続・家族ゲーム






縄文から弥生へ

2005年08月06日(土)


夏実の夏休みの宿題に、博物館へ行ってそのレポートを書くというのがある。博物館はどこでもいいというので、夏実と二人で上野の国立科学博物館へ行ってきた。

夏休みの特別展として開催されていたのが『縄文vs弥生』展。縄文時代と弥生時代の違いを、考古学と人類学の立場から比較したもので、学校の宿題云々を抜きにしてもなかなか面白いものだった。

ただ、宿題は理科から出されたものだったので、歴史というよりは科学として展示を見る必要があった。レポートのテーマとしては「炭素による年代測定」とか「DNAによる弥生人のルーツ」とかそんなところになるのかな。

まるで縄文から弥生に時代が変わるように、ここ半年ほどで夏実の心も急激に変化している。それは子供から大人への変化であり、親への服従から反発、依存から自立への大きな変革である。

確かに、中学生の娘と父親なんて、電車の中でも大して話すこともない。でも、こうやって一緒に博物館に来るあたり、まだ決定的に毛嫌いされてるってこともないようだ。


≪ 前回の日記 | 目次 | 次回の日記 ≫


春樹 | MAILMy追加


My追加