岸部・・・?

目次前の日次の日


2005年03月25日(金) 戒めの輪っか

エロ三蔵の輪っかというのがあって。

悟空が悪事を働くと、三蔵が戒めとしてしめつけるというアレ。
アレ、悟空からしたらたまらんわけだけど、実在することが、この度実験チームによって確認された。

実験方法は、オナニーせずに約一週間終日エロいことばっかり考え続ける。
そしたらいつか突然、エロいことを考えたら頭が痛くてかなわんて時がくる。
で、エロいことを考えるのをやめたら、頭痛が消える。
また考えたらまた痛くなる。
やめたら戻る。
ほんと不思議。
「これ以上エロいことを考えるのをやめよう」という気になる。

二年位前に発見したのだけど、数回経験して確信をもって、友人Kに打ち明けたところ、「お前の心に三蔵がいるんだろう」などと鼻で笑っていたから鼻で笑って済まされたと思っていたら、約一週間後、ニヤニヤしたKが「おれにも三蔵が来た」という結果報告が!

ずーっと食う寝るを繰り返したら超人ハルクになったり、ずーっとエロいことを考えたら三蔵が現れたり、人体は未知に満ちとる。


2005年03月09日(水) cm

こないだ昼間に東京国際マラソンをテレビでやってたので終始観ていたというのだからその日の暇さが染みてくる。マラソンがCMに入ったので、そのチャンネルとは違うチャンネルを回していたら、突然、テレビからとんでもなく心地良い違和感のある音と画が流れ出した。

まず、音がちょっと「サンガツ」っぽくて気になった。で、その音に意識を奪われていたら、なんか、画の方では、「雲をブロックで作ってみましたー」みたいな白い立方体が空中に浮いて伸びまくっており、部屋の中から外へとか、公園の上でとか、電車の前でとか、とにかく伸びまくっており、と思ったらなんか電車と並んで飛んでいたり(パーマンと新幹線の関係)、気が付いたらなんか向こうからも同じような白い立方体が伸びてきていて二匹がエロい感じに合体したりしてて、なんかマラソンどころじゃねえ!って焦った。

で、探したら、文化庁メディア芸術祭で賞もらっていた。
とあるとぼけた昼下がりにいきなり流れたからびっくりしただけなのか、どうなのだろう。


http://plaza.bunka.go.jp/festival/sakuhin/sakuhin/ent05.html

↑の作者紹介。右の人の「ワルだぜ」の表情がいい。


マラソンはマラソンでえらの張った優勝者が良かった。


2005年03月08日(火) ダグラス・ファーニチャー

ダグラスはすげえ。4年か5年前、三浦と共に近所の家具屋に行った時に見つけたリラクゼーションチェアー。そのイスのメーカーが、ダグラスファーニチャー。

ダグラスのイスに座った瞬間、至上の幸福感に包まれ、おれの中に体内宇宙が誕生した。前後左右に揺れるそのイスの浮遊感には、「あの日のクソ苦い思い出」を「あの日のほろ苦い思い出」に変える力がある。

三浦に薦めたら、5年くらい無表情だった三浦の半分閉じたまぶたが一瞬ピクッってなって、久々にまぶたの裏の眼球が見えた。

値段は当時10万。「いつかこのイス買えるように、社会適合しようぜ!」とかたく誓い合って、家具屋を後にした。

三浦もおれも、いまだ無職。しかも、こないだその家具屋に行ったら、ダグラスチェアーはなくなっていた。当時から同じような造りの類似品はたくさんあったけど、あの浮遊感を出せていたのはダグラスのみ。

ダグラスに揺られながらチートス食いながらDVDとか見たらもう背骨の退化は間違いないね。


2005年02月01日(火) コゾウブツ野郎

こないだ、4歳の甥っこと仮面ライダーのおもちゃで大いに遊び、疲れたのでそのままこたつで寝てしまいました。しばらくして、起きろという感じで甥が上から乗っかってきました。それでも眠かったので無視していたところ、「なんや・・・このコゾウブツ野郎が!」などとわけのわからぬ侮辱をされ、その後もブツブツと「このコゾウブツ野郎・・・コゾウが」などと向こうの方で呟いておりました。寝起きだったので理性が働かず、まじでむかつきました。うつぶせに寝ていながらも、目だけうっすら開けてガン飛ばしてやりました。甥は見てもいませんでした。さらに、居間には母とおれと甥の三人いたのですが、甥の攻めを無視し続けていると、母が甥に「こら、足でせん!」と叱っている声が聞こえてきました。眠くてわからんかったけど、なにやら甥はおれに足で何かしていたらしいです。あんなに遊んだのに。

まじでコゾウブツ野郎って何や。


2005年01月31日(月) 高校

高3の頃、自作のラジオ番組をテープに録って友人に配るという遊びをしており、全部で三作品あって、たしか、そのうち第三作目が一番完成度が高かった。高校の友達が持ち続けていたその第三作目のテープを、今日、取り戻した。

受け取る時に、高校時代の友達は、「これ、お前の遺産。この頃のお前はほとばしっとったよね。」と言った。帰り道に車の中で聞いたら、外は雪が降っているにも関わらず、汗が噴き出た。確かにこのテンションとかずうずうしさは、今はなかなか出せない。

内容は、ほぼ完全にうちわネタで、ごくたまにおもしろいことも言っていたけど、って自分で言うけど、ほとんどおもしろくなくて、だらだらと喋る喋りは頭がおかしい人みたいでほんとにひどかった。

一番面白かったのは、番組本編じゃなくて、CM(何の宣伝でもないが、CMと言い張っていたやつ)。「母ちゃんが作ったおにぎりは、なんか・・しょっぱくて・・・うまかったー・・。」ってただそれだけ言う。何のCMなんかわからん。誰のマネか知らんけど、モノマネ風に言っていた。当時そんなCMがあったかどうかは忘れたけど、おもしろかった。

当時、一番完成度が高いと思っていた作品がこれだから、他の作品のレベルの低さが思い知らされる。知らんかった方が良かったかもしれん。でも友達は喜んどったけんいいか。

それはそうと、今日買ったCD、なんかこれは!euphoneとかいうバンドの99年の作品。ポストロックと呼ばれるジャンルでハズレを知らなかったおれはガックリしましたよー。CD前半は良いけど、全体的にワクワクするところがない。だらっだら演りやがって。気が滅入るわ。「前戯長えーよー早くしてくれ」って思ってたら、前戯だけで終わる感じ。もしかしたらアダルトなミュージックなのかもしれん。またいつか聴いてみよ。


2005年01月20日(木) 練炭と真鍋とピンバック

朝起きて居間を通ったら、なつかしい煙の匂いがした。
練炭自殺が流行の最先端である現在も、我が家は部屋の片隅に練炭を置いて暖をとる。部屋を密室にして、懐かしい匂いと、迫り来る生命の危機を自覚しながら冬を満喫してみては。


真鍋昌平のスマグラーとジ・エンドを読んだ。ジ・エンドはまだ最後まで読んでないけど、おもしろかった。噂によると、真鍋氏は1コか2コ上らしい。2コ上だとすると、スマグラーは25歳の時の作品、ジ・エンドは26歳の時に開始した作品ということになる。
ちょっと差をつけられたかな。何しろおれが漫画製作に触れたことといえば、小5の時に興味本位でカラスペンを買って、ちょっと漫画家気分になったことがあるくらい。すぐになくして一度も使ったことさえない。フフフ。


唐突ですが、ピンバック来日中止について。
振替公演の詳細をメモの意味で載せておく。
前座は54−71でいいんですかね。
以下。
some of us presents
REFINE VOL.12 ROB CROW plays SOLO WORKS、HEAVY VEGITABLE、THINGY、SNOTNOSE and OPTIGANALLY YOURS

1 / 23(SUN) SHIBUYA O -NEST (www.shibuya-o.com)
w / UP AND COMING
open 18:00 start 19:00 adv¥3500 door¥3800

1 / 25(TUE) OSAKA CLUB DROP (www.clubdrop.jp)
w / 54-71 , UP AND COMING

1 / 26(WED) NAGOYA TOKUZO (www.tokuzo.com)
w / 54-71
open 18:00 start 19:00 adv¥3500 door¥3800

1 / 28(FRI) SHIBUYA CLUB QUATTRO (www.net-flyer.com)
w / 54-71
open 18:00 start 19:00 adv¥3500 door¥3800


2005年01月05日(水) 時差

やはり年末年始というのはいろんな人に会います。

で、久々に会う人というのはどんなに腐った奴であろうと激しく刺激を受ける。
前にはなしてた頃は、おれもお前もずっとこんな感じで続いていくだけやろって、どこかでそう思っていたのですが、いやあみんな大人だなあ!おない年の人はおとなだな!
話してた頃の続きの話などを聞いてると、いいなあ!みんないろんなこと経験してるなあ!って。そう思うことが多々ある。
自分が、MINDGAMEでいうくじらの中に居るみたいな気持ちになった。
やっぱ過去のあの時期は、過去がだらだらと続くのではなくて、今という次のステップに進むためのそういう時期であって、たぶん、今も次のステップに進むための時期。
古い友達は自分があの頃生きてたという生き証人みたいで涙が出そうになる。


コメント

目次前の日次の日