人生というのは、案外「たまたま」とか「ぐうぜん」とか、そういう些細な選択肢が重なって続いていくのかも知れない。ほんの少しの選択違いで、良くも悪くもなる。あのときこうしていれば、ああしていればと後悔で済むならまだましだろうか。悪い方、悪い方へと導かれてしまうことというのは実際あるものなんだなぁ。善い方、善い方へと導かれる人がいるのと同じで。自分より若い人を見送る、というのは切ない事だ。