かざるを得なかった!
こないだ三浦が財布拾ったらしい。
三浦といえば、おれの中で、いや、全人類的に見ても、間違いなく「悪魔」にランクインする奴。 強いものにはめっぽう弱く、社会的弱者に対しては圧倒的な強さをみせてくる偏った自己中心型の小悪党。 弱みを見せると徹底的につけこんでくる。
彼の悪行の種類はおれが知っているだけでも相当多数にのぼるが、他人の財に手をつける不当利得の分野に関しても、当然、相当な場数を踏んでいる。 バイト仲間・クラスメートの財布から、 バイト先のレジから、 友達のファミコン、 おれの漫画などなど。
そんな三浦が財布を拾ったらしい。 そして、10万近く入っていたらしい。
「お前が拾うとかほんと世の中不条理やね」って言ったら、 「おれだって努力してる」って返ってきた。
彼がいう努力というのは「確実に拾うための努力」のことだった。 具体的にどんな努力か聞くと、コーヒーを飲みたかったけど、もし自分が飲んだら隣に座っていた財布の落とし主も飲みたくなって財布を探し出したらいけないので、ひたすら我慢して去るのを待った。そういう努力らしい。
落とし主が去るのを執拗に待ったという点から、今回の場合、拾ったというより盗ったという方に近い。
拾ったときの状況を一通り話したあと、「その人出張でこっちにきとったみたいやけど(財布内の持ち物で判明)、現金もカードもなくなって、あの後どうしたのか、おれやったとしたら想像もつかん。」などと言って本気で心配していた。 用意周到に執拗に狙って盗ったあげく、落とし主のその後を案じる。こいつが本気で心配とかしているのを見ると世の中の何が正しいのかわからんくなる。
でも心配してたので、善後策として財布とカードだけ送り返してやれば?って言ったら、嫌って言われた。
今まで、こいつから学んだことは多い。
こないだ母方のお婆ちゃんと話してたら、 「ウットサレ」という方言らしき言葉を聞いた。
婆ちゃんは、 「ウンともスンとも言わん人のこったい」とか、 「黙りこくって何ば考えとうかわからん人のことたい」とか言ったので、 「ロウア?」って聞いたら違うとこのこと。
使い方としては、 「聞いてんのかこのウットサレが!」 このように使うのが正しいらしい。 これは使えそうだ。
人と会話していて、 こっちが質問したにもかかわらず、 相手に黙られたりして、 聞いてるのかどうか不安になったり、 「聞いてる?」など問うてしまうということはしばしばあること。 その黙りこくる奴こそウットサレ。 何を隠そう僕はウットサレ中のウットサレです。
「どけって言いよろうがこのウットサレが!」 これは決まったとしか言いようがない。
「おいそこのウットサレちょっと来い」 しかし、ウットサレはウットサレなだけに、すぐには来ないであろう。 これは正式には少し間違った用法と思われるが、 一般化して使ってしまおうという発展型。
いろんな使い方を試してみて欲しい。
http://www.jimin-aichi.or.jp/kokkai/ohmura.htm
こういう表情したい。
2004年11月05日(金) |
ミニマリスティコじゃない方 |
ネットで8doogymotoのミニマリスティコじゃない方のアルバムを探していたら、そういえば、昔もこうやって探したけどなかったっちゃんねって思い出した。
で、いろいろあって、amazonで、 The Books と Berg Sans Nipple のCD2枚を注文(¥4500)。 ちなみに、さっきまでこの人達の名前すら知らんかった。 なんでこんなことになったかな。
こないだテレビで、ハイジャックの語源は、"Hi,Jack"っていう風に、 「ジャックって呼びかけた」「ジャックに挨拶した」ことからだと言っていたので、 (意味わからんかもしれんけど、めんどくさいので説明略) そのことを友達に言ったら、「うそつけ」って言われて、 「だってその顔、嘘の顔やん」って言われたけど、 本当なのになあって思いながらも、ずっとへらへらしとった。 なので、当人はまだ嘘って思っとることやろう。
しかし、特にどうという表情をした覚えはないけど、 どちらかというと得意な顔に近かったんじゃないかと思うところ、 「嘘の顔」って。
|