Wanderings / 千津
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 2004年07月06日(火) いいのかな、入試前夜 

あしたは試験なんですが、何もやることがないので、「海と毒薬」を読んで寝ます。

見ようと思っていたPPTファイルも無いし、本当に何もしませんでした。

嘘。
お母さんが来たので、お買い物&展望台に行ってきました。
それくらい。

いいや。

 2004年07月04日(日) 別れの成立方法 

恋人に2回目の別れ話をしたが、拒絶された。「不愉快な思いをして付き合い続けるほど好きじゃない」とかなりきつめなことを言ったけれど、駄目だった。我ながら多くを語らず、恋人からしてみれば相手に向かい合わずにずるいと思わせる態度だろうと思い、でも何かを言ったところでそれは口論と不快感の原因にしかならず、私は多少自分が悪く言われても長引かずに別れたいと思ったから、構わなかった。恋人は怒って何かを言い、そのまま帰った。「好きではない」「重荷」とはっきり言って、別れる理由に勝手なところを見せて、相手が怒ったのだから、確実な同意の言葉が無くても、もう別れたのだろうと思った。恋人の心の中では私はとても悪く言われているのだろうと想像して不快に思ったけれど、別れたことに感じる開放感の方が大きかった。すっきりした。

暫くして恋人から電話がかかってきて、話したいと言われた。これ以上何を話すことがあるのだろうと思いつつ、私の理由で別れたのだから、もう少し詰られるのもやむを得ない残務処理なのかと考えて、承諾した。再び会い、開口一番にあやまられた。私は何をあやまられるのだろうと思った。恋人が怒るのは当然で、私はそれを関係を持ったときから予想していたから別に気にしないのに。私を詰るどころか「さっきのことは忘れて、これからもつきあいたい」と言われて、驚くと同時に、また心が重くなった。どうしてなのか、はっきりした理由がわからないから断りようが無くて、困った。逆上した勢いで別れてくれたら楽なのに。私は恋人であるだけの理由で期待されるのが嫌だ。期待に応えようとするほど相手を好きではなく、未来も見ていない。恋人の多くを許せるほど、心を大きく開いて持てない。このまま続けても、どんどん嫌気がさしてくるだけの気がする。

別れはどのように成立するものなのだろう。以前は別れたいと言えば別れられた。相手が同意しない場合は続けるしかないのだろうか。困る。

 2004年06月27日(日) 存在 

こんなに間があいているのに。というかもう全然書いていないのに、それでも存在し続ける意味は有るんだろうか。

「存在のない墓」って、今まさに私の存在がない。世界中で私だけ忘れ去られているんじゃないだろうか、ってくらいどこからも誰からも連絡がこない。そんな状態。もう3日目。辛いんだけれど、ここまでくると初日よりは辛くない。開き直ってきた。朝と夜と同じリゾットを食べようが、適当に作った唐揚げが美味しくて嬉しかろうが、全部等価に流れていく気がする、つか流している。

この3か月間、他人と過ごし過ぎたのかもしれないね。でも、やっぱり連絡がないのはおかしい。おかしいから犬の散歩に行ってくる。

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子供っぽく叫んでもいいですか。

「無視するなよ。わざわざ調べたのに」

まるで機嫌取りしたみたいで、あほです。
おおらかに構えていよう、向こうから来るのを待っていようと思いつつ、結局私が謝って歩み寄ります。
だから、私はそういうキャラではないんです。
相手がぷんとそっぽを向いたら、むかついて、相手が平謝りするまで私もそっぽをむきつづけます。
無理して連絡してむかつかせなくていいです。
なんなのよ。


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