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■ 外来検診 2−3
おとといの台風の影響か、まだ少し蒸し暑い。
白血球が下がってきているのがわかっているので、病院に着いて車を降りる時にマスクをかける。 大人用のものなんだけどなんだかとても大きくて、すごく大げさな感じ。 帽子を被ってマスクをして、なんだかアヤシイ人になってしまった。
今日はそんなに混んでいなくて、採血も割合すぐにやってもらえた。 群ようこのエッセイを読みながら待っていると、入院中同室だった人が呼ばれていてあれっと思う。 最初の入院の時は25日間ほど入院したので、外来に来るとけっこう顔見知りになった人に出くわすことも多い。
気にしつつも診察に呼ばれて、今日の担当はこれも顔見知りのA先生。 いつものことって感じで、白血球の数をお互い確認。 「まぁ前回と同じ経過で、下がってきてますね。また細かく検査しましょう。」 あまり余計なことは話さない先生なので、こちらもはいはいまたね、という感じで帰りかけたら、検査結果の用紙を渡してくれた。 「あれ、おみやげですね?」 と言ったら看護婦さんと一緒に先生も受けて笑っていた。 反応があるのはうれしいことだ。
帰りがけにさっき名前を呼ばれていた人を見つけて、結構話し込んでしまった。 その人は私より10歳年下だけど、卵巣がはれていて手術をしてみたらついでに盲腸もみつかって一緒に処置したという、結構大変な経験をしている。 まだ傷が少し痛むことがあると心配していたので、だんだん収まってくるから平気だよ、と先輩顔で答える。 手術をしたのは私の方が2週間ほど早いけど、彼女はもう職場復帰もしているので実際は私の方が後輩になってしまったんだけど。
今まで入院してきていろんな人と話をするようになったけど、婦人科と一口に言ってもいろんな症状があるもんだなぁと思ってしまう。 開けてみないと状態がわからないことが多いし。 何とか治療ができるだけでもありがたいと思うべきなのか・・・。
2002年10月03日(木)
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