月の詩
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誰かに何か、一言云ってほしいんだって、 気付いて自分が情けない。 上辺だけでもいいから『がんばれ』って 云ってほしいんだって、 情けない。 さらした手の内みて反応が欲しいんだって、 わかって、 なんていう卑しさ! 自分の貧しさ! そんな気持ちでいるから、 誰もお前のことなど顧みたりはしない。 お前自身が変わらなければ。 全ては自分がしてきたことの結果だ。 誰にも必要とされない、愛されない、己を知れ。 己の醜さを直視しろ。 自分の程度の低さを。 お前は誰にも相応しくないことを。 、、、あの夏は幻だった。 その中にいるフリをしただけ。 はじかれて、外にいることに気付け。
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