「主よ、ひとの望みの喜びよ。」

汚れた心を浄化しようと必死。
私は赦されているのだろうか。
他人の不幸を願った事さえ在る。
自分を護る為に
自分が可愛い余りに
嘘を吐いた事も在る。
傲慢な言動をした事が在る。
自分の感情を大切にしようとする余り
相手の気持ちを理解しようとしなかった事も。
綺麗なんかじゃ無かった。
全然
綺麗なんかじゃ無かった。
私はいやらしい女だった。
そういう汚い部分を
少しでも無くしたくて
毎晩祈っているんだ。
赦して下さいと。
罪の重さに魘されながら。

他人の幸せを願うと自分が孤独になる。
自分の幸せを願うと誰かが傷付く。

私は我儘だから
自分も大切だしみんなも大切なんだ。
だから。
罪を意識する事で
出来るだけ傷を浅くしようと
悪足掻きをしているんだ。
2005年10月17日(月)

かつて・・。 / 桃色少女

My追加