備忘録『あずかりやさん』大山淳子(ポプラ社)『紅雲町ものがたり』吉永南央(文藝春秋)『その日まで 紅雲町珈琲屋こよみ』吉永南央(文藝春秋)memo:『あずかりやさん』新聞の書籍広告欄を眺めていて気になった本は図書館の蔵書確認をするようにしています。この本もそんな一冊です。天涯孤独になった盲目の青年が営む「1日100円で何でも預かります」というあずかりやさんを舞台に紡がれるハートウォーミングな物語の数々。あずかりやさんを始めるきっかけの犯罪者からの預かりもの,小学校の女の子がお小遣いを出して1週間預かってもらったもの,新品の自転車を毎日預けていく男子高校生,そしてあずかりやさん自身を巡る物語等々。切なくて温かくて大人のファンタジーという内容でした。それでいて現実も考えさせられる。まさに私が好きな系統の小説です。蔵書確認して良かった。『紅雲町シリーズ』2冊「コーヒーと和食器のお店小蔵屋の店主、76歳のお草さんが町で起こる出来事に向かって解決に導く」と言えばいいかな?GW中にNHKでドラマ化されたのですが私は見逃しています。偶然そのドラマのサイトを見て舞台の小蔵屋のセットが素敵だったので、小説に興味を持って借りました。現在シリーズ本は4冊あって、その1、2冊目にあたります。自分が「他人より自分」なので、お草さんのように「人の為にとことんまで」行動出来る人を羨ましく思います。人生のいろいろな経験を重ねたからこそ出来るお草さんの行動。解決に導くというとスカッとする印象だけれど、実際は結構重い話もあったりして考えさせられます。あと2冊も順に読む予定。ドラマの再放送はないのかな、見たいなぁ。 −−−過去の今日のこと−−− 2014年08月02日(土) 夏のリース2013年08月02日(金) 夏休み2010年08月02日(月) 8月の予定2009年08月02日(日) 【葉山 日影茶屋】夏の朝粥の会2007年08月02日(木) 野菜づくり−凛々子ちゃん2005年08月02日(火) ちょっと嬉しかったこと。☆2004年08月02日(月) 念願のハモンセラーノサンド!2003年08月02日(土) 7ヶ月ぶりのギリシャへ 『マンマ・ミーア!』2002年08月02日(金) 雷ピカゴロ