現在朝の8時45分。鹿の国からの最後の日記。ちょっと長い旅行をしたかのような72日間の奈良生活最終日。住み慣れた横浜を離れるのが嫌で、年甲斐もなくびーびー泣き騒いだ今回の転居だったけれど、「住めば都」とはよく言ったもので、奈良という場所は私にとってとても住みやすい場所でした。生活には不便がないのに自然がいっぱいの「適当に都会、適当に田舎」な感じがのんびりするのが好きな私に合っていたのだと思います。2ヶ月半という短い期間でもいくつかのお気に入りのお店や場所や風景を見つけることが出来ました。正直なところこれまで何の興味も持っていなかった(ごめんなさい)奈良の地に愛着がわいたことだけでも、今回の奈良生活があって良かったなと思います。今でも「せめて2,3年は奈良で暮らしたかった」と心から思う程気に入っています。奈良の地のほんの一部分しか知ることなく生活を終え、結局奈良っ子になることは出来ませんでしたが、それでも私が大好きになった奈良の良さが日記を読んで下さっている皆様に少しでも伝わっていれば嬉しいです。またいつか訪れるであろう時まで奈良とは少しのお別れ。 −−−過去の今日のこと−−− 2002年07月18日(木) 【炭火焼肉Azami 安楽亭】