Kuragegawa Riv.
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某小学校教師@11年目の日記。


2007年07月13日(金) ありがとう

マイすいーとぷりちー息子のわに君は、親や周囲(主に主治医)の期待にあまり応えず膝立ちハイハイをすっとばして立っちがお好みの状態となりました。特に病院の椅子がお気に入りらしく、「あうー!(立たせろ!)」「うきゃきゃ(そうそう、コレコレ!)・・・バシバシ(椅子を叩く音)」「ふええええん!(立つの疲れたから抱っこしろー!)」・・・おまけに懸垂状態で自ら立とうと必死の努力中。ますますぷりちーさ全開なのです。




・・・そんなわに君に、意識のある状態で一目でも・・・と願っていたのですが、叶わぬまま昨日と今日の境目に私の祖母が亡くなりました。



どうしようもないのはわかってるけど。


どうしようもなかったのも、わかるけど。



「100歳まで生きる!」と豪語して、タバコも大好きで、一人暮らしが長くて、家に行くと5円玉や50円玉の穴に糸を通してとってあったおこづかいをくれて、それで帰りはおもちゃ買って、おせんべい買って・・・と、記憶の洪水がわぁっと溢れて。昼間にちゃんとお別れもすませることが出来たのだけれども、呼吸が苦しそうだったのもわかっているのだけれど、望めばキリがないのだけれど、・・・・・・・・・もうちょっと、生きていてほしかったと。





でも、とりあえず、お疲れ様、おばあちゃん。ありがとう。自分でいうのも何だけど、一番愛された孫は間違いなく私だから、だから、いっぱい涙が出てしまうんだ。








2007年07月10日(火) 合奏

みなさんにご心配いただいた家庭科は今学期は終了しました。「洗濯をやるから洗濯物をもっておいで」と言ったら、ものの見事に洗剤を忘れられていたのもいい思い出です。一週間前にちゃんと予告したのですが、やはり前日に言わないと無理ですな。



さて、そんな私は平穏な授業ライフ・・・ではなく、今は6年生の音楽で大変な目にあっています。運動会の鼓笛合奏。渡されたのは某「ふっじこちゃ〜ん♪」が口癖の泥棒(孫)物語のオープニング。楽譜を渡されたのはいいけど、全体像がサッパリわからん。CDは無いし(買おうかと思ったら売ってすらなかった)私が両手で(必死に練習して)華麗に弾いたところで、所詮2パートが限度。メインだけでリコーダーとピアニカと鍵盤ハーモニカがあって、更に小太鼓やら鉄琴やら中太鼓やら(以下省略)・・・これが1クラスにぐっちゃぐっちゃに入り込んでいるというのに・・・・。



そんなワタクシのピンチにマイPCがそっと囁いたのです。「おいおい、俺を使えばいいじゃないか」と。そうか、キミでMIDI作って、どーにかしてCDに焼ける形にすればいいじゃん!私って頭いい!





・・・しかし。


相方:「・・・さっきから何回もその曲をかけてるんですけど・・・」


私:「ちがう!本当ならここがぴったり合うはずなのに、ど〜してもずれるのよっ!」



相方:「近所迷惑だからイヤホン付けようよ・・・」


私:「(聞いてない)いえ、ここが八分音符1つぶんズレてるから・・・あ〜〜〜〜っ!!!」


相方:「だからイヤホン・・・」






と、四苦八苦して2日間をほぼ丸々泥棒物語オープニングにささげるコトになりました。とりあえずメインの3つはできあがったからいいや・・・(遠い目)

2007年07月04日(水) 七夕

もうすぐ七夕です。学校では色とりどりの短冊が並べられています。




「背がのびますように」





「大人になったらお金をいっぱいかせいでしんちく(恐らく「新築」)をつくる」




・・・あ、ちなみにコレ書いたの、2年生です。

2007年06月27日(水) もうそんなことをやめて

書こう書こうと思ってすっかり忘れていたものの、悲しい出会い方をまたしてしまいました。「15歳高校生自宅で出産、押入れに胎児をいれる」・・・ブログを見ていると「またか」とか、「学校で性教育をもっと教えろ」とかあるんだけど、・・・・はっきり言って、私はそんなレベルの話じゃないって思う。


子どもを産むまでには、様々なコトがあって。あまりにも気持ちが悪くてゲーゲー吐いたり、お腹がだんだん大きくなって色々大変だったり・・・。そんな状況を乗り越えて、人生で一番痛い思いを乗り越えて、やっとやっと、赤ちゃんは産まれる。



十代で、まだ体が成熟していないままに産んだ少女たち。親は?兄弟は?友達は?先生は?誰も気付かず、誰にも気付かれず、痛みに耐えて、産んで、そして殺す。想像力の欠如とか性教育の不足とかも確かにあるでしょう。でも、でも、・・・・・・・周囲は?





その少女だけを責めたりしないで。もっと考えるべきコトがあるのではないかと、切に思う。





カコ ミライ メール