ニューヨーク俳優修行日記
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2005年02月06日(日)

Tax


そろそろ納税の季節だ。
夕べ、ためてあるレシートを分類し、
それぞれ計算した。
あとはこれをアカウンタントに持っていって
書類を作成してもらうだけだ。
フリーでやっているので様々なものを経費で落とす。
なぜかと云うとフリーで活動している場合は
税金が給料から控除されず、あとで自分で申告するので
経費を計上しないと、約半分は税金として持っていかれる。
収入と経費を比べた所、今年は結構税金を払う事に
なりそうだ。国民でもないのにひどい話だ。

アクティングの授業に触発されて、
スタニフスラスキーのBuilding a characterを読み始める。
今度のシーンスタディーではキャラクター作りにフォーカス
する事になっているからだ。
外から作る人、中から作る人と色々あるけれど、
僕は恥ずかしながら、未だにこれと行った方法論は
持っていない。どちらかと云えば、外から中を使う事
の方が多い。あとはヴィジュアルイメージ。
今までやってきた芝居はあまり自然主義的な舞台では
なかったので、ロジックではなく、その場で浮かび上がるイメージ
を使ってある場所にたどり着こうとする。
なぜかと云うと、台本からはその役が何をしたいかが
わからないから、とりあえず、舞台の上でちゃんと存在できるように
自分なりのイメージを作る訳だ。

今回のシーンではイタリアンの弁護士、しかも50年代。
一体どうしていいのやら。まず、自分はアクセントが出来ない。
しかも、アジア人。取り合えず、当時の映画を見て勉強する事に。

映画マグノリアを見た。
やっぱりこの監督さんはすごい。
パンチ ドランク ラブのサウンドデザインも良かったけど、
マグノリアの音も負けずにいい。
映画としての遊び心もしゃれているし、
映画館で見る機会があったらお勧めです。




2005年02月04日(金)

オーディション1


水曜日には初めてのシーンをクラスでやった。
やはりパートナーは台詞がなかなか出ず、
何度か仕切り直しをした。
出来の方はまあまあ。
次回はもう少しキャラクターに的を当ててやる予定。
人前でやるのはいつだって緊張する。でも、クラスでやるのは
また違った緊張感がある。

今日は舞台のオーディションにいった。
何人かの知り合いに会う。
NYは広いようで狭いので、結構知り合いに会うのだ。
今日は演技授業のクラスメートにもあった。
出来はまあまあだったけど、どうなることか。
せめて、コールバックに呼ばれるといいけど。

再来週にはもう一つオーディションがある。
台詞をしっかり覚えて準備をする予定だ。

何でもそうだけど、結局、自信は練習した分だけ深くなる。
中田も言っていたように練習でできないことは
本番でもできない。とにかく地道に練習するしかないんだよねえ。





      

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