Another garden


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2003年04月01日(火) 無限ループ


はやいもので、もう4月。
気が付けば、先輩も卒業。

結局、先輩との恋は終わって。
先月のホワイトデーに振られました。
バレンタインの前くらいから、
薄々わかっていたことだけどね。
でも、今は気持ちを伝えられただけでも
良かったと思ってる。
ありきたりの言葉かもしれないけど。
それで、私の存在が先輩の中に残るなら。

ただ、今回こうなってしまったのは
しょうがなかったんじゃないかとも思う。

前の日記を読めばわかることだけど、
正直この1ヶ月くらいは、気持ちが萎えてた
部分もあって。そのことは、周りも何となく
気付いてたし、何よりも先輩自身が一番よく
わかってたんだろうと思う。

携帯のメモにも書いたけど、バレンタインの時、
先輩は体調が悪くて。いつもに増して、沈黙が
多かった。バレンタインは私も必死だったから、
もしかしたら私に告白されるんじゃないかって
先輩は構えてたのかもしれない。でも、その時
私は内心どうしていいかわからなくて、一刻も
早く逃げ出したかった。実はこの日、同時並行で
研究室の飲み会もあったんだけど、むしろ早く
そっちに合流したくてしょうがなかった。

たぶん、その時の私は明らかに退屈そうだったと
思う。むしろ小声で「眠い」って漏らしたような
気さえする。結局、最後は私が急かすような形で
店を出た気がして、自分でもひどいと思った。
それでも先輩は、帰りに改札まで送ってくれて。
私が、これからまた飲み会に戻ろうとしてるのも
知らずに、ホームの上まで見送ってくれる姿を見て、
本当にいたたまれなかった。同時に、なんて私は
いい加減なんだろうと思った。

先輩はそんな私に気付いてたんだろうと思う。
だから先輩が私に対して、「本心がよくわからない。
一体どうしたいのかわからない。」って言ってたって
他の人から聞いた時、「ああ、先輩は私の曖昧さに
気付いてたんだな」って思った。

結局、私はKareを越えられなかった。
「またかよ」って自分でも思う。よく解ってる。
でも、Kareに中途半端に可愛がられたりすると、
ついそっちへふらふらといってしまう。
kareは、そのことも解ってて私のこと上手く
可愛がってんだろうなってことも良く解ってる。

でも。でも、なのだ。

どうして、一途になれないんだろうね。
あの人の時も、さんざん後悔したのに。

先輩を大切にしたかった。
先輩のこと大好きで居たかった。
でも、きっと結論は覆らない。

私の気持ちも、先輩の答えも。


咲子 |MAILHomePage