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2006年07月27日(木) ■ |
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興味のない人 |
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ある一部の人からはまったく興味を持たれない人になっていまして、 はい、返す言葉もございません。
人が望むような大企業にも所属せず、私から予想されるコネクションはゼロ。みんなと同じように何かの苦難に耐えているわけでもなく、ぬるく労働している私に、人は共感すら感じないのです。
平均台があって、高校のときやってました。 あんまり好きな種目じゃなくて、地味で寂しい種目です。 高さが70cm、いやもっとあって、いつもね、一寸先は闇なんです。 幅は足の幅くらいしかありません。 だから飛んだりするだけでも結構着地にびくびくしてるんです。
そんな平均台の上で、後方にブリッジ状態で倒れ、そのまま逆立ちの姿勢になり足を戻すという技(要はバック転)みたいのをやるのがあって、いっつも手がきちんとこの足幅くらいしかない平均台につくのか心配でした。 でも後ろに倒れると不思議と私の手は平均台を掴んでいて、不思議です。 もちろん足までもうまく平均台に吸い付いてくれるというところまではいかず、そこで無常にも落ちるわけですが。その落下は、鉄棒で体を乗せた上体から下におりるという程度にすぎないので、心配がないのです。
大会でもこの状態で落下しました。 減点はありますが、別に痛いとかはありません。手はついてますから。
平均台の上では、いろいろ。 くるっとターンしたり、側転したり。 本当なんであんな狭いところでこんなことできるんだろうと、いつも不思議です。
無意識に体がまっすぐを調整してるのか、 多少曲がっていても結構大丈夫なのか。
人生は平均台を歩くのに似ています。 なんだかふらついたりしてるんだけど、 いつもなんとなく着地してる。 思い切ってやってみたら、手ぐらいはちゃんとついてて、 命に別状はありません。 思い切ってやると、落下はするけど。
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