月の詩
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2004年09月30日(木) 流れる深紅

治ったと思った頃に。
べりっと瘡蓋をはがすように。
幾度も幾度も同じことをくりかえすの。
流れる深紅の色。
いつも同じで。
癒えないの。
いつも間違ってばかり。
間違ってばかり。
間違ってるの、あたしが悪いの。
誰にもなんにもいわなければよかったのかな。
そもそも好きになんてならなければよかったね。
そうなの、あたしが悪いの。
いつもいつも治りかけの傷の、
血を再び流してしまう。


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