書くの忘れた日はこの手で…。「本当に暗く淋しいこの山道の中で、自分も輝くことだけがたったひとつ、やれることだと知ったのは、いくつの時だろうか。愛されて育ったのに、いつも淋しかった。」(キッチン/吉本ばなな)この本が国境を越えてベストセラーになったのも、この文章を読んで納得です。