最近、ふとモトカノに会いたいと思うときがある。
こないだいきなり夢に出てきたときは さすがにびっくりした。
なぜか? 別によりを戻したいわけではない。
ちょっと考えてみた。 きっと今自分の夢を語り合った人、 自分の将来を語り合った人、 自分のことを包み隠さず話した人、 を必要としているのではないかと思う。
きっと、 お互いの部屋で語り合った時間、 川越の街を歩きながらしゃべっていた時間、 あれだけ深く話した時間、 そんなものが今の生活と無関係の位置にあるのが嫌なのだと思う。
手を伸ばせば届く位置に居て欲しいのかもしれない。
そんなあの人の連絡先は知らない。。 何をしているのかも。 まだ大学に居るのか、それとももう社会に出たのか。。
知っているのは、あいつの家。 うちから30分の距離のとこ。
でも、今行くのは気が引ける。 だって離れてから、俺はきっと成長していないから。
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