本日は毎年いってる谷間そばにいってきました。
谷間そば？って感じですよね。兵庫県の北部、豊岡市になるのかな？、床瀬地区という、
「そんな田舎で？」っていうところにあるお店です。
採れたてのお野菜、新鮮な川魚、そして美味い鶏肉、最後に打ち立ての十割そば。
まあ、そんなのを楽しめるお店なんですね。
もう５年目くらいになるけど、初めに来たころは「なんでこんなところまで？」って感じだったけど、
年々有名になっているようで、今年はお店の駐車場に車がいっぱい！
なんだかだんだん有名になり、前から知ってるものとしてはちょっと複雑。
素敵な場所だけに、あまり知られたくないってのもあるものね。

今回は総勢１５名の大所帯。
マジですか？ってくらいに予約後のメンバー変更もあったけど（こーじー、MakiRollね）
その辺は上手にやりくりしての開催。みんなが楽しかったらええねん。
高速で待ち合わせて、車３台が北に向けてＧＯ！
予約の１３時のちょっと前にお店の到着。
寒い上に場所が場所だけに、気温は５度を切るくらいに。
お店ってか、おうちそのものがお店なんだけど、旧家をそのままお店にした家屋に入ると、
たくさんの囲炉裏から立ち上る煙で室内は結構なモクモクぶり。
まずは毎年の恒例行事ですけどね、ドライバーじゃんけん。
毎年、お酒を飲み続けることのできていたボクにとって、今回だけはあまり乗り気ではない。
大阪から来てる車は僕のだけだし、結局は運転しなきゃいけないわけだし。
とはいえ、食後、城崎までいく道中だけでも代わってもらえるかしら？と思ったものの、
見事にじゃんけんに負けてしまいました！！！
森くんがいたらまけなかったのに？？？（爆）
まあ、気を取り直しておばちゃんに注文をして・・・。

　　　　
　　　　
　　

画像を順に説明していきましょう！
はじめにヤマメです。川魚特有のやわらかい食感と、淡白な味わい。
しっかりと振られた塩味がエッセンスとしては最高ですね。
山椒が細長い受け皿にのせてあるんだけど、これがおそらくとってきたそのままのものでしょうか？、
大きさの割には全然味がきついわけではなく、自然な味わいでした。
自然のものっていうのは何でも素直に体に受け入れることができるものなのね。
つづいて、鶏肉の胸肉部分に当たる「松葉」。
骨までしがんで、その骨さえ焼いてしまえば食べれますよっていうもの。
いつもはこの「松葉」と「せせり」を一緒にいただくんだけど、
品切れしてしまっていたようで、「せせり」の美味さを体感できなかったのは残念。
結構「せせり」ファンだったボクとしては、来年までの「お預け」ですね。
そしてここにきたら、何が何でも食べてもらいたい「しいたけ」。
こいつだけはお値段が時価になっております。
分厚い椎茸を炭火で焼いていくと、「かさ」の内側にじわりじわりと汗をかいていくわけです。
汗をじわりじわりとかき始めたときが食べどきで、ポン酢でいただきます。
昨日収穫した椎茸もめちゃ美味かったけど、こいつにはかなわないな・・・。
しっかりと食べたあとで、おそばが出てきます。
これで普通盛りです。昔は３つの山が５つになった大盛りを食べてましたが、
今では普通が精一杯です。ってか、これでもかなり腹に来ちゃいますね。
十割そば特有のそば粉だけで何とかつなぎあっている感が感じられ、
シンプルすぎるシンプルさが、旨みを前面に、そして全体に押し出しているんだろうな？って感じ。
しっかりと食べた最後には、デザート感覚に「栃餅のおぜんざい」を。
栃餅の旨みがしっかりと出ていて、甘すぎない、小豆の味わいがしっかりと感じられる、
そんなおいしいおぜんざいになっています。
もう年齢的なものなのか？、これくらいの甘さでないおぜんざいを食べれないような気分さえします。
まあ、もちろん、目の前に出てきたら何も考えずに食べるんでしょうけどね、普通のおぜんざいでも。

食べ終わるころには、ほかのお客さんはみんないなくなってました。
いつも２時間半ほどかけてのんびりと食べますが、本当にのんびりとしたここの雰囲気は好きですね。
「お泊りで？」って質問がお店の叔母ちゃんから出るあたり、
城崎や香住にいく途中で立ち寄る人も多いんでしょうね？
でも、ここでこんだけ食べてしまうとかには食べれないでしょうけどね？

冷たい雨がドンドンと降り続く中、車に乗って城崎へ。
毎年これも高齢になってる城崎温泉外湯めぐりです。
まあ、めぐりといってもここ数年はさすがに「はしご」はしませんけどね。
いつも土曜日に行くことが多いせいで、夕方に城崎に着くと夕食前の泊り客で温泉街は
本当に人、人、人なんだけど、日曜日であることもあり、少なめ。
城崎温泉ってどっちかっていうと、温泉の湯温は熱めになってるのかな？、
外が寒いだけあって、露天で半身浴してると、下は熱々、上は冷え冷えって感じで、
なかなか気持ちいいものでしたね。

今回の谷間そばには、急遽、お付き合い始めたばかりの若葉マーク全開彼女を連れてきてまして、
連れて行くべきかどうかっていう話を彼女にするまでもなく、
「いこう！」って誘ってしまったものですから、まあ楽しんでくれたようなので一安心なのですが、
やはり結構、いやかなりだろうな〜、気苦労かけちゃったかな？ってのもありまして。
ただただ純粋にこの美味いのを食べさせてあげたいっていうのもあるんですが、
もう少し順序あるでしょってのは帰りの車内での話題でもあったのですけどね。
どうにもこうにも突っ走り気味の、のびすけさんらしい暴走でしたね。
やっぱり付き合い始めはバスケットボールのディフェンスみたいにぴったりマークでないとね〜。
次会うときは、スーパーディフェンスプレーヤーを目指すことにしましょう？
（ちゃんと一緒にいる時間を持たなきゃってことね）
てなわけで、反省もしっかりせねば・・・の、のびすけさんなのでした。