2003年10月04日(土) |
紫吹淳コンサート『Lica−Rika/L.R 』 |
この日ほどラッキーな日はなかった。 めったに当たらない友会で当たった紫吹さんのコンサートチケット。 な、な、なんと・・・ビックリ・・・最前列ほぼセンター。
そんなのね、平常心でいられるワケないやん。 心臓に毛が生えてたってあかんって。
・・・そんな状態だった。
幕開き、いきなり・・・舞台の近さに心臓が止まる・・・気がした。
順番にメンバーが出てきて・・・最後に紫吹さん登場。
ぶっひゃ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!!
超、超、超カッコイイ―――っ!!!
客席いきなり総立ちっ!!!
スタイルいい、かっこいい、ステキステキステキ。 えみくらちゃん、かわいい。めちゃめちゃかわいい。
そして私たち姉妹的ツボ、マコトさん、自堕落的でエエわ〜。 どこからどうみても音ちゃんやんね。 研3に見えない不敵さがエエわ〜。
みっちゃん、かわいい〜。 ゆらさん、おかしすぎ〜〜〜〜〜〜〜。
いやいや、やっぱり紫吹さんやろー。
ほとんどこんなことの繰り返しだった。
懐かしの・・・テレビアニメやら、ドラマやらの主題歌あり、 花組時代、星組時代、そして月組の歌あり・・・ しっとり系からおかしい系までそりゃそりゃ満載見所満載だった。
もうね、ホント、紫吹さんのファンじゃなくてもヤラれるって・・・。
その他のメンバーも・・・・・ みっちゃん、すっごい歌がうまくなっていて、あのかわいらしい顔からは 想像できない男らしさもあふれ出てきて・・・いい感じ。
えみくらちゃんも、メンバー率いてど真ん中、絵になるし、 存在感もた―――っぷりで、大人の雰囲気から、キュートなえみくらちゃんまで そりゃそりゃ堪能できました。 1番かわいかったのは『キューティーハニー』ではなく、『キューティークラリン』
赤いショートのヘアスタイルにビキニスタイルで出てきた日にゃ、 あまりのかわいさにぶっとんだ。
あ、この時娘役さんたちみなさん、おヘソだして水着スタイル(?)でしたわよ。 ええ、ええ、ゆら姐さんもね。
ゆら姐さんは要所要所でしっかり、お笑い系に走ってくれて、 ホント、組長さんとは思えないくらいの捨て身でした。
紫吹さんに対する満足度っていったら、ホント100%どころか200%でも足りないくらい。
ゆら姐さんからえみくらちゃん、そして最下級生の夏月都ちゃんまで みんなイキイキとホントに楽しそうに、うれしそうに舞台に立っていて 「何回でも見たいわー。」って本気で思ったコンサート。
心憎いところ攻めてくれる構成。 花組時代の曲は、『ラ・ノーバ』あり、『スパルタカス』あり、 そしてめちゃめちゃツボ・・・『火の鳥』のゴドーとオルガ。 そう、紫吹さんが娘役ちゃんをしたあのシーン。 『コルドバ』もあった・・・。 そして星組は罪作りな『パッションブルー』と『ネオエゴイスト』
『ドリアングレイ』の曲で踊り、懐かしさ倍増。
『BLUE MOON BLUE』に・・・プガチョフの歌もあり、 それから忘れてならない『ブエノスアイレス』 しっかり風にも吹かれてはりました。
最前列でヤラれまくり・・・で、その度に心臓が口から出そうになり、 興奮しまくり、極度のハイテンション・・・。 手のつけられない状態で、お昼の公演を見終えた。
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さてさて、夕方の公演は会場の後ろのほうのセンターで 興奮そのまま持込状態・・・舞台全体が見れてまたまた最高だった。
男役6人、娘役6人・・・紫吹さん、えみくらちゃん。 一糸乱れぬ息のあった気持ちのいい舞台だった。 お昼の公演に比べて、みんなもっともっとノリノリ(←はい、死語です;;;)で、 本当に見ていて気持ちヨカッタ。
妹と口にする言葉は、 「やっぱり紫吹さん、最高やね。」 「えみくらちゃん、めちゃめちゃかわいいよね。」 「ゆらさん、おかしすぎやね。組長やのに・・・エエわあ。」 「マコトさん、エエ味やよね。ホント音ちゃんに似てるな。 音ちゃんと並んでほしいくらいやね。」 「みっちゃん、楽しそうやったね。うれしそうやったね。」 「いや〜、やっぱり紫吹さんやな。なんで辞めはんねんやろー。」 こればっかり。
妹はなんでも研ルイスちゃんの良さがわかったらしく、 「これから見てみるわ。」って言っていた。 「そうやで、あの子は歌える、踊れる、芝居もできる・・・やねんで。 のぞみちゃんとあの子は私のツボやねんからー。」って言っておいた。
それから妹は白鳥かすがクンにも目がいったらしい。 紫吹さんを意識した踊り方をする・・・としきりに言っていた。
正直な話、この公演、男役がいなくても充分楽しめる公演だった。 (全く悪意はありません。) 個性派揃いの娘役たちで・・・ホント充実していた。 もちろん、男役がいてさらに楽しかったんだけど、 ホントにそれだけ娘役たちからも目が離せなかった。
あぁ、もっともっと見たい。 「もう一回見る?」「いつ見る?」「でもキリないよな。」 「ビデオは買うよね?」「もちろんやん。」
・・・そんな姉妹はハイテンションのままビールをあおった。
やっぱ、紫吹さんよね〜〜〜〜。
紫吹さん、サイコ―――――っ!!!
余談: マコトさんこと紫水梗華嬢が音ちゃんに似てる。 顔だけじゃなく、踊り方まで似てる・・・。 そんな話で盛り上がった。 そういえば、星組のあやみんこと彩海早矢も似てる・・・と 文化祭の頃言われてたなぁ。 でもあやみんは踊り方は音ちゃんかもしれないけど 顔の決め方や仕種はマリコさんで目線は久城さんや・・・と言いながら ・・・・・・ぜひともマリコさん、久城さん、音ちゃん、あやみん、マコトさん・・・で なんかやってほしいなぁ・・・クドくてわからんかもな〜。 ・・・ってバカ話に花を咲かせた。 いや、音ちゃんとマコトさんだけでもいいから、なんかやってほしいわ。 並んでくれるだけでもええわ。
あ―――、ホント、余談;;;
2003年10月03日(金) |
宙初日 『白昼の稲妻』 『テンプテーション〜誘惑〜』 |
あれよあれよ・・・という間に雪組も終わり、宙組の初日。 柴田先生&岡田先生・・・という超ゴールデンコンビでいろいろなウワサもたったけど 結局、ウワサはウワサだけだった・・・この公演。
初めて柴田先生に並ぶ長蛇の列を見た。 私も並びたかった・・・けど友だちを探さなくちゃならなかった。
『白昼の稲妻』 幕開きはなんだかシメさんのサヨナラ『カサノヴァ・夢のかたみ』を思い出させる。
そのあと、もういきなり・・・見てはいけないものを見たような気がした。 持っていたつもりの心構えというか、緊張感が吹っ飛んだ・・・いや、吹っ飛ばされた。 「え?そういう路線の話なん?」って思った。でも違った。
ストーリーは・・・わからなかった。何がなんだかわからなかった。 ハッキリ覚えているのはすしおさんのヘアスタイルがオチャメだったことと ミズのオヒゲがかわいらしく見えたことと、シ―リアがステキだったことと タニオカくんが切なかったくらい(ごめんなさい、悪意なし)
あ、美郷さんが歌を歌っていたのがなんとなくうれしかった。
見終わった時(もう、そこかいっ!!!)『仮面のロマネスク』が見たくなった。 トップコンビにとってハッピーエンドじゃないものが見たい。 そうそう、ちょうど前作雪組のヴァンサンとナディアのように。 「たまにはひっつかんと終わろうや。」って本気で思った。
『テンプテーション〜誘惑〜』 残念ながら誘惑されなかった・・・。 見てはいけないものを見っぱなしで未成年にはヤバいんじゃないか・・・って そこまで思って・・・心配までしていたのに、そんなことは全くカケラもなく、 ただ、いきなりどぎついピンクや紫のテカテカ衣装にヤラれてしまった。 しかも頭の被り物がいけない。まるで風呂上りだ。 「大人のショーが見たい。」そう思っていたのに楽しげなショーだ。
びっくりしたのがタニオカくん。 真っ赤のスケスケ総タイツで銀橋から登場してしかもブロンドの髪を翻していたから かわいらしいやら、おかしいやら、でっかいやら、ウインクするやら・・・。 ・・・アデレイドちゃんが見たくなった。
途中、当り前のように男役と娘役が組んで踊るシーンがある。 まず、明るく南国の太陽の下で・・・というイメージのところで 出ましたっ!!! すしおさん&シーリアコンビ。
他のコンビちゃんたちは明るい笑顔やら、意味ありげな視線を送りあったり どちらかというと明るいイメージだったのに対して すしおさんとシーリアは・・・なんだか・・・ 「この世の全てを知り尽くして、酸いも甘いも知り尽くして たどり着くところは2人一緒で、落ちていくところは一緒・・・」 そんな少し哀しい影を秘めたコンビだった。
そのあとにも今度は大人の雰囲気のナンバーがあって、 またまたそこでもこの2人だったのだけど・・・そこでも 「もう明日か明後日までの運命・・・先は短い2人」のようだった。
そこがなんだかツボだった。
他にどんなシーンがあったかは覚えていない。
そうそうどこかアジアの国を舞台にしたストーリー仕立てのシーンがあった。 ワオさんと花ちゃんがもちろん主役なんだけど こりゃまた再会モノ・・・・・・「さっき見たやん。1時間半かけて」って 思ってしまった・・・ごめんなさい。
ああ、これもなんだかラスト・・・『ラカンタータ』でシメさんを思い出した。 そりゃ『テンプテーション』なんだからそうなんだけどね。
なんかすっごい消極的な感想だな。 でもホント、いろいろなことがありすぎて、しかも全体的にテンポがスロー気味で こう・・・なんか・・・うりゃ――――っていう盛り上りには欠けたような気がする。
何度か見たら楽しく・・・楽しめる公演になるんだろうな。 あと、3回はある・・・がんばるぞ・・・っと。
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