ニューヨーク俳優修行日記
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2005年02月18日(金)

Forget about it


昨日,オーディションに行って来た。
舞台のオーディションで何人かの知り合いにもあった。
オーディションに行ったあとでつらい事は
その舞台に出たければ出たいほど,
オーディション後にもその事を考えてしまう事だ。
基本はオーディションの部屋を出た瞬間に
そのオーディションについては忘れてしまうこと。

でも,今回のように準備期間が長くて,
しかも,企画自体にとても参加したい場合は
忘れるのがすごく難しい。
昨日のオーディションで今日コールバックの連絡が
ないという事は十中八九落ちている。
でも,だらだらと明日連絡があるかも,とか
考えてしまう自分が情けない。
あー、いやだいやだ。

最近,杉浦日向子にはまっている。
百日紅、百物語。
どちらも,とても面白い。
筑摩文庫から出ているので,お勧めです。

先週末は仕事でフロリダへ行った。
日曜日の昼に出て,月曜に仕事,夜の12時には
帰宅していた。せっかくのフロリダなのにビーチにもいけずだ。
仕事が忙しくなって来た。
4月には一週間シカゴに行く。
仕事以外には何も出来ないような感じ。
まあ,一応役者の仕事だけど。

自主企画の舞台。
ぐたぐた言っている場合じゃなくなってきた。
共同プロデューサーが見つかりそう。
どうなる事やら。
これについては去年から言っているので期待をせずに
お待ちください。

”Boys Don't Cry"をみた。
Hilary Swankはいい。
イーストウッドの新作にも出ているけど,
今年もまたオスカーを獲るか?


2005年02月11日(金)

コーチ


来週のオーディションのために
現在、演技の授業を受けている先生にプライベートのレッスンを頼んだ。
一時間80ドル。決して安くはない金額だ。
何をしたかと言うと、椅子に座って、一行ずつ台詞を読んで
この台詞はこんな感じで、とか自分に向かってとか
体の感覚を気を配りながらなどとそれぞれに助言をもらった。
目から鱗が落ちたかと云うと、そんな事はなく
彼女の行っている事は至極まともな事ばかりだ。
ではなぜ、高い金を払ってコーチを雇うのか?
ある意味では誰かにこれで正解であると言い切って
欲しいから。全くそれだけのためではないけど、
そういった要素もある事は否めないと思う。

あるいは自分で決めたチョイスを確認してほしい。
まあ、保険みたいなものかなあ。

もちろん、もっと具体的に良い点もある。
彼女のたくさんの経験から生まれるアイデア、
もしくはあるアイデアに対する切り口はとてもためになる。
世の中に完全なオリジナルなどない訳でDJと同じでいかにそれを
ミックスしていくか、ビートを見つけるかという事に関しては
経験が占める部分は大きい。
知っている事と本当に理解する事は全く別のレベルの
話になる。ある方法を知っているけど、それを自分のレベルで
理解できていないと、実際の役には立たない訳だ。







      

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