編集部で働きはじめて早二カ月余り。 その間、著者の方々のお話を聞く機会に恵まれたわけですが、H編集長をよく知る諸“先輩”方は、私が新入りだと知ると、皆さんとてもよく似た反応を示すのです。 「それはそれは。……勉強になりますね」 その……は何なのですか? 「むふふふふ」 どうして笑うのですか? その答えは、校了日が近づくにつれて理解されました。 編集長、とにかく「粘る」。 ギリギリまで、決めない。 当然、我々は関係各位に顔向けできない日々。そうしたハラハラドキドキのなかで「おもしろい雑誌のつくり方」は叩き込まれているわけですが、問題がひとつ。 お父さん、お母さん。 丈夫に生んでもらった心臓に、最近産毛(うぶげ)が生えてきました。
2004年11月19日(金)
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