新しい出逢い。
男との出逢い。

別に。
御飯食べに行っただけだし。
疚しい事なんて
これっぽっちも無いのだけど。
何故だろう。
奴と比べてしまった。
とっても失礼な事だとは解っている。
けれども。
うーん。
私も寂しかったのだろうか。
其の男を雄として見ている自分に気がついた。

まぁしかし。
言っちゃ悪いが
雄としての魅力はそこまで無かったけどね。
どうして箸が使えない男がこれほどまでに多いのか疑問。
そして噛み合わない空気。
此れは私にも責任があるのだろうが。
場が盛り上がらないというか
会話していても
いまいち楽しくないと感じる時は
決まって
お店の店員さんに眼が行ってしまう。
今日もそうだった。
可愛くて巨乳の店員さんに釘付け。
そのせいで
相手の話を聞き逃す事もあり
益々気まずい空気を創り出してしまう
自分に乾杯。
恐らく
もう2度とこの男とは逢わないだろう。

しかし。
そう考えると
奴と一緒に居る時に感じる『ぴったり感』って
すごく貴重なものなのかもしれない。
奴とは
初めて話をした時から自然で
まるで昔からの友人と話してるみたいな感覚だ。
だから喧嘩もするのだろう。
悔しいけれど。
私が奴と離れられない最大の理由は。
此れなのかもね。

そう思った途端。
愛しくて。
逢いたくて。
寂しくなってしまう
長い秋の夜。
2005年09月19日(月)

かつて・・。 / 桃色少女

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