- 2009年04月08日(水) 簡単だけど重要な事実。
アメリカ合州国の現大統領、バラク・フセイン・オバマ氏は、キリスト教国家である合州国大統領になる必要からキリスト教徒になったが、その親はイスラム教徒だ。
イスラム教では、「親がイスラムなら子もイスラム(当然)」という常識がある。
もしかしたら、イスラム圏ではオバマ大統領のことを「合州国初の黒人大統領」というだけでなく「合州国初のイスラム出身大統領」と認識しているのではないか。
アメリカがイスラム圏に対して過剰な干渉を行うのは偏に自国のことを「キリスト教の国」だと思っているからだろうけれど、そのことは徐々にではあるが世界にとって「迷惑」なことになりつつある。
オバマ大統領の登場によって風向きが少しでも変わっていけばいいのに、と思わずにはいられない。
政治は宗教とあまり密接に関わらないほうがいい、とわたしは考えている。
信仰は個人のものであり、その対象は決して目には見えないのだから、政治とはあまりそりが合わないのではないか、と思うからだ。
今回は、このへんで。