2007年05月06日(日) |
「贋作・桜の森の満開の下」について。 |
桜が好きなせいか、 毎年、このビデオをみてしまう。
何かひとつ狂ったら それには、 たぶん、 歯止めなどかからない。
だからあんなこともできるし
それをきれいさっぱりと 忘れたようにふるまえるのかもしれない。
わたしには夜長姫みたいにはたぶんなれないし、 なりたくもない。
でも、桜の下にはすわっていたい。
今年は誰かと花見をするということはしなかった。 ただ、
「花の涯から吹きよせる冷めたい風もありません。 ただひっそりと、そしてひそひそと、 花びらが散りつづけているばかりでした。 始めて桜の森の満開の下に坐っていました。 そうしていつまでもそこに坐っていることができます。」
これまでわたしが作りだしてきた出来事に 悪党にもなったんだというその事実に
何の秘密もなく ただあるがままをうけとめることができますように。
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