宇宙人がやってきた
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このところ、毎週末プールへ通っている。 入るのは夫とコータ。
初めの頃は、大騒ぎしながら夫にしがみついているだけだった。 最近はすっかり慣れて、駐車場に着いた途端「プールプール!」
着替えを済まし、シャワーを浴び(・・かな?入ったことないので、わからず) プールサイドで勝手知ったように、ヘルパーを腕につけ・・・・ 大大大歓声を上げつつ、バッシャーン!!(オイ、準備体操はどーした)
入ってる間中、ずーっと、この大歓声狂喜乱舞は続きます。 すみませんね・・・うるさいでしょう・・・廻りの方・・・毎週毎週。 ・・が、障害者の為のスポーツセンターなので普通のプールより気楽。
夫の周りを、変な犬掻きのような、溺れかけた人のような 要するに、ただ「もがいている様にしか見えない」状態ではしゃいでいる。
赤い帽子に黄色い水着、青いヘルパー・・と怪しい熱帯魚のような息子。 夫は大きいので、まるで「フグとグッピー」
フグが移動すると、グッピーは必死に追いかけて行く。 夫が潜ったり、背泳で離れるとキャーキャー騒ぎながら必死で追う。 手足をジタバタさせ、一生懸命追いかけて行く。
・・・・・・・・・・楽しそうじゃん。
元々、赤ん坊の頃から父親のほうになついている息子である。 それが、このところのプール通いで「確たるもの」になってしまった。
夫が娘をチャイルドシートから下ろしながら 「コータ、ママと先に行ってなさい」などと言うと 「パパー!パパ!パパ!」と、涙ぽろぽろ。
私が「コーちゃん、パパと先に行ってて」と言うと 「バイバ〜イ♪」手を振り(しかも、おざなり)さっさと行ってしまう。
夫を指差し、「コーちゃん、この人誰?」ときく 「パパ!!」と満面の笑みで答え、夫に飛びついて行く。
娘を指差し、「コーちゃん、この人は?」ときく 「リーちゃん・・」何故か小さな声で呟くと、娘にチュッ♪(振り払われるが)
夫が私を指差し、「じゃ、この人は?」ときく 「ママ・・・ゴハン」・・ナンデ・・?それも明らかに心が入ってない声。
淋しいし、何だか無性に腹が立つ。 何で、この子の心に入れないんだろう。 こんなに好きなのに、愛しているのに・・・。
障害だから?動物だって、世話をしてくれる人に1番なつくよね。 「おいで」と同時に手招いた時に、確実に夫の方へ行く息子。 何でなのかなー・・・・・・。哀しいぞ、母は。
親子関係とか、父親ができること、とか ちょっと感じた療育っぽいことを書くつもりだったのに 思い切り、グチ日記になってしまった・・・m(。−_−。)mス・スイマセーン
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