サファイをグラスに注ぐ私をのみほして貴方だけという嘘と愛をシェイクして…
高貴な方の衣の色から名づけられた桜八重の緑濃い花びらは儚く佇む貴婦人のよう
薄緑色の蕾が一夜で綻びはじめて淡雪のような花弁は俯き薄紅色へ…