君の嘘、僕の嘘。...etona

 

 

恋人とナイフと白夜 - 2003年11月02日(日)

瞳を閉じて 朝が来るまで

白い息でいらだちの 輪郭をぼかして
形つくる為には 少し無理も必要さ
ほらもう始まっている
合図に遅れないように
うまく壊すだけ

瞳を閉じて
すべてが終わりを告げるまで
亡くすものなど
なんにもないから
君がいない今では

あの頃なんて言いたくないけれど
あの曲が流れると 君が恋しい
どっちが嘘だと分かるだろう
無防備な頬にナイフを
その瞳に銃を

瞳を開いて
本当にすべてが終わってしまうなら
絶望と孤独に僕らは
耐えうるのだろうか

生まれる総てに理由があるのなら
消えた記憶にも訳があるのだろう
今じゃ欲しかった事すら思い出せない

瞳を開いても
世界が変わらない様に
明日も続く未来に絶望しながら

瞳を閉じて
君の事すら
忘れる朝まで


...




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