即興詩置き場。

2005年11月22日(火) 二人きりの夜におまえだけが光っている


女に刺されて死にたい
刺した女を愛したい
俺はおまえのものだと
女の耳に囁きたい

刺されながら女に詫びたい
すまなかったと
抱きしめたい
体温の凍てつくまで
女の肌に触れていたい

俺を殺すのは罪ではない
おまえは赦されている
だから存分に殺せ
女よ
刺せ
刺してくれ
おまえの中で死なせてくれ

女に刺されて死にたい
女に刺されて死にたい
女に刺されて死にたい
女よ
おまえは赦されている
おまえだけが光っている



 < 過去  INDEX  未来 >


いとう [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加